中川ワニ珈琲∞アトリエ

中川ワニ珈琲に関連するお知らせや日記

ワニビーカーが出来るまで

2016年09月18日 | 日記
“とにかく、おいしい珈琲が飲みたい”の本の表紙に使った私のお手製で作ったワニビーカーを見たお客様が、同じものが欲しいとお電話くださったのが始まりでした。

「アンティークのビーカーにスタンプで押したものなので、いつか消えてしまうものです、商品では無いのです」

ご連絡くださる方々にお返事をさせて頂いてました。
1人、2人、3人と日にちを追うごとにお問い合わせがあり不思議な感覚になりました。
本を見てくださった方で、わざわざお電話下さることが私にはとてもありがたく、また、その気持ちを“行動力”に移すことが出来る人が素晴らしいと思い

「何とか作れないか?」

という気持ちが芽生えました。ご連絡くださる方が

「いつか、出来た時買います。連絡ください。」
「出来るまで待つので、焦らずゆっくり作って下さい」

などと最後にはおっしゃってくださることが、

「自分達で作れるかな?」

私の背中を最後に一押して貰った気がします。
そこから一緒にビーカーを作ってくださる職人さん探しになりました。思えば、

何もわからない私が突然現れて

「ビーカーが作りたい!ワニの柄で‼︎…」

と、あーじゃこうじゃと伝えるのだから、さぞかし驚かれたと思います。でも、それが私達の長いビーカーの道のりの始まりで、いろんなことを乗り越えて今を乗り越えて来ました。

どうしたら同じものが作れるか?

実際のビーカーを送ったり、色をどうするか出来るだけ同じものが作れるかと相談にのってもらいました。

その技術は私もプロの方も作って見なければわからない難しさともう2度と作ることのできないものとなりました。最後まで根気強くお付き合い頂きました皆様と職人さん達に深く感謝致します。

限定販売のご注文を受け付けました際のお客様全ての手元にビーカーが全て発送出来ました。

一時は皆んなが驚く自体もありましたが
それでも多くのお客様方の温かい対応とビーカーを作ってくださった職人さん達のプロとしての役割。作る人、使う人と両者の気持ちがひとつの形になれたからここまでこれたと思います。

ご予約頂いたお客様全てにお送りをしたのですが何かの手違いで届いていないお客様がおられたましたら大変お手数ですがご連絡下さい。

私はお金というものはとても大切なものと思っています。一生懸命働いて自分が生きていく為に誰もが頑張っているのです。その大切なお金を使って頂いて、珈琲を楽しむ道具といてワニビーカーを買って頂けたことを心より感謝致します。

最後に、ご購入頂いたお客様からいろんな感想やお手紙を頂いております。手拭きの職人さんへの感想や今度は1人用が出来ないか?女の人でも持ちやすい持ちごちが作れないか?

その言葉がまた…

「メラメラと作られば!」

と、今度は使う人の“使い心地”により寄り添う試作を重ね続けています。ゆっくり確実に進んでいます!
是非楽しみにお待ちください。

中川ワニ珈琲珍ビーカー物語⁉︎新たなお話が続いています。



「AL Tokyoにて、手煎り珈琲焙煎教室」

2016年09月13日 | イベント告知
大変お待たせいたしまし!
2ヶ月に1回の定期教室を代官山にあるALさんでずっとさせて頂いているハズの『中川ワニ珈琲教室』が戻ってまいりました。

次回はハイブリットアジアをテーマにして今自分が考える珈琲を皆さまと共有できる様にと焙煎人は旅に出て、回り回って10月に開催となりました。

いつもご参加して下さってるお客様、また中川ワニ珈琲教室にちょっとご興味を持って下さってるお客様、長々とお待たせ致しましたが是非ご参加下さいませ。焙煎人からのコメントと詳しく明細が

http://al-tokyo.blogspot.jp/2016/09/10.html

にて告知されてます。良かったら見てみて下さいませ。

日程

10月1日(土)
昼 11:00~14:00
夜 16:00~19:00

内容
手煎り珈琲焙煎と珈琲教室

気がつけば当たり前の様に暮らしの中にある珈琲。インドネシア産の「謎のおいしい」を追い求めた生豆を使って「自分のおいしい」を焙煎していただきます。

・珈琲ってどうしてできるの?
・いつも手煎り焙煎してるけどコツがわからない
・私でも出来るかな?

考えるより産むがやすし、是非一緒体験して下さいませ。

お問い合わせはALまでご連絡下さいませ。

件名に 「中川ワニの珈琲教室10月 」 と必ず記載し、ご希望の時間帯 (昼11:00~/夜16:00~のどちらか)、お名前、連絡のつきやすい御連絡先(携帯番号など)を明記の上 yoyaku@al-tokyo.jpまでメールにてお申し込みください。追って確認のメールが届きます。

淹れる人の数だけ珈琲の味が異なる様に
焙煎する人によってまた、味が異なります。
詳しく焙煎方法は“とにかく、おいしい珈琲が飲みたい”に書かせて頂いてる方法を一緒にしていただけます。本をお持ちの方は是非参考にお持ちくださいませ。

どんな味が出来上がるか、今からとても楽しみです。