Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

刷り込みと増すゴミ論

2019-09-19 12:26:58 | 日記

 瑞希です。

 人間不思議なもので、人から何べんも言われるとそういう気になってしまうことってよくあります。いわゆる「刷り込み」ってやつなんですけどね。私の場合、最近お酒が弱くなったと周りからよく言われるのですが、「そんなことないよ?」と言いつつも何度も何度も言われると、そうなっちゃったような気がします。よくよく考えてみると、睡眠不足だったり、出だしから一気に飲んでしまったり、すきっ腹だったとか様々な理由から酔っぱらってしまうことなのですが、そういうちゃんとした考えをする前に「弱くなった」と言われ続けると、本当にそんな気になってしまいます。

 まあ、これはたわいもない例ですが、実際この「刷り込み」というのはある意味強力な躾であると同時にマインドコントロールでもあるのです。自己の規範や意思をただす意味から適度に行うことは良いかとは思うのですが、これが限度を超えてしまうと、相手を違った人格に作り上げてしまう可能性があります。戦時中の言論統制やら教育はまさにこの象徴であり、日本の歴史において暗い汚点を残すことになったのは学校の授業でもならったことだと思います。今日の日韓関係でも、国家が国民に「都合の良い情報だけは流し、悪い話は伝えないようにする」とか「扇動して敵愾心をあおる」ような行動を対岸から見ていると、何ともこういう「刷り込み」って怖いものだと思います。

 そこまでいかないにしても、日々の出来事でも自分の都合の良いように解釈し、確かめずに平気で流してしまう人も多くいますよね? それがネタ的に面白いと独り歩きしてしまう、そしてその声が大きくなればなるほど、影響を受けやすくなってしまうというマスコミの力も怖いですよね? 私はそういうのはマスコミではなく、「増すゴミ」と言っちゃいますが、本当にそれでよいのか?と思うことってよくあります。もちろん、そういう増すゴミは本当にこれっぽっちのものなのかも知れませんが、最近はSNSの進歩により、ピンポイントのネタであればあるほど、あっという間に広がってしまいます。昔だったらとは言いたくないのですが、SNSが発達してなかった当時はやはり足で確認して裏をとってから情報が出るので、それなりに信ぴょう性がありましたが、最近はそういうのがだんだん形骸化してしまっているようです。

 良識のある方には、やっぱりきちんとした裏付のある情報を流してほしいものです。決して不透明な情報や個人の見解を相手に押し付けて「洗脳」するようなことはやめてほしいものだと思います。

 なんか今日はまじめに書いてしまいましたが・・・。笑


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