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海遊人(かいゆうびと)たちの神事

2011-04-02 16:34:30 | Weblog
 御前崎市にある高松神社は、海岸からほどない海抜60mの小高い丘の上にある。境内からは180°の視界で遠州灘が拡がっている。

 この神様は、海からやってきた。和歌山県の熊野三山から、海を渡って1300年前に移し祭られた遠州熊野三山のひとつ。熊野三山の本宮にあたるのが、掛川市横須賀の三熊野神社、新宮が掛川市入山瀬の小笠神社、そして那智宮がこの高松神社、というわけだ。

 この遠州三山を巡る新たな三社詣でを提唱してきた。三社それぞれに、地形的、地域的、背景的に個性的な社であり、三社を詣でてその価値はさらに高まる。

 さてその高松神社では、昨年から御前崎の海に集うサーファー、ウィンドサーファー、ボディーボーダー、シーカヤッカーなどの“海に遊ぶ人たち”を見守る社として、4月第1週の土曜日に安全祈願の神事を執り行うこととした。海の仲間たちが集まり、海の遊びの無事を祈願するため、231段の階段を彼らが登っているのがこの光景だ。


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