横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

某こども園新築工事 その3 ~鉄骨製品検査~

2021年09月03日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

今監理をしている某こども園の鉄骨製品検査についてご紹介します。

今回の物件は重量鉄骨造で設計をしているため、鉄骨工事があります。
鉄骨工事がある場合に必ず行う検査のひとつとして鉄骨製品検査があります。
鉄骨製品検査とは鉄骨加工している工場に監理者・施工者が伺い設計図書の要求品質を満たしているか確認する目的で行います。
検査内容としては大きく分けて寸法検査、溶接外観検査、超音波探傷試験の3つを行います。
柱・梁の長さ・厚み、ボルト孔の位置と径、ガセットプレートやスチフナー類の取付位置、H型鋼のフランジ耳切の位置・サイズ、胴縁取付けピースの取付位置などをチェックします。


▲工場内の様子


▲ジョイント部の確認


▲梁長さの確認


▲溶接部の超音波探傷試験

この検査完了後には、錆止め塗装が塗られてしまい傷などが分からなくなってしまいます。
また現場に鉄骨が運ばれてきてからでは部材の変更は容易ではないため、工場内での製品検査が大事になってきます。

 

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〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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A保育園の監理日記 その3

2020年08月03日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

A保育園の進捗報告です。

今回の建物は鉄骨構造です。
6月某日 鉄骨工場に製品検査に行ってきました。
                 工場で製作された鉄骨のサイズ、欠陥の有無の自主検査など確認します。

▲工場内の様子

7月 いよいよ建て方です。
    約2週間かけて鉄骨を組んでいきます。
    敷地が狭いので、道路にクレーンを設置して吊り込みます。

▲建て方の様子

7月某日 軸組完了の中間検査を受検しました。

▲建て方完了時の外観


▲建て方完了時の内部の様子

床のコンクリート打設も終わり、7月末 外壁のALC工事中です。

▲外壁設置後の内部の様子

まだ上階のALC工事は続いてます。
建物は、国道からみるとかなりの存在感です。
仕上がりが楽しみです

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山下ふ頭にガンダム?!

2020年05月01日 | 展覧会・アート・本

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

現在コロナウィルスの緊急事態宣言により外出自粛の日々が続いていますが、先日、山下公園まで自転車を走らせ行ってきました。
ふと、山下ふ頭のほうを見ると何やらガンダムファクトリーと書かれたガンダムカラーの建物ができていました。

2020年の夏に山下ふ頭に実物大の動くガンダムが出現するそうです。
GANDAM FACTORY YOKOHAMA

▲ 「GANDAM FACTORY YOKOHAMA」
左側の鉄骨フレーム内に実物大ガンダムが格納されるようです。
もういるのかな・・・?

18Mの実物大とされるガンダムが鉄骨フレーム内に格納され、実際に動くところも上から横から間近に見ることができるそうです。
個人的にガンダムが大好きなわけではないですが、18Mの実物大の動くガンダムを開発し、展示するまでのプロセスは気になるところです。

このようなイベントに出かけられるような日常に戻ることができるよう早くコロナウィルスが落ち着きますように。


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タイカピン

2020年02月10日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

先日入ったカフェにて天井を仕上げをせず、そのままにしていました。建物自体は鉄骨造で梁や野地板を露出させた、お店です。そこで見かけたのが梁の耐火被覆に刺さるタイカピンです。これは色によって耐火被覆の厚さが分かります。タイカピンには色がついており、青が25mm、緑45mm、赤60mm、薄茶65mmとなっており工事監理する際に確認することができます。このカフェの耐火被覆はタイカピンが青ですので厚さ25mmになっているようです。意匠として見せる場合にタイカピンを残すべきかどうかの判断は難しいですが、気にしなければ見えてきませんが、一度目につくとかなりの量の耐火ピンがあることに気付かされます。


▲全体で視ると、それほどではありませんが・・・。


▲一度目に付くと、結構目立ちます。

 

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研修旅行2019 ~エレテギア・リボンチャペル @広島県尾道市~

2019年12月17日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

今年の研修旅行で広島県尾道市・福山市に行ってきました。
今回私がご紹介する建築はエレテギアとリボンチャペルです。

エレテギア
設計:中村拓志 氏
構造:木造+鉄骨造 ハイブリット構造
竣工:2015年

リボンチャペル
設計:中村拓志 氏
構造:鉄骨造 免振構造
竣工:2014年


広島尾道のリゾートホテルベラビスタ境ガ浜にありブライダル施設として
利用されている建物になります。
事前に連絡を行い敷地内での撮影許可を頂き見ることが出来ました。
朝からの見学だったため利用者もおらず、景色と素敵な建物外観を見ることが出来ました。


▲正面:エレテギア、右側:リボンチャペル


▲敷地内からの景色 高台にある場所のため山、海と見渡せます。


▲エレテギア
柱を細い鉄骨とし全面をガラス張りにしていることで屋内・屋外を感じさせない開放的な建物になっていました。


▲エレテギア天井・屋根
複数の垂木を束ね小屋組みとし、屋根は木のへぎ板葺きとなっています。
鉄骨とガラスで無機質的になりがちなところに、うまく木を合わせることで有機的になり廻りの景色にうまく溶け込んでいると感じました。


▲リボンチャペル 建物の外観ととてもあっているネーミングですね。


▲リボンチャペル裏側 両側に階段が両方から登って頂上で会うことが出来ます


▲実際に登らせて頂くことが出来ました。建物頂上から景色も最高でした!
ぜひ実際に訪れて見て頂きたいです。

時期的に紅葉も見ることができ良かったです。夕暮れ、夕日のタイミングでもとれも綺麗だと思います。

 

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研修旅行2019 ~神勝寺 禅と庭のミュージアム 松堂、洸庭 @広島県福山市~

2019年12月09日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

本日も先日研修旅行で訪れた、神勝寺境内にある、洸庭と松庵をご紹介させていただきます。
総門から境内へ入ると左手に三角形の帽子をかぶったような建物「松堂」(寺務所+展示スペース)が見えて来ます。
設計は藤森照信氏。屋根は手曲げ銅板で葺き、外壁は土壁塗、内壁は漆喰塗りになっています。


▲屋根のてっぺんにはアカマツが植えられています。


▲外廊下部分、土壁塗り


▲内部は構造材表しの漆喰塗り


▲展示スペースには松堂の模型が展示されています


▲こちらは洸庭の模型


▲ベントキャップにも土壁が塗られています

洸庭は、彫刻家の名和晃平(なわこうへい)氏が率いるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」が企画、設計。
地面には錆石が敷き詰められていて、その上に舟型の巨大パビリオンが建っています。「この寺が造船にゆかりのあることから、舟をイメージして作られたそうです」
外部の仕上はサワラ材の板張り。柿(こけら)葺き、内部は多意匠装飾仕上塗やリシンの掻き落し等になっています。


▲この橋を渡って洸庭に向かいます。


▲ちょうど紅葉の時期でした


▲サワラの杮葺き、想像を絶する作業がうかがえます


▲柱は鉄骨の柱にリシン掻き落し仕上げ

洸庭については現実離れした世界観を感じました。内部のアート体験については、訪れて体験してみてください。



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横浜市新庁舎

2019年08月21日 | 建築ニュース

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。


昨年の今頃横浜市の新庁舎の工事見学をさせて頂きました。
そのころは下記写真のように鉄骨を立上げ、地下工事と地上工事を同時に進めているところでした。


▲平成30年8月頃の工事現場の様子(横浜市HPより)

1年たった今では下記写真のように外観はほぼ出来上がり、内装工事、外構工事が行われているようです。


▲令和元年6月頃の工事現場の様子(横浜市HPより)

新庁舎の工事進捗の状況や施工方法などは横浜市HPで見ることが出来ます。
私どもは横浜市の仕事が多く庁舎へは行く機会が多いので出来上がりが楽しみです。
新庁舎の開庁予定は令和2年6月頃のようです。

 

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平塚市庁舎

2019年07月16日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。 神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

平塚市の仕事をいただき平塚市役所へ行くことが増えてきました。
新庁舎は地上8階・地下2階建てで免震構造の鉄骨鉄筋コンクリート造です。一期工事が26年5月に完成し二期工事で既存庁舎を解体して庁舎と駐車場棟などを建設し平成30年にグランドオープンとなりました。以前仕事で行っていた時は慣れていた旧庁舎に行っていましたので、気軽にというのは変ですが新庁舎に行くと緊張感があります。先日、行った際には建築指導課等やまちづくり政策課等、顔見知りの職員さんでもいれば挨拶をと思いましたが残念ながらいらっしゃいませんでした。


▲バルコニー部分はプレキャストコンクリートを使い工期の短縮を図ったと 工事中に職員さんにうかがった記憶があります。


▲玄関横の多目的ホール。平塚だけに七夕飾りが飾られています。


▲免震構造ですので、大地震時には建物が横に動く事の説明が記されています。

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高力ボルト(ハイテンションボルト)不足問題

2019年04月25日 | 建築ニュース

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

今、日本全国で問題になっているのが、鉄骨造で使用する高力ボルトが不足していることです。
日経新聞記事
昨年(2018年)後半頃から顕在化してきて、今年(2019年)になって落ち着くどころが深刻化しています。
ボルトの入荷が6か月待ち、ボルトが調達できずに建設中止などが出始めているそうです。
弊社でも現在鉄骨造で設計を進めている計画をRC造に切り替えるべきか、判断を迫られています。

不足の理由として、
1.国内ボルトメーカーの生産能力が合計で月間1万トンほどで、需要に追い付かない
2.ボルトに利用する引張強度の高い特殊鋼線材が、好調の自動車部品との取り合いになっている
3.オリンピックに向けた建設需要の高騰
4.ここ十数年の需要減で生産企業の撤退による生産力の低下


▲鉄骨の接合部で使用する高力ボルト(ハイテンションボルト)

過去には、
2010年ごろの断熱材グラスウール不足(住宅エコポイントによる需要増)
2011年ごろの合板不足(震災による東北の合板加工工場の操業停止)
がありましたが、代替品、代替地域によるリカバリーがありました。
今回の高力ボルトの代替品としては、韓国産のJIS規格のボルトがあるようですが使用すべきか悩みどころです。

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テナントを利用した保育園

2019年04月23日 | 保育園の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

昨年度、今年度とテナントを利用した保育園の設計依頼が多くあります。
最近では企業主導型保育園や法整備(用途変更の緩和)などが進みつつあり
小規模な認可保育園の開園がしやすい状況になってきたと感じております。

ただし、注意が必要な部分もあります。
既存建物内に保育園を設ける場合、既存建物の検査済証があるかどうかが重要になります。
避難経路が確保する必要があるため基本的には1階2階のテナント利用を考えた方が良いです。
2階の場合には避難できる階段が2以上あるかどうかの確認が必要です。

↓弊社で手掛けたテナント利用した保育園例です。


▲Before 鉄骨造1階のテナントを利用


▲After①


▲After②


▲Before RC造1階を利用 検査済証がなく建物調査を行い検済ありまで引上げて計画


▲After

 新築園、分園、建替えによる仮設園舎などご希望用途は様々です。

 

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T保育園内装工事、P保育園内装工事  完成しました

2019年04月12日 | 竣工!

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

新しい年度が始まり生活が変化した方も年度前と生活が同じ方も、一度気持ちが
切り替わり、そろそろ落ち着いてくる頃ではないでしょうか?

2月に内装工事の進捗をブログに投稿していた現場、T保育園とP保育園。
この春無事に、開園をむかえることができました。


▲P保育園 正面玄関

P保育園は1階~3階が店舗・事務所、4~9階が住戸ビルの鉄骨造1階になります。


▲P保育園 収納


▲P保育園 左から幼児トイレ・幼児~大人が使用する手洗い場所・調理室


▲T保育園 保育室からみた調理室(小屋に見立てました)

T保育園は1階が保育園、2階が美容院の木造2階建てです。


▲T保育園 優しい色で多色使いのロールスクリーンは保育園の名前に由来しています

T保育園、P保育園 開園おめでとうございます!


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神奈川県内某保育園新築工事 躯体工事~内装工事

2019年02月28日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の井下です。

神奈川県内某保育園新築工事について、ここまでの経過をお伝えします。
(前回の経過報告、躯体工事についてはこちら
(前々回の経過報告、土工事・基礎工事については
こちら



▲勾配屋根スラブの配筋


▲アルミサッシの取付。このサッシはフルオープンになります。


▲軽量鉄骨下地、空調機器設置。天井にレベル差をつけて横から吹き出します。


▲断熱材吹付。2階の保育室は、屋根なりの勾配天井で大空間になります。

1月末に上棟しました。
2月からは内装工事に入っています。
4月末竣工に向けて順調に進んでいます。


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研修旅行(かわらミュージアム@滋賀県近江八幡市)

2018年11月19日 | 建築旅行・建築巡り

 

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

先週、研修旅行で滋賀県守山市~彦根市の間の建築を見学してきました。
その中で近江八幡市多賀町にある、かわらミュージアムを紹介です。
設計は出江寛/出江建築事務所 木造二階建一部鉄骨構造。
「伝統的建造物群保存地区」の瓦工場跡地に建設された施設になります。
八幡掘など付近の景観にも溶け込んだミュージアムです。


▲八幡掘りからの外観

内観は和の部分であったり近代的であったり素材については色々なものが
使われていました。エントランスホールの部分はコールテン鋼、アルミなどが
天井にはスレート波板が使われたりしていて設計者の意図する、現代の材料との
調和が示されていました。


▲エントランスホール コールテン鋼、アルミと瓦、漆喰など新旧の材料の調和


▲梁と天井のスレート波板

設計をされた出江氏の作品で岡山にある朧月夜の家も一度、機会があれば
見てみたい建物です。

同じ地区にある旧西川家住宅です。昭和58年1月に国の重要文化財に指定され
昭和60年10月より33ヶ月の工期を経て改修されました。
軒高が押えられ通りに面した2階の窓は低く作られており、通りを見下ろせない
ような作りになっています。庭はきれいに整備されていました。


▲通り土間から通り

通り土間を抜けた先にある土蔵は珍しい3階建でした。


▲3階建て土蔵



▲分かりづらいですが、柱が改修の際、継がれています。

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鉄骨製品検査

2018年11月07日 | 工事監理

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。

今監理を行っている現場で使う鉄骨の製品検査に行ってきました。
製品検査とは鉄骨が造られている工場に行き設計図通りの寸法で造られて
いるか、鉄骨に傷・損傷がないか、しっかりとした溶接がなされているかを
確認する検査になります。

 
▲鉄骨は現場に運べるサイズに分割して造られています。


▲設計図書のサイズと違いがないかスケールであたり確認します。


▲超音波探傷検査 傷・損傷がないか確認します。
傷があると左の計器の棒グラフのようなものが上がり傷の深さなどが分かります。
許容値内のものなのか、補修がいるものなのか数値を見ながら判断をしていきます。

鉄骨は今オリンピック需要や災害による影響で材料の確保が難しくなってきています。
鉄骨造で建物を造る際には、しっかりとした工程管理を行い早めの発注が必要です。

 

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木造建築

2018年07月30日 | 木造・木質化の設計

おはようございます。

神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

このところ、行政などでも施設を建設する際に木質化を推奨しています。
ただし、木造建築物や木質化建築ではRC造や鉄骨造に比べて劣化への
注意が必要になってくると思います。

木材の劣化の劣化の表れやすい条件としては、
・木材が土に接する部分
・木材が雨ざらしになっている部分
・常に水がかかる部分
・湿度の高い部分
・通風の悪い部分

などがあげられると思います。列挙してみますと実際に建物を計画する際に
心掛ける事によりある程度は防ぐことができそうです。

設計、建築の部分で劣化について設計、工事を行ない、施設の運営者
住居の住まい手の方々に定期的な点検をお願いをする事になります。
この定期的な点検については、RC造、鉄骨造、木造等どの構造に
ついても必要不可欠なものになります。


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