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公園への行き方

2008-01-17 20:24:51 | Weblog

 新年から「公園」に関わりを持ち始めている。一つは粟ヶ岳という掛川のシンボルヒルのてっぺんにある公園、もう一つは河口にある弁財天海浜公園だ。人間は、不思議なことに高いところと低いところ、その両方に気持ちが向く。その両極にこの2つの公園があり、2つとも同じような課題をかかえていた。

 この粟ヶ岳山頂には何度も足を運んでいるが、1月に行ったのは初めてだった。ここからの眺望には定評があるが、広葉樹が葉を落とし、澄み切った空気の中、御前崎半島まで見渡せるパノラマはやはり素晴らしかった。

 麓にある茶の一大生産地である東山からこの山頂公園まで、歩いて約1時間。標高532mにあるこの公園は、自らの足でたどり着くのが正しい作法だろう。クイックにクルマで訪れるより、スローにショートトレッキングかヒルクライムサイクリングで、公園までのプロセスを愉しむことができるひとが増えれば、この公園の価値は明らかに変わる。(撮影/深田 博)

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