すまいる通信

「すまいる」は我が社の命名に含ませたテーゼ。そして、日々の暮らしのヒントそして随想を配信していければと思います。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

岩波

2005-07-26 10:47:12 | Weblog

 山形市の東部に「新奥の細道」の観光コースとして、「やきものと伝説とせせらぎのみち」が、設定されていますが、その終点が、岩波地区になっています。そこに古い由緒の「石行寺」があります。平安期に栄えた滝山寺の表参道に位置し、その根拠地になって栄えたとされ、古代に行基菩薩が創建し、慈覚大師が中興したと、伝えられています。この寺に、寺宝「大般若経」があり、南北朝時代の世相を語っているそうです。この名刹の奥に、観音堂があります。写真で見るように質素な感じで、中に「十一面観音」を奉っており、最上三十三観音の第7番札所になっています。
 現在、この地の近くに西蔵王高原へのドライブロードが作られ、東北芸術大学が建立され、辺りが大分開発されてきており、この伝説の場所は旧街道に面している状況ですが、逆に、静けさを保ったままの感じになっています。山形市街地近郊の美しさの魅力を引き立たせています。
コメント

林泉寺

2005-07-21 12:05:09 | Weblog

 米沢市、山形大学工学部の西隣に「春日山 林泉寺」があります。上杉家が、新潟の直江津からこの地に移封される際に、移動させたものです。曹洞宗の名刹で知られています。写真はこの寺の正門で、市街地にあった竹俣家老の門を移したものです。上杉鷹山公がくぐられたという由緒あるもので、かつて、かやぶき屋根でしたが、今は改修されていました。この門を過ぎ、その奥が上杉家の墓地になっていますが、又その奥に、直江兼継の見事な墓跡があります。
 この禅寺では、毎週日曜日の朝6時から、鐘の音と共に、座禅会が欠かさず行われます。辺りが静かな中、熱心な禅者が瞑想に入っている様子は、圧巻です。
コメント

伊達輝宗

2005-07-13 18:35:50 | Weblog

 山形県南部を占める置賜盆地のほぼ中央、高畠町の夏刈という地名の所に、写真で見る貴重な遺跡が、あります。伊達家16代藩主「輝宗」の墓です。彼は、後世名を残す、「伊達政宗」の父です。伊達家は、元来、この高畠を根城に、勢力を伸ばし、その後、米沢に城を移し、やがて仙台の街を築き上げました。政宗は、米沢から仙台に移るときに、輪王寺始め、街全体を移したといわれるくらいの、エゴイストで知られますが、父の墓を、持っていかなかったのが、何か変に思われます。何年か前、NHKの大河ドラマ「伊達政宗」で、この輝宗役に北大路欣也が演じて、全国で一時有名になったことが、ありました。そのときは、この墓地を訪れる人も多く、花束が飾っていた位でした。久しぶりに訪れた同地は、辺りがひっそりと静かなまま、人知れず佇んでいました。
コメント

松尾山

2005-07-08 13:24:56 | Weblog

 山形市のシンボルともいえる蔵王の山。その蔵王権現詣道の入り口に、松尾川が流れていますが、その麓深くに「旧松應寺 観音堂」があります。最上三十三観音の第9番の札所、「松尾山」です。写真で見るように茅ぶき屋根が、あたりの風景に溶け込んでいる様子で、霊場の雰囲気を漂わせています。室町時代後期に建てられたといわれ、江戸初期の参詣者の墨書が残っているそうです。人知れず建つ、大切な文化遺産です。
コメント (1)

モダン・ゴルフ

2005-07-06 19:06:05 | Weblog

 間もなく、全英オープンが始まります。帝王「ジャック、ニクラウス」が、最後の花道として出場をするそうです。歴代メジャー18勝を誇る帝王の最後の勇姿になるということです。
 ゴルフの歴史に名をとどめている名手に、「ベン、ホーガン」がいます。彼は、「モダン、ゴルフ」という本を残しています。現代のゴルフレッスン書の中で、バイブルと称せられているものです。どんな世界でも、バイブルといわれるその道の指南書があります。この書も、その名に恥じない内容を持っており、今に氾濫するゴルフ書は、この本の焼き直しだとまで、言われています。ロングセラーのこの書に、最近、塩谷紘氏による新訳が出ていました。さっそく読んでみましたが、そのゴルフ理論の解明は、増々、核心を捉えたものになっているように、思えました。
コメント

唐松観音

2005-07-05 17:05:11 | Weblog
 写真は、深緑の木立に囲まれ建つ「唐松観音」です。かつての笹谷街道の近く、古くから霊場として知られ、最上三十三観音の第5番札所にもなっています。平安の昔、炭焼藤太と豊丸姫との恋仲夫婦、その子といわれ、義経に仕えた金売吉次の伝説が残っている所です。昔から信仰を集め、京の清水の舞台を模して作られたといいます。
 あたり一面、初夏の香り。やがて、秋の「芋煮会」のシーズンになると、近年、その会場も、馬見ガ崎川をさかのぼって、この近辺にまで来るようになっています。唐松山のこの辺りは、風光明媚、人気ある憩いのスポットです。
コメント

マーラー

2005-07-02 11:04:00 | Weblog
 グスタフ、マーラーという作曲家がいます。彼は、九曲の交響曲を、作りました。その第5番は、現代風で、いろんなところでバックグラウンドミュージックとして、使われているので、どこかで聞いた覚えがあると思います。又、その第1番は、「巨人」という名がつけられています。その名は、自分のことを表現していると言っている如く、自伝的要素を持つ曲です。その第3楽章は、名曲の誉れ高いものです。第2番と第4番には、コーラスを、シンフォニーの中にとりいれ、斬新で深い曲想で、我々を惹きつけます。彼は、ユダヤ人なるが故、第2次大戦中は、不当なる境遇扱いをされていましたが、彼の曲群の素晴らしさは、現代に、見事に蘇っています。
 彼は、第9番の曲を作ることに、躊躇しました。ベートーベンなどが、その第9番を作曲して、亡くなっているからで、彼は、死と言うものを非常に恐れ、嫌ったといいます。でも彼は、9番を作りました。それは、大変な名曲となって遺されました。だが、運命のいたずらか、その後、急いで、第10番の作曲に取り掛かりましたが、途中で世を去ってしまいました。その曲は、未完としてのこっています。このような、エピソードを今に伝えている、マーラーの曲ですが、灼燃として、今に輝き、我々に感動を与え続けています。
コメント