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アパパネ「ど真ん中のストライク」5枠9番…桜花賞枠順確定  <HO

桜花賞(11日、阪神)18頭の出走馬と枠順が8日、決定した。昨年の2歳女王アパパネは、9番枠からのスタートになった。馬券は、10日に前日発売される。

昨年の2歳女王アパパネは、ちょうど真ん中の5枠9番になった。「内、外を見ながら行ける。まあ、いいでしょう。ど真ん中のストライクだね」。水曜の追い切りを終え美浦に戻って来た国枝調教師は、満足そうな表情を浮かべた。

赤松賞、阪神JF、チューリップ賞と3戦連続で大外枠からの出走となっていた。「(枠順でJRAに)意地悪されなければいいなぁ」と中間、冗談をまじえながら話していたが、予定されていた午後2時を過ぎても枠順確定の一報が届かず、やきもき。「なかなか出ないね。18番になるまで抽選をやっているんじゃないか」と話していたくらいだった。

それだけに「ラッキー9。折り合いもつけられそうだし、どうにでも動けそう」と笑顔。ゲートに先に入れなければならない奇数枠ではあるが、前に壁を作りにくい大外枠に比べれば、プラス面が多いと考えてよさそうだ。

最終追い切りを終え、枠順も決まった。「(追い切り後も)いい雰囲気だと連絡が入った。金曜、土曜は状態を見ながらだけど、オレの仕事は終わったよ」とトレーナー。“難関”とみていた枠順をクリアして、あとはレースを待つばかりだ。

(2010年4月9日06時02分  スポーツ報知)

 

 【桜花賞】アパパネ“関西馬”になり切った  <SP

【サクラサク 栗東留学生(3)】暮れの阪神JFに続く2度目の栗東留学。アパパネは8日、厩舎周りをじっくり乗り運動。福田調教厩務員は「変わりなく順調に来てます。多分、当日はプラス体重になると思う」と順調をアピールしている。

今週の栗東は関東馬で大にぎわい。桜花賞だけでアパパネのほか、ギンザボナンザ、モトヒメ、除外待ちだったロジフェローズの4頭。この4年の桜花賞で4頭、栗東に送った国枝師は「関西に勝つには関西馬になればいい。直前の長距離輸送で環境の変化に気遣うこともなく、変に緊張させないで臨める」と効用を説く。昨年8着のダノンベルベールはカイ食いに不安(レース当日8キロ減)があったが、食欲おう盛なアパパネは心配無用。さらにダノンより長く、チューリップ賞(2着)前の2月18日から滞在。完全に栗東の住人になり切った。

栗東滞在でG1・2勝(ブラックエンブレム、クィーンスプマンテ)を挙げた小島茂師は「強い馬のそばで雰囲気に接するだけでも財産になる」と意外な効用を挙げ、今もプロヴィナージュ(阪神牝馬S)など2頭を栗東に送る。東の逆襲の風に乗り、7頭の関東馬が挑む桜花賞。「留学か?美浦残留か?」。東女同士の結果にも関心は集まっている。(特別取材班) [ 2010年04月09日 ]

アパパネ理想的、ハードトレ完了/桜花賞  <NI

<桜花賞:追い切り>

朝一番で坂路を駆け上がったアパパネには、激戦を制すためのハードな仕上げが施された。美浦から駆けつけた蛯名騎手を背にした最終追い切りは、単走で4ハロン52秒7-12秒3を計時。手綱を促されると鋭く反応、坂の頂上へと滑らかに加速していった。国枝師は「先週もいい動きだったが今日もいい。リラックスしている。身が入ってきたし、かなり上積みがあるんじゃないかな」と破顔一笑。実戦をたたいた効果と中間の調教強化が、この日の動きを引き出した。

2着に敗れたチューリップ賞後は、21日に坂路で初時計(4ハロン58秒4)を計時。その後も1週間に2度のペースで速い時計(4ハロン60秒以下)を刻み続けた。本数は7日の最終追い切りで6本目。その期間わずか3週間足らず。チューリップ賞の直前3週間は4本と差は明らか。31日の1週前追い切りでは4ハロン51秒0と圧巻の数字もたたき出している。量だけでなく内容も濃い調教だが、馬体は減らしていない。トレーナーが「体重は前走と同じくらい。これだけきちっとやって足りているから理想的だよ」と目を細めるのも自然な流れだ。

レース直前にジョッキー騎乗で追い切れたことは、滞在の利点のひとつ。「直前に馬の状態を確かめてもらってからレースに臨みたいので」と師。最後の一瞬まで気が抜けない調整過程だが、ここまでは万全の状態で迎えられた。前走は道悪に加え、先を見据えた仕上げでもあった。「八分くらいの出来で、心身ともに余裕があった。馬場が渋って行きたがるところもあったね」と敗因を語る。中間の調教強化で微調整は完了。立て直しは済んでいる。女王の座をしっかり視界にとらえた。【松本岳志】

 [2010年4月8日7時47分 紙面から]

 

【桜花賞】アパパネ、蛯名軽めでもグイッ!  <SAN

 蛯名を背に坂路を駆け上がるアパパネ=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
蛯名を背に坂路を駆け上がるアパパネ=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)

 「桜花賞・G1」(11日、阪神)

2歳女王が混戦ムードを断つ。栗東に滞在中の関東馬アパパネが7日、坂路で貫録たっぷりの最終追い。落ち着き十分の姿で仕上げに抜かりなしをアピールした。

  ◇  ◇

前哨戦で2着に敗れても、現時点での女王アパパネに変わりなし。馬自身がまるでその事実を誇示するかのように、落ち着き十分の姿で栗東坂路を駆け上がった。

1週前に同コースで4F51秒0の猛時計をたたき出しており、この日はあくまで蛯名に確認作業をしてもらうという位置づけ。単走で馬任せにピッチを上げ、ラストは軽く手綱を動かしてグイッと鋭伸。4F52秒7‐38秒0‐12秒3で最終追いを完了した。

「前半ゆっくりで上がり重点。オーバーワークにならないように」と意図を説明した蛯名は、派手さのない追い切りの中でも確かな順調さを感じ取った。「追い切りに乗るのは今年初めて。中間も毎週2本ずつやっているし、順調そうだね。この時期の牝馬としては本当に落ち着いている」。心身の完成度は高い。

すごくいい雰囲気。馬もしっかりしてきた。体重もきっちり追い切りをやりながら増えている」とは国枝師。戦前から陣営が“たたき台”ムードを醸し出していたチューリップ賞とは明らかにトーンが違う。栗東留学の先駆者として、そして成功者として。ノウハウを元に、万全の仕上げを施してきた。

2歳女王として臨む牝馬クラシック初戦。「強い馬がたくさん出てくる。混戦だよ」と蛯名は言う。同じ関東の有力馬アプリコットフィズは自身が主戦を務めてきた。後ろ髪を引かれる思いもあっただろう。

それでも今回はアパパネのジョッキー。「関東馬が走るのはいいこと。でもアプリコットもあくまで強い馬の中の1頭」と特別な感情はあえて口にしない。今は完全に勝負モード。「どういう競馬でもできる」という自在性を武器に愛馬のG12勝目、そして自身初の桜花賞Vを狙う

 

【桜花賞】アパパネ5枠9番!枠順決まる   <SAN

2010.4.8 14:17

4月11日に阪神競馬場で行われる3歳牝馬のクラシック第一弾「第70回桜花賞」(GI、芝1600メートル、1着賞金8900万)の枠順が確定した。

上位人気が予想される関東馬3騎の2歳女王アパパネは5枠9番、クイーンC勝ちのアプリコットフィズは2枠3番、阪神ジュベナイルフィリーズでアパパネの2着しているアニメイトバイオは7枠13番に決まった。

迎え撃つ関西勢ではフラワーC勝ちから駒を進めて来たオウケンサクラは4枠8番、トライアルのチューリップ賞でアパパネを破ったショウリュウムーンは1枠1番、前哨戦のフィリーズレビュー勝ちのサウンドバリアーは7枠15番に入った。

枠順は8日(木)に確定したが、勝ち馬投票券の金曜日発売はなく、レース前日の10日から全国のJRA競馬場、ウインズ等で発売する。

レースは11日の阪神競馬場10R、午後3時40分にスタートが切られる。

 

 

【桜花賞】2歳女王アパパネ貫禄12秒3   <SAN

2010.4.8 05:11
【桜花賞】2歳女王アパパネ貫禄12秒3
2歳女王アパパネは、蛯名騎手が栗東に駆けつけての最終追い切り。前走2着からの巻き返しを期す=栗東トレセン(撮影・恵守乾)

栗東滞在で調整されている2歳女王アパパネが、美浦から駆けつけた蛯名騎手を背に坂路で躍動感あふれる動きを披露した。

桜花賞出走馬で真っ先に追い切りに臨んだアパパネは、全身を使った雄大なフットワークで徐々に加速。蛯名は昨年10月31日の未勝利戦の1週前以来の追い切り騎乗だったが、折り合いはぴったりついて、感触を確かめるようにラップを刻む。残り1ハロンあたりから仕掛けられると、重心を低くしてグイッとひと伸びし、4ハロン52秒7、ラスト1ハロン12秒3でフィニッシュ。時計以上に迫力のあるパフォーマンスで、最終追い切りを終えた。

「前半ゆっくり入って、上がり重点の指示。その通りできたし、いい雰囲気です」。納得のいく動きを見せたアパパネに対し、蛯名はさらに自信を深めた。国枝調教師も「すごくいい雰囲気だね。状態に関しては満足しているし、やれることはやりました」と昨年のブエナビスタに続く、史上9頭目となる最優秀2歳牝馬の桜花賞Vへ手応えをつかんだ。

今年初戦となったチューリップ賞はショウリュウムーンの強襲に屈しはしたが、2着と力のあるところは見せた。「体重は前回(478キロ)と同じくらいになりそうだが、実が入ってずいぶんしっかりしてきた。上積みはあるよ」とトレーナーは前哨戦を叩いた効果を強調した。

アパパネこそ桜の女王に適する馬だと思っているからね」。国枝師の脳裏には、咲き誇る桜の中を愛馬が先頭でゴールするシーンしかない。(高尾幸司)

 

【蛯名トーク】本番に向けていい追い切り   <SAN
2010.4.8 05:10

 --追い切りに騎乗した感触は?

「オーバーワークにならないように、前半ためて終いを伸ばしました。いい雰囲気だし、本番に向けていい追い切りができました

 --現時点でのアパパネのセールスポイントは?

「この時期の牝馬としてはバタバタすることがなく、非常に落ち着いていますね。それはいいことですよ」

 --2歳女王として負けられない1戦ですね

「ちょっとのことが勝敗につながる。いかにスムーズに運べるかどうか。強い馬がそろって混戦だと思いますが、いい競馬はしてくれると思っています」



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