ましくふ~気ままに福島 見聞録~

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安積町牛庭に見る今の新安積疏水(郡山市)

2007-12-22 23:49:28 | 新安積疏水
新安積疏水は1941年度~1966年度(昭和16年度~41年度)の国営新安積土地改良事業及び、1970年度~1982年度(昭和45年度~57年度)の国営安積疏水土地改良事業で造成されました。そのうち昭和20年代に完成した新安積疏水は長年の年数の経過に伴い老朽化が著しいため、順次改修が続けられています。
新安積疏水仁井田幹線は三穂田町守屋で本線から分岐し安積町牛庭において安積疏水と交差する場所が2ヶ所あります。正に新旧一体の場所が存在します。


↑今回は、三穂田町森屋付近で分岐する新安積疏水仁井田幹線を訪ねる。


↑新安積疏水仁井田幹線は、東都郡山ゴルフ倶楽部南側を通り隧道となって流れていく。


↑地下を通る新安積疏水仁井田幹線は、三穂田町鍋山方面から流れてくる安積疏水と「県道郡山・矢吹線」手前で交差している。


↑新安積疏水仁井田幹線、隧道出口の向こう側に「県道郡山・矢吹線」が見える。


↑トンネル出口部分は低くなっている。通水時は水圧でちゃんと流れるのであろうか?


↑蛇行しながら続いていきます。


↑くぼみにある田んぼに現れる分水工。周りからは見えない。ロケーションといい、後ろの隧道といい、古さといい、とくかくカッコいい分水工!


↑上流を望む。右側の斜面のように四方がブラインドになっている。ここを初めて見た時、震えるほど喜びを感じました。


↑新安積疏水仁井田幹線はここで安積町田向方面と須賀川市仁井田方面へ分水している。右がこの先再度安積疏水と交差する幹線。前方が田向方面へ流れていく幹線。


↑安積町田向方面へ向かう隧道入り口。


↑田向側の隧道手前から振り返って分水工を望む。


↑安積町大谷地方面へ流れる幹線から分水工を望む。


↑クランクになり山沿いを流れていく。遠くには分水工が見える。


↑一度山を抜ける隧道に入る。左に水をくみ上げるポンプ室が見える。


↑冬季間は水のない隧道。


↑隧道内部も新しそうだ。


↑隧道から出てくる新安積疏水仁井田幹線。


↑民家の間を抜けて続いている新安積疏水。


↑振り返って上流を望む。


↑この先、地下にはいっていく新安積疏水仁井田幹線。


↑田んぼの中で現れた隧道入口。この先、以前交差した安積疏水と再び交差する。


↑民家の敷地にあるコンクリートの工作物。錆びているが鉄板の蓋が2つ付いてる。位置的に新安積疏水仁井田幹線が通っているのでは?(あららっ、荷物置き場になってます)


↑見えるのは「上の池」の横を通り過ぎてきた安積疏水。前方ドラムカンの地下あたりを新安積疏水仁井田幹線が通っている。


↑ちょうど交差するあたりの安積疏水。残念ながらゴミが多く、見てきた中で一番汚いヶ所です。


↑新安積疏水仁井田幹線の隧道出口。


↑ここもトンネル出口部分は低くなっている。本当に水は流れるのであろうか?


↑茂みにとけ込んだ用水路は西へ続いていく。


↑古い分水工があります。


↑蛇行しながら続いている。苔の生えた用水路は趣があります。


↑暗渠の蓋にたまった土砂に年月を感じます。


↑埋設の上はキレイにされている。


↑途中、農業用水の標識がある。上に「農」の文字が読みとれる。この先須賀川市仁井田へ流れていく。

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