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【マイルCS】池江郎師“古馬マイルG1”初Vなるか/SP  

来年2月に定年を迎える池江郎師はJRA・G1は通算17勝を挙げているが、マイルのG1優勝はラッキーゲランが勝った88年阪神3歳S(現在の阪神JFに相当)だけ。ゴールドアリュールが制した03年フェブラリーSは中山ダート1800メートル(通常は東京ダート1600メートル)で行われたため、今回勝てば“古馬マイルG1”は意外にも初優勝となる。 [ 2010年11月21日 ] 

【マイルCS】トゥザグローリー枠順OKで後は…

超良血ゆえだろうか、重賞未勝利ながら醸し出す雰囲気はG1級だ。500キロを超える大きな馬体を弾ませ、トゥザグローリーは坂路を1F18秒ペースで1本。その後は僚馬ゴールスキーと一緒にポリトラックコースへ。キャンターでサッと流してレース前々日の調整を終えた。スタンドで見守った池江郎師は「追い切った後も体調は変わりないよ」と愛馬の出来に満足げ。枠順は9番に決まったが「枠にはこだわらん馬だよ」と意に介さなかった。

あえて望むなら雨だ。指揮官はレース当日の馬場状態について聞かれると「力のある馬だから、雨が降った方がいいだろうね。まあ、こればっかりは運だけど…」と天に願った。前走のカシオペアSがやや重で、天皇賞・春4着のナムラクレセントに完勝。レース当日は降水確率20%だが、万が一、道悪になればさらに注意が必要だ。

 

【マイルCS】池江郎師「お釣りなし」の2頭出し/SP

ターフライターの平松さとし氏がレースのキーマンに直撃する「キーマンの懐へ」。マイルCSにゴールスキー、トゥザグローリーの2頭を出走させる池江泰郎師(69)に迫った。

 ――マイルCSにはゴールスキーとトゥザグローリーの2頭出し。

池江郎師 2頭とも最終追い切りの動きは良かったです。時計も予定通りだったし、いい状態で臨めます。

 ――まずはゴールスキー。前走(清水S1着)は逃げ馬が粘りそうな流れを豪快に差し切った。

残られてもおかしくない感じだったけど、よく伸びてくれました。文句のつけようのない勝利だったと思いますよ。

 ――前々走(豊栄特別1着)も好時計で2着に4馬身差。

勝ち時計の1分32秒1は翌週に行われた関屋記念(1分32秒9)より速かった。時計の裏付けができたのは大きかったです。

 ――マイル戦で3連勝。

1600メートルという距離、ペースともにピッタリ合うようです。それに夏を過ぎて成長したのも大きい。

 ――プリンシパルSで444キロだった体が前走時は468キロ。

以前は細くて牝馬みたいな体だったけど、ここにきて幅が出てきました。本格化してきた感じです。

 ――調教も順調にできるようになった感じですね。

春先はケガや除外でリズムが狂った感もありました。もともと血統的にクラシックを意識した器。やっと軌道に乗った感じです。

 ――トゥザグローリーは馬群の外を回す競馬が多い。常にメンコ(覆面)を着けているし、馬群を気にするのですか?

馬群を気にするわけではないけど、520キロもある大きな馬なので内に入ると窮屈になる。それで伸び伸び走れる外を回すケースが多いのでしょう。メンコに関しては音に敏感な面があるのは事実です。

 ――3走前(ラジオNIKKEI賞5着)、前走(カシオペアS1着)と直線で手前(軸脚)がなかなか替わらない。

そうでしたね。それでも前走は押し切って勝ったし、実際、3勝はすべて右回りなのでそう心配はしていません。

 ――母トゥザヴィクトリーと似た面は?

センスとスピードは母譲りだと思います。母同様、G1馬になれると思っていますよ。

 ――スピードがあり過ぎて折り合いを欠くことも。

そこが課題になるでしょうね。そういう意味ではG1である程度流れてくれる方が競馬はしやすい。遅いペースを我慢させるよりはずっと力を出してくれるはずです。

 ――春先には未完成と言われていました。

今もまだ成長途上で完成しているわけではありません。ただ、春はボテッとした体が今はスーッと締まっているので良くはなっています。

 ――先生は来春定年。残されたG1もわずかです。

はい。応援してくれる皆さまのためにもお釣りを残さないように全力投球するつもり。期待してください。 [ 2010年11月19日 ]

 

マイルCS】グローリー余裕・DA 

[ 2010年11月20日 ]

トゥザグローリーと初コンビを組むミルコ・デムーロ騎手(31)は“テン乗り名人”だ。03年スプリングSでは初騎乗のネオユニヴァースで結果を出し、続く皐月賞&ダービーで2冠達成。04年皐月賞は10番人気ダイワメジャー、08年ジャパンCでは9番人気スクリーンヒーローを“テン乗り&人気薄”でGI初タイトルをプレゼント。先週13日のG2京王杯2歳Sは7番人気グランプリボスを重賞初制覇に導いたばかりで、グローリーには強力な助っ人になりそうだ。 [ 2010年11月21日 ]

 DPで併せ馬をするトゥザグローリー(右)=栗東トレセン
 DPで併せ馬をするトゥザグローリー(右)=栗東トレセン

 「マイルチャンピオンシップ・G1」(21日、京都)

トゥザグローリーは17日、栗東DPでサクラオリオン(8歳オープン)を相手に並入。6F78秒2‐35秒8‐12秒4と好タイムを計時した。「良かった。しまいはまだ余力があったぐらい」と池江郎師は満足そうな表情。前走カシオペアSから中2週だが「前走の反動はないよ。ペースが速い方が競馬はしやすいだろうから、マイルはいいね」と意欲的だった。

 

【マイルCS】グローリー、上々78秒2・SAN

2010.11.18 05:08

好素質の3歳馬トゥザグローリーはDPコースで併せ馬。サクラオリオン(牡8OP)を3馬身ほど追走して、その外につける。ラストまでしっかりと追われ、6ハロン78秒2の好タイムで併入に持ち込んだ。

「時計も動きも上々だったし、春より良化しているのは間違いないよ」と、池江調教助手は状態に太鼓判。続けて「まだ精神面での幼さはあるが、前走は馬の後ろにつければ折り合った。今までで一番のデキでどこまでやれるか」と、マイルGIでの走りを楽しみにする。

【マイルCS】栗東レポート~トゥザグローリー・RN

21日(日)京都競馬場で行われるマイルチャンピオンシップ(GI)に出走を予定するトゥザグローリー(牡3 栗東・池江泰郎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●トゥザグローリーについて池江泰郎調教師

「前走しっかりと勝ってくれて、GIに出走できることになりました。これまではボテッとした感じでしたが、脂肪が取れて体が引き締まってきましたね。間隔が詰まっているぶん、調整はやりやすいですよ。疲れも無く元気です。

追い切りは併せ馬で。終いもしっかりしていて、素軽い動きでした。

マイル戦は一度走らせてみたかったんです。GIで初めての1600mですが、行きたがる面がある分、速いペースになってくれたほうがいいですね。強いメンバーですが、それにどこまで近付けるか楽しみです」

(取材:小塚歩)
2010年11月17日17時2分

ローリー筋肉の質変わった/マイルCS・NI

若さで混戦を断つ!!「第27回マイルCS」の追い切りが17日、栗東、美浦両トレセンで行われた。前走・カシオペアSを勝って勢いに乗る3歳馬トゥザグローリーはポリトラックコースで6F77秒8の猛時計をマーク。定年を控え、残り少ないG1チャンスとなった池江泰郎師(69)にビッグなプレゼントを贈る態勢が整った。

伏兵の立場で参戦した今春の日本ダービー(7着)と今とでは立場がガラッと変わった。トゥザグローリーは今やG1でも大いに注目される存在。将来性豊かな良血らしく、まだまだ底知れない魅力がある。

追い切りはポリトラックでサクラオリオン(8歳オープン)を6馬身追走の形でスタート。キビキビ動いて徐々に差を詰めると6F77秒8~1F12秒1を刻み、併入でゴールへ。池江助手が絶好の感触を伝えている。「いい動きだったよ。乗っていて気持ち良かった。言うことないね」

今季は休み明けで東京に遠征(アイルランドT2着)して中1週でカシオペアSを快勝。そこから中2週でこの舞台へ。間は詰まっていても、先週のポリトラックでも6F77秒3の高速時計を刻んでいる。普通なら少しくらいめげてもおかしくない状況。それがどうだ。へこたれるどころか、さらに元気の良さが目立っている。

「だいぶ完成期に近づいてきて、今はレース後の回復が早くなっている。この馬はデビュー前からずっと乗っているけど具合は本当にいいね。精神面はまだ子供っぽいところがあるんだけど、それでも乗り手の言うことをだいぶ聞くようになっているよ」と池江助手は心身両面の成長を強調。調教と実戦で経験を積んでいくことで素材の良さに磨きを掛け、着実にレベルアップしてきたのだ。

とはいえ、まだキャリアの浅い3歳馬。未知の要素は少なくない。「G1でどこまでやれるか。今回はそれに尽きるよね。甘くないことは分かっているけど、いきなり勝つようなら来年は大暴れするんじゃないかな」。最後は笑顔で締めくくった池江助手。その言葉には期待の大きさがたっぷりこめられていた。

≪10年ぶり≫トゥザグローリーが勝てば、00年アグネスデジタル以来のマイルCS3歳馬Vとなる。00年は3歳馬が5頭出走し、ダイタクリーヴァが2着、エイシンプレストンが5着と頑張った。強いと評判の3歳勢、今年は!? [ 2010年11月18日 ] 

歳馬代表格トゥザグローリーは16日、栗東の坂路でキャンターを消化した後、ポリトラックを1周した。「ここに来て筋肉の質が変わってきた。触っても以前はポワンとした感じだったけど、今は密度が濃い。マイルは競馬がしやすいと思う」と市川厩務員。00年アグネスデジタル以来、10年ぶりの3歳馬Vを狙う。 【マイルCS】グローリー、名馬の器!・DA

 [2010年11月17日7時41分 紙面から]

【マイルCS】トゥザグローリー心身成長77秒8・SP

  「マイルチャンピオンシップ・G1」(21日、京都)

3歳馬トゥザグローリーが叩き3走目でさらに上昇だ。マイルはデビュー戦以来だが、完勝だった1800メートルの前走や、血統背景からも不安はない。ディープインパクトを手掛けた仕上げ人も自信の表情を見せる。メンバー最少キャリアの上がり馬が、マイル王へ突き進む。

  ◇  ◇

良血馬が軌道に乗った。3歳馬トゥザグローリーが急上昇を告げている。

休養明けのアイルランドTをひと叩きして、前走を快勝。「斤量差もあったけど、強いメンバー相手に圧勝だった。今回はさらに上向いている」と市川厩務員も笑顔をのぞかせる。1週前追い切りでは栗東DPで6F77秒6‐35秒9‐12秒0の好時計をマーク。「82、3のつもりだったけどね。先生も“無理な動きじゃないのに、こんなに出るのか”って驚いていた。走る馬はスピード感がなくても時計が出る」とあまりの出来の良さに関心する。

市川厩務員といえばディープインパクトを担当していたことでも有名だが、この血統にも縁がある。トゥザグローリーの母トゥザヴィクトリーに、その全姉ビーポジティブ、全弟サイレントディールらの重賞ウイナーを手掛けた。

特に母はエリザベス女王杯を含む重賞4勝。ドバイWCでも2着と健闘した。「存在感は母を超えるものがある。一瞬に繰り出すパワーは怖いぐらい。この血統は張り切るところがあるし、ストレスをうまく克服しないといけなかった。でも、グローリーは落ち着きがあるし、ストレスもない。担当馬ではディープに次ぐ」と名馬と比較して、能力の高さを絶賛する。

追い切り前日のこの日は坂路で息を整えたあとDPへ。リラックスした様子で体をほぐした。「全体的にしっかりしてきた。集中力が出て精神的にも成長がうかがえる」。またがった池江助手がそう言って満足げにすれば「まだ本性を見せていない。どれだけやれるか楽しみ」と市川厩務員も期待を込める。重賞未勝利馬とはいえ、潜在能力と伸びしろはライバルをしのぐ。これからが本領発揮。大舞台に強い血が騒ぐ。

【マイルCS】グローリー良血開花だ /SAN 

2010.11.17 05:03
父母がGIホースという良血トゥザグローリー。来年定年を迎える池江郎調教師の思いも熱い

池江泰郎厩舎の3歳牡馬2頭が、一気に天下取りを目指して出陣する。父母が揃ってGIウイナーという超良血馬のトゥザグローリーは、充実の秋3走目。3連勝中のゴールスキーも勢いなら負けていない。キャリア的にまだまだ伸びしろのある素質馬だけに、陣営の期待も大きい。

このメンバーに入っても、素質、能力、血統、さらにキャリア的にも最も不気味な存在だろう。トゥザグローリーが新馬勝ち以来のマイル戦で、GI制覇を狙う。

【マイルCS水曜追い】トゥザグローリー言うことなし/SP

「浅いキャリアで強い馬たちと差のない競馬を続けてきた。血統や気性的にはスローになる長い距離より、速い流れのマイルの方がいいだろうね」

池江郎調教師の言葉には説得力がある。7戦して戦績は【3・2・0・2】。3戦目の青葉賞はペルーサの2着、4戦目のダービーは7着だが、勝ち馬エイシンフラッシュからコンマ5秒しか負けてはいないのだ。そんな好素材が古馬相手のカシオペアSを完勝して、充実の秋3走目を迎える。

「厩舎ゆかりの血統馬で、デビュー時からクラシック候補と考えていた。これからの馬だし、ようやく蕾から花が開いてきた感じだよ」

こう言ってトレーナーは目を細めた。母トゥザヴィクトリーは、同厩舎で01年エリザベス女王杯など重賞4勝、ドバイワールドCでも2着に激走した名牝だ。父は04年ダービー馬キングカメハメハ。これだけの血を受け継いだ以上、誕生した時からGI制覇の宿命を背負っているといっても過言ではない。

まして、来年の2月一杯で定年を迎えるトレーナーにとっては、昭和32年の騎手見習い時代から縁の深かった京都競馬場で戦う最後のGIだ。「京都は修行したホームグラウンド。調教師としてもディープインパクトの3冠やメジロマックイーンの天皇賞連覇など思い出は尽きない。もう1頭のゴールスキーとともに、いい競馬を見せてほしいね」。この時ばかりは名伯楽の口調も一段と熱くなっていた。 (正木茂)

 

シオペアSを制して波に乗るトゥザグローリー(牡3=池江郎)はポリトラック併走でゴールまでしっかり動いてほぼ同入。力強い動きで駆け抜けた。池江助手は「言うことないね。乗っていて気持ち良かったよ。具合は本当にいい」と納得の表情を浮かべていた。

 [ 2010年11月17日 12:05 ]

マイルCS】2頭出しの池江郎師「楽しみある」・SP

池江郎厩舎は2頭出し。トゥザグローリーは、坂路からポリトラックでの調整。「まだ力をつけている段階だし、これからの馬。それでも前走で経験豊富な古馬を負かしてくれたからね。楽しみはあるよ」と池江郎師。新馬戦以来となるマイル戦についても「折り合いを考えるとペースが速い方がいい」と歓迎した。マイル3連勝中のゴールスキーも坂路→ポリトラック。「調子を上げているし、距離もぴったり。ここに使いたいと思っていた」と前向き。 [ 2010年11月17日 ]

【マイルCS1週前追い】トゥザグローリー無理せず12秒3・SP

鳴尾記念との両にらみだったトゥザグローリー(牡3=池江郎)がマイルCSへの出走を決めた。ポリトラックコースでの1週前追いで6F77秒3~1F12秒3をマーク。池江助手は「全く無理していないのに、いい時計。使うごとに肉体的にも精神的にも良くなってきた」と絶賛。マイルG1のペースについても「心配ない。前々走で引っ掛かっていたし、その点を考えるとね」と強気一辺倒だった。 [ 2010年11月12日 ]



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