…ってほど大げさなモンじゃありませんが。そして『探訪』と銘打つほど下準備したわけでもないので、むしろ「撮り逃げ」みたいなものか。
JR横須賀駅。階段の無い駅として有名。ホームの下り側に駅舎があって、矩形の一角が切り取られたところが、駅舎の正面です。色々と補強されたり近代化されてます。駅前がそのまま軍港に直結し、物資の輸送や兵隊の移動などに支障が無いよう階段を作らなかったとか。また海軍士官の家族は逗子に住み、その子女の教育のための学校が逗子の山奥に建てられた県立逗子高等学校(実は母校)だったとか、芥川龍之介が横須賀軍港で士官学校の教鞭をとっていて、その通勤の間の出来事を描いた短編小説があるとか、まぁ、そういうところです。
駅本屋の中に、ちょっと嬉しい一角が。
続いて
JR久里浜駅。横須賀線の終点。駅名板の両脇の白いところは、窓を埋めた痕。勿体ないと思うのだけど。
先日の衣笠駅と造りは一緒、ただ大きさが衣笠駅の3割増しくらいか。高い天井が開放的で、同じく駅本屋の中に駅務室という小箱が作られてます。駅を正面に見て左側が宿直室などの設備だと思う。全体の雰囲気は往時のままですが、屋根が葺き替えられていたりしています。また駅前には珍しく噴水があったのですが、今はその池もコンクリートで埋められてしまいました。
戦時中は弾薬庫がこの先にあって、さらに線路が伸びていました。子供のころ「米軍倉庫」と言われてましたが、実は米軍のではなく旧軍の倉庫でした。
久里浜には暗号解読のための施設(現在の陸上自衛隊通信学校)や、砲台の土塁があったり、ちゃんと探すと面白いものが見つかるようです。近所の山(々)は「マムシ山」とか言われてて、軍の施設に一般人が立ち入らないようマムシが放たれていたという話です。
横須賀駅を見た後にヴェルニー公園で。
戦艦「陸奥」搭載の46サンチ砲、船の科学館からの移設。
ふっくらスズメ。
かくれんぼ、尻尾が見えちょるw
by E-PL2 / OLYMPUS DIGITAL 14-150mm 1:4-5.6
スズメを撮ったときは「このレンズ持ってきて良かった」と思ったりしたり。
たまに通る道ですが、あんまり色々気にしたことがなくて、いつも「へェ~、そーなんだ!」って拝見しています。次に通る時にはすこし違った見方が出来るかもしれません^^
スズメ、こうやってしゃんと撮られた姿を見ると、なかなかカワイイですね~
地図を見ながら昔の道をたどるのも、実は好きなんです。
スズメは、きっと何かを期待して来たんでしょうね。ゆったりと構えていると、向こうも近くまで様子を見に来るんですw
知り合いの農家が「空飛ぶネズミ」と呼んでたり、動物園のクジャクの檻の説明板に「スズメ(中略)食べ物;クジャクの餌」と書かれたりしてますけど、まぁ、かわいいですから(ry