覚えやすく、そして、忘れない記憶のしかたであればこそ、
緊急の時に、自然に発揮できるのですよね。
う~ん。
古都、京都は、いつの時代も先進の担い手なのかもしれません。
「へ」理屈を捏ねる首都、東京都には、1000年経っても会得できない先人の知恵遺伝子が、これから寒さが厳しくなる古都に引き継がれていますね。
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心肺蘇生法の「替え歌体操」考案 伏見消防署醍醐分署
心肺蘇生(そせい)法を分かりやすく伝えようと、京都市伏見区の伏見消防署醍醐分署の署員がこのほど、耳と体の動きで手順を覚える「替え歌体操」を完成させた。人工呼吸から心臓マッサージに至る一連の動きを、歌詞を口ずさみながら体で表現する。管内の防災訓練で住民への浸透を図る。
心肺蘇生法は、呼吸や心臓の鼓動が止まって倒れている人を救うために行う。しかし、「気道の確保」や「鼻をつまむ」といった細かい動作も加わって、市民から「話を聞いたり説明文を読むだけでは、手順が複雑で忘れやすい」との声があったという。このため、有志の署員六人が8月から2カ月半かけて、体操を考案した。
替え歌は、多くの人におなじみの「うさぎとかめ」のメロディーにのせて、蘇生法の手順を表した。
1番は、「もしもし助けと電話です〈周りに助けを呼んで119番通報を頼む〉/額に手をあて首後ろ/そらせば空気が入ります〈気道確保〉/次におなかに手をあてて」。
2番は「息の確認〈人工呼吸前に行う〉/鼻つまみ/深呼吸2回ふーふー〈息を吹き込む〉/胸に手をあて手で待った/指をからませ下ろします〈心臓マッサージを行う〉」という歌詞だ。
振り付けは、〈助けを呼ぶ〉〈気道確保〉〈心臓マッサージ〉などの手順に対応して、「両手をあげて左右に振る」「首を後ろに反らせる」「両手を突き出して待ったのポーズをとり、指を絡ませる」と動かす。
体操の発案者の西田義郎消防司令補(46)は「限られた文字数の歌詞の中で各手順を表現するのが難しかった。身近な人を助ける心肺蘇生法を覚える手がかりにしてほしい」と話している。
(京都新聞) - 11月17日
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