良寛が山形に来た痕跡は、二回程あるみたいです。一度は、酒田に来ているのですが、その際の山形県内での経路が二通り考えられ、どちらなのかはっきりしていません。その道すがら玉川寺という寺に立ち寄ったということですが、その名の寺が、今の小国町と羽黒町の二ヶ所あるのです。そのどちらも、曹洞宗の寺なのです。そのどちらかが特定されると、その山形での道程がわかりますが、羽黒町の方の寺の住職に直接聞くに、今もって、両寺で連絡と取り合っても、特定できないとのこと。今度、小国町の方にも、行って確かめてみたいと思っているところです。
また、米沢を歩いたという歌の記録があるそうですが、これも調べてみたいと思っています。このように、良寛は、まだまだわからないところがあり、また、史跡を追って、想像して行く楽しみもあるというものです。
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