ダイヤコンペのBRS200って、1990年代のパーツなんですね。軽すぎて効きが悪く「車検対応用ブレーキ」という陰口をたたかれてましたが、レ・マイヨでは充分に目的を果たしてくれました。いや、10kgを超える本体重量と平均よりもやや(w)重いエンジンから生み出される運動エネルギーを、その辺で売ってる安いブレーキシューで見事に制御したところは、陰口が謂れの無い中傷だと思います。
フレームが1980年代のものということもあって、今回そのオリジナルの雰囲気に少しでも近付けたいと考え、いろいろ画像などを探して回って気づいたのは個人的に「1980年代はカオス」。自転車についていろいろ勉強し始めましたが、「レーサー」についてちゃんと考えているのは初めてかもしれない。今までは「それっぽいの」で妥協していて「走れればいい」くらいの感覚でしたが、詰め始めるときりがないし、それが面白くもあり辛くもあり、といった感じです。
で、最初に戻りまして。
年式相応と思われるブレーキを手に入れました。
グランコンペのブレーキ(詳細不明)。
ナットやアジャスターボルトに錆が出ていたので、真鍮ブラシでコシコシ、その後摺動部にグリスをうっすらと塗って装着待ち。
ワイヤーはボルトを貫通して止めるタイプ。
ブレーキレバーは以前使っていたグランコンペの上出し。
あとはバーテープを巻くだけ。グランコンペのブレーキシューもあるからほぼ完ぺき。
ただ、'90年代パーツを組み付けても違和感を感じない配色は、ここまでの悩み事をすべて無に帰しているようにしか思えない。フレームがたとえどんな色でも単色だったらここまで悩むことは無かったような気がしますね。
このまま'80年代テイストを追求するなら、レバーパッドはアメ色でバーテープは黒、という路線が濃厚です。
…それとペダルはアーバンプラットフォームよりはシルヴァン・ロードのほうがマッチしそう。
ペダルはとりあえずMKSアーバンプラットホーム(かエスクォーツ102)ですね。
PP65が「一番近代的な装備」になりそうw
ペダルは三ヶ島or極東のロードペダルでwww