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エスポ不安見当たらない/フェブラリーS  <NI

<堀内泰夫の馬券道:フェブラリーS>

昨年の最優秀ダートホースに輝いたエスポワールシチーが本命だ。2着を3馬身半もちぎって勝った前走のJCダートは、けた違いの強さだった。スピードの持続力に優れ、脚質も自在性に富んでいる。左回りのマイル戦はベストの条件で不安材料は見当たらない。前走に続きJRAのG1連覇が濃厚だ。

相手1番手には昨年の勝ち馬サクセスブロッケンを抜てきする。昨秋は不本意なレースが続いたが、前走の東京大賞典を勝って完全復活を果たした。相手なりに走る堅実タイプで、混戦に強い点も買い材料。

初ダート組の中では、血統的に適性が高そうなレッドスパーダの一発を警戒したい。末脚のしっかりしたグロリアスノア、テスタマッタ、スーニも上位食い込みが可能。穴はダイショウジェット。馬単は(4)=(6)、(4)=(8)、(4)(12)、(4)(1)、(4)(3)、(4)(11)。

 [2010年2月21日7時37分 紙面から]

 

 

エスポ昨年4着から成長/フェ  <NI

<高木一成の読み切った!!:フェブラリーS>

今年のG1第1弾はフェブラリーS。高木一成「読み切った」は、最優秀ダート馬エスポワールシチーに自信の◎を打つ。昨年は逃げて4着に敗れたが、あれから1年、佐藤哲三騎手(39)とのコンビでいろいろな経験を積み、心身ともに大きく成長。緩急を自在に使い分ける脚質は、芝からの転戦組も寄せ付けない。

エスポワールシチーがG1・4連勝を飾る。昨年は4着に敗れたが、この1年ですきのない馬に成長した。当時の佐藤騎手のレース前後のコメントを振り返ると、同馬が理想通りの成長曲線を描いたのが分かる。

昨年レース前「まだ伸びしろの多い馬だし、経験の必要な馬。期待はしているが、すぐにここ(G1)で勝てるとは言えないよ」。

昨年レース後「スピードの上げ下げがしっかりできるようになれば、G1でも十分通用する」。

昨年は重賞も未勝利で、G1初挑戦。例年なら勝っていてもおかしくない1分34秒8のタイムで逃げながら3頭に先着されたのは、最上級のレベルでもまれてなかった経験の差だろう。ラップも2ハロン目10秒5から11秒9-11秒9-11秒8-11秒3とスピードに頼ったもの。ラスト2ハロンで脚が上がったのも仕方がない。

だが、その後は1戦ごとにテーマを持って出走。松岡騎手が乗ったマーチSを2番手から勝つと、続くかしわ記念は、その経験を生かして中団からのロングスパートで制した。前にいたカネヒキリをまくり切り、なおかつ同馬の直線の強襲をしのいだこのレースは、乱ペースも考えられる今回に生きるはず。逃げ切った昨年のJCダートは、11秒台と12秒台のラップが波打つ緩急自在の走り。G1・3勝の経験は文句なしだし、昨年課題だったスピードの上げ下げもマスターした。

「やれることをやれるようになった。効率のいい走りができようになったし、イメージに近くなっている」。今週の佐藤騎手は必要以上に強気ではなかったが、それでも秘めた自信は感じられた。調教から手塩にかけて育てた人馬の信頼は堅固。休み明けでも仕上げに抜かりはない。直線半ばで抜け出すエスポワールが、再びダート最強を証明する。

対抗はきっちり仕上がった昨年の覇者サクセスブロッケン。馬自身は絶好調。負傷明けの内田騎手が気合の手綱さばきで迫る。血統からもダート適性が高そうなレッドスパーダは、勝負付けの済んだ感のある他のダート路線馬より魅力十分。◎と未対戦で強い4歳世代トッップクラスのテスタマッタの一発も怖い。

 [2010年2月21日7時21分 紙面から]



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