
バンシの仕込みをしていた。
以前はよく どこで買っているのですか~とかいわれたけど・・・
まぁそんな事はどうでもいい
モンゴルの料理 一品一品が モンゴル留学生との思い出
ちょいとこの前 バンシに関するエピソードと出合った。
それは サウガゲレル氏と共に岐阜和良川で 子ども達(約30人)とモンゴル体験
伝統音楽・モンゴル料理!に参加していた時のことだった
モンゴル料理の体験調理実習
その日の夕食はバンシタイツァイでした
生地から子ども達にこねてもらい
もちろん 具材も全て切りそろえてもらう
私はただ こねた生地を小さく伸ばし混ぜた具材を包んでね!
一つ バンシを包んで見せただけ・・・
あれをしなさい これをしなさい なんて事はいわない
だって
バンシの思い出(十数年前)
モンゴル留学生との私のバンシの思い出はそんなんだったから
麺棒ないよ~
あぁ~すりこぎつかったら・・・鍋のもち手ごげて抜けたらからそれ使って
大きさは~
もう包む 包む
大きすぎるよボーズになっちゃう
日曜の昼ごろ 4・5人であつまり みんなで作った
誰が何をするのか?決めない 黙っていても調理が始まると
それぞれがそれぞれの役割を見つけ
ワイワイ・話しながらつくる行程を楽しんだ
今夜の岐阜での子ども達との調理実習もそのようにした
何にも指示しない・・・役割は全て子ども任せ
生地をこねてる子ども 肉を切り分ける子ども 生地を伸ばす子ども 包む子ども
麺棒はもちろん!2本だけ! 子どもは手を使い器用に薄く延ばしていた
その場で臨機応変に考え対応する
トラブルにあった時のモンゴル人の決断力・判断力・実行力の速さを疑似体験・感じてくれてたら嬉しいいなぁ
そして無事にできあがった バンシタイツァイ
???生地の量と具材の量はあわせたはずなんだけど
具材がのこっていた^^;(別の料理に転用した)
モリンホール奏者のバトスレン氏が食べにきたとき
鍋からすくって入れたバンシタイツァイ
その中に入っていた バンシ!
一口食べて 笑い出した
彼の子どもの頃のエピソードを語りだした
【子どもの頃 作ったバンシもこんな感じでした。いたずら心で当たりとはずれをつくた。はずれは中身無しの粉団子】
【いま その粉団子にあたりました。】
入れ歯のおじいさんがたべると入れ歯が取れるんだよね
なんて 笑いながら 食べながら 話してくれた
そんな新たなエピソードを思い出しながら仕込みをするバンシ
作る度に思い出すだろうな
仕込みは楽しい
たまに ニヤニヤしてるけど
今度はどんな思い出エピソードにあえるだろうか
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