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【桜花賞】アパパネ極デキ   <SAN

2010.4.10 05:04
【桜花賞】アパパネ極デキ
アパパネは追い切り後の気配も絶好。戴冠へ向けて、国枝調教師の自信は深まるばかりだ

 ★最新ナマ情報

2歳女王(9)アパパネがいよいよ桜の舞台へ挑む。栗東滞在にも慣れたもので、金曜は角馬場で体をほぐしてから坂路へ。64秒1で軽く流しただけだが、力強い脚取りで駆け上がった。福田調教厩務員は「何も言うことなく、順調にここまできています。馬体重の発表(484キロ)は増えているし、レースは前走と同じぐらいになると思いますが、見た目は締まった感じがするし、体調は問題ないですね」と状態の良さに笑顔を見せていた。

フィリーズレビュー2着の(16)ラナンキュラスは坂路を66秒1。数字以上に迫力ある馬体が目を引いた。北口調教助手は「いつも通りの調整。これ以上は必要ありません。精神的にも馬体的にも成長しています。阪神のマイルは直線が長くて内有利ですが、スタートが速くないので外枠の偶数はかえって良かった。ファレノプシス(98年)が勝った桜花賞を母子制覇させてあげたいですね」と期待を込めていた。

3番人気に支持されたチューリップ賞で7着に敗れた(6)ワイルドラズベリーだが、真ん中の偶数枠に中尾秀調教師のトーンが上がっている。「前走は引っ掛かったから、この枠でうまく前に壁を作れれば弾けそうな感じがする」と力が入ってきた。金曜は角馬場から坂路70秒1。気合が入った様子だったが、「ダクから落ち着きがあったし、変わりなくいい状態」と期待がふくらんでいる。

クイーンCを制した(3)アプリコットフィズは、角馬場から南Wを1周。終い1ハロンだけ脚を伸ばして調整を終えた。「リラックスしていい感じ」と小島良調教助手は笑み。体重はデビューから3戦連続430キロ。「落ち着きがあっていいね。直前の計量で428キロはこれまでと同じ。全部予定通りに進んできた。レースもまた430キロで出られますよ」と順調度をアピールしていた。

アネモネS2着の(13)アニメイトバイオは午前4時に美浦トレセンを出発し、正午過ぎに阪神競馬場に到着した。多少、渋滞したが、ほぼ予定通りの輸送時間。「出発前も落ち着いていたし、輸送は阪神JF(2着)で経験しているので心配していません。ここまでは予定した通りにきているし、直前は運動だけで大丈夫だと思います」と牧調教師は万全の態勢で本番に臨む。

フラワーC2着の(4)コスモネモシンは、9日の午前4時に阪神競馬場に出発した。見送った菊地調教助手は「元気いっぱい。いい雰囲気だったよ」と右手でOKサイン。午後1時6分に現地に到着。同行した山田調教厩務員も「馬運車の中でも落ち着いていました。途中で少し渋滞しましたが、前掻きひとつしませんでした」と輸送が無事に終わり満足げ。新年早々に連日の重賞制覇を決めた清水英厩舎が、クラシック初出走でGI初制覇を達成できるか。

チューリップ賞でアパパネを破った(1)ショウリュウムーンは、木曜に追い切ったためこの日は厩舎周りの引き運動でクールダウン。落ち着きがあって好気配だ。佐々木晶調教師は「とてもリラックスしているね。この中間の動きを見ると、やっぱりこの馬は走るんだなと再認識したし、状態に心配はないですね。ただ、相手は強いし、今回は上積みもあるだろうからね」と不安と期待が半々の様子だった。

クイーンC2着の(18)プリンセスメモリーは、角馬場で脚慣らし後、Aコースを軽く1周。「気分を和やかにさせる調整をしました」と高橋義調教師は穏やかな口調で語った。8日発表の体重はデビュー以来最低の386キロ。それでも「10キロくらいは増減するので許容範囲です。輸送も経験済みですしね」とトレーナーに不安はない。「あとはレースで終い300メートルまで、いかに鞍上とケンカしないで進められるかですね」と笑顔で締めくくった。

 

【桜花賞】アパパネは変わりなく順調  <SP

アパパネは9日、角馬場から坂路へ。4F64秒1~1F15秒8で軽く流した。騎乗した福田調教厩務員は「変わりなく順調にきてますね。体重(調教後で484キロ)は少し増えていますが、レース当日はほぼ前走(478キロ)くらいになりそう。きょうもしっかり乗れているし、変わらず普通の調教をこなせているのが何より」と順調ぶりをアピールしていた。 [ 2010年04月10日 ]

 

【桜花賞】アパパネ桜Vへ絶好枠「9」  <SAN

2010.4.905:05【桜花賞】アパパネ桜Vへ絶好枠「9」

2歳女王アパパネは栗東での調整は順調で、枠順は最強の(9)番枠を獲得。桜の女王戴冠がグッと近づいた

早くも勝利の女神が微笑んだ!? この日午後に確定した桜花賞の枠順で、昨年の最優秀2歳牝馬アパパネが、〔5〕枠(9)番の絶好枠をゲットした。「ラッキーナインだね。これでオレの仕事も8~9分は終わったな」。国枝栄調教師は取材陣に白い歯を見せた

桜花賞は、フルゲートが18頭になった1987年以降、(9)番枠から90年アグネスフローラ、92年ニシノフラワー、98年ファレノプシス、03年スティルインラブ、04年ダンスインザムード、09年ブエナビスタと6頭が優勝。他の馬番を圧倒している“最強枠”だ。アパパネは同舞台で行われた昨年の阪神JFは大外の(18)番から勝ったが、今回はツキも味方に付けたようだ。

「外枠だと(前に)壁を作りづらいが、この枠なら内外の馬の出方を見ながらそれ(壁)ができるからいい。折り合いも付けやすいし、どうにでも動けそうだしね。金曜、土曜に坂路へ入れるかどうかは状態を見ながら決める」。トレーナーは2度目のGI獲りに手応えを感じている。

関東馬のアパパネは、2月18日に滋賀・栗東トレーニングセンターに入って調整中。2歳女王のタイトルをつかんだ昨年と同じ“栗東留学”で、環境にもすっかり慣れた。7日は茨城・美浦トレセンから主戦の蛯名正義騎手が駆けつけ最終追い切りに騎乗。軽快な動きで態勢は整った。8日は厩舎周りで軽めの運動を行って心身ともにリラックスした様子だ。

今季初戦となった前走チューリップ賞は、伏兵のショウリュウムーンの差し脚に屈して2着。ただ、本番を意識して少し余裕のある体つき(6キロ増)だったことを考慮すれば上々の内容だ。休み明けを使われて状態は上昇曲線を描いている。

「追い切り後も変わりなく順調。チューリップ賞の時と比べて、どれだけ中身が違っているかに注目して下さい」と福田好訓調教厩務員も気配の良さに自信の口ぶりだ。

好枠に加えて万全のデキにあるアパパネ。2歳女王から、桜の女王襲名へ-。同じ阪神マイルの舞台で再び頂点を極める。(片岡良典)

18頭フルゲートになってから(9)番で桜花賞を優勝したのは6頭。90年アグネスフローラは無敗5連勝で桜を制し、オークス2着後に脚部不安で引退。92年ニシノフラワーは3歳暮れに牡馬相手にスプリンターズS優勝。98年ファレノプシスは秋華賞、エリザベス女王杯とGI3勝。03年スティルインラブは牝馬3冠を達成。04年ダンスインザムードはGIヴィクトリアマイル優勝、天皇賞・秋、マイルCS2着。09年ブエナビスタは昨春の2冠牝馬で、今年3月のGIドバイシーマクラシックで2着と好走した。

 



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