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コピーライター思考

コピーライターを目指す人のために、コピーライター思考を身につける方法を公開するブログです。

本質をとらえてコピーを書く

2013年08月13日 | コピーの公式

本質とは何でしょうか?

 

あなたの前にコーヒーカップがあるとします。

取っ手はどこについているでしょうか?

右側?

それとも左側?

もしくは手前?

奥?

 

答えは、『外側』です。

これが本質です。

物事の本質をとらえると、多くの人が「なるほど、その通りだ」と感じられるキャッチコピーを書けるようになります。

 

第5回キャッチコピーコンテストの締め切りは間もなくです。

奮ってご応募ください。

 


声に出して読みたい広告コピー

2012年09月22日 | コピーの公式
誰にでも印象に残っているコピーがあると思いますが、どんなものがあるでしょうか。


不思議、大好き。

目の付けどころがシャープでしょ。

そうだ 京都、行こう。

好きだから、あげる。

ココロも満タンに

一瞬も 一生も 美しく



人によって様々なコピーが印象に残っていると思いますが、深く、そして長く印象に残るコピーにはいくつかの共通点があります。

その1つに「気持ちの良い音」があります。

思わず口にしてしまうようなコピーは、語呂が良く、日本人好みの音節によって構成されています。


自分で書いたコピーがそうなっているかを確認する方法は、声に出して読み上げることです。

声に出して読むと、文字で書いたときと違った印象を受けることでしょう。
ぜひ、試してみてください。


ポイント

声に出して読み、気持ち良く聞こえるか


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「何のために」「誰に」

2012年07月26日 | コピーの公式
前回の記事ではキャッチコピーの基本は、「何を言うか」+「どう表現するか」であるという話をしましたが、コピーを考える際には「何のために」や「誰に」を考えることも大切です。

これは広告戦略を立てる際のベースになります。

「何のために」は目的ですね。
「商品を買ってもらう」「サービスを利用してもらう」ことが広告機能の原点ですが、
細分化すると「知名度を上げる」「差別化をする」「好きになってもらう」「会員になってもらう」など、様々な目的があります。


「誰に」とはターゲットですね。
シニア向けの商品の広告には、その年代の人たちの心に響くような広告をつくる必要があります。

「何のために」「誰に」ということを考えるだけでも、コピーを書く幅はぐんと広がります。

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「何を言うか」+「どう表現するか」=キャッチコピー

2012年07月25日 | コピーの公式
「何を言うか」+「どう表現するか」=キャッチコピー


コピーを数式で表すと、こんなイメージです。

「何を言うか」がコピーの核心であり、「どう表現するか」はテクニック的なことです。

「何を言うか」とは、
価格の安さを言う。
商品のベネフィットを言う。
他にはない特徴を言う。
などといったことで、

「どう表現するか」は、

肯定文で表現する。
疑問を投げかける。
話し言葉で表現する。
商品を販売する会社の立場で表現する。
消費者を主語にして表現する。
つぶやくように表現する。
シチュエーションを設定して会話のように表現する。
などといったことです。


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大胆に短くするとコピーになる。

2012年07月23日 | コピーの公式
キャッチコピーは、なるべく短い文章が理想です。なぜなら「広告は読まれない」のが前提だからです。

一目で理解することができ、人目を惹きやすい短い文章であることがキャッチコピーの基本です。
別の言い方をすると、キャッチコピーづくりは不要な要素を削っていく作業です。


たとえば、通信教育のキャッチコピーをつくるとするとしますね。

まずは、通信教育の良さや利用者のベネフィットなどを思いつく限り、書き出してみましょう。


「資格取得を目指したり、技能を身につけてあなたの才能を開花させましょう。就職や転職に有利ですし、独立開業だって夢ではありません。今からだって遅くはありません。興味を持ったその時がチャンスです。さあ、一花咲かせてみましょう。」


ここから不要なものをそぎ落とし、短いフレーズにしてみると……

「才能を開花させましょう」

「興味を持ったその時がチャンス」

「さあ、一花咲かせましょう」

などというキャッチコピーが出来上がります。


しかし、まだ長いですね。


「咲かせましょう」


ちょっと弱い感じがしますので、力強さを持たせたいですね。


「咲かせよう」


と、こんな感じです。



「きょうのコピーの公式」

大胆に短くする。



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