競馬コナンG ~1億円の道~
グレードレースに特化した競馬情報を 探偵ヨロシク 情報収集!! 気になるあの馬をフォーカスします。
 



【阪急杯】フォワード短距離王名乗り   <SAN
2010.3.1 05:02
【阪急杯】フォワード短距離王名乗り
好位から抜け出したエーシンフォワードが待望の重賞初V。高松宮記念に向けて楽しみが広がる完勝だ(撮影・安部光翁)

2頭の間にできた僅かなスペースのその先に、明るい未来へと続く道があった。馬群を割って抜け出したエーシンフォワードが完勝。9回目の挑戦で重賞初制覇を飾り、短距離王者へ向けて大きく前進した。

「いつもこの馬に負けていたので、能力があるのは分かっていました。狭いところも、よく割って伸びてくれましたね。枠順も良かったし、考えていた通りでした」と岩田康誠騎手が、会心のレースを振り返る。

最大のポイントは、直線を向いた直後。逃げたヘッドライナーと、2番手追走のビービーガルダンの間に1頭分の隙間を見つけると、迷うことなく突っ込んだ。初コンビを組んだ相棒の闘争心に火をつけて、見事に重賞ウイナーへと導いた。

「終わってみれば完勝でしたね。アッサリと勝ってくれて、本当に力を付けたなと思います」。西園正都調教師にとっては、コスモセンサーで制したアーリントンCに続く“土日重賞制覇”。前日と同じネクタイとジャケットを着用して、ゲンを担いだ効果があった。

「マイルまでならどんな競馬でもできそう。スピードがありますから」。次走の高松宮記念(3月28日、中京、GI、芝1200メートル)へ向けて、師は意欲を燃やす。昨秋から体質が強化し、一時のスランプを脱出。今の勢いなら、GI獲りも決して夢ではない。(鈴木康之)

 

フォワード強襲!重賞初V…阪急杯  <HO

◆第54回阪急杯・G3(28日、阪神競馬場、芝1400メートル、良) 高松宮記念のステップレースは、インを強襲したエーシンフォワード(岩田)が、切れ味鋭く伸びて重賞初制覇を飾った。2着は4歳牝馬のワンカラットが入り、1番人気で昨年の覇者ビービーガルダンは7着に敗れた。

先行グループの直後で迎えた直線。エーシンフォワードの岩田は、わずかなスペースを見逃さなかった。前を行くヘッドライナー、ビービーガルダンの間。鞍上の左ムチに瞬時に反応し、アッという間に抜け出した。ゴールでは1馬身半差。決定的なリードを奪い、重賞初制覇を遂げた。

「いつも、エーシンフォワードに負けていたから、能力は分かっていた。考えた通りのレース」。初めての騎乗でVへ導いたトップジョッキーは、してやったりの表情で振り返った。

西園調教師は、連日の美酒を味わった。27日のアーリントンC(阪神)、コスモセンサーで断然人気(単勝1・7倍)のザタイキを下したばかり。同一競馬場での、土、日曜の平地重賞連続制覇は、1999年5月の白井調教師(アンタレスS=オースミジェット、京都4歳特別=ビッグバイキング)以来、実に10年10か月ぶりの快挙だ。

「ホンマかいな、という感じ。2頭にとって天気が回復したのが大きかった」。願いが天に通じたのか、レース直前に馬場は良に回復。ゲンを担いで前日と同じスーツ、ネクタイを着用したトレーナーは笑顔が絶えない。

今後は、高松宮記念(28日、中京)へ向かう可能性が高い。エイシンタイガー、ヘッドライナー、コスモベル…。うまくすれば、管理馬4頭で春の短距離王の座を狙うことになる。「今日でも、楽についていけるスピードがあった。安田記念向きかと思ってたんだが…」。指揮官はうれしい誤算を口にしながら、決戦へ思いをはせた。

◆エーシンフォワード 父フォレストワイルドキャット、母ウェイクアップキス(父キュアザブルース)。牡5歳の鹿毛。戦績18戦5勝。総収得賞金1億6011万3000円。重賞初勝利。生産者・米国のエディションファーム。馬主・(株)栄進堂。栗東・西園正都厩舎所属。

 [記録めも]

◆2日連続V エーシンフォワードの西園正都調教師(54)は、27日のアーリントンC(コスモセンサー)に続く2日連続重賞勝ち。今年は清水英克調教師が、シンザン記念(1月10日ガルボ=京都)→フェアリーS(同11日コスモネモシン=中山)で達成。

◆ここを勝っても…? 高松宮記念が3月施行のG1となった00年以降、阪急杯出走馬は10年連続で連対馬を出しているが、1着馬の優勝は04年サニングデールだけ。

◆外国産馬のV 07年エイシンドーバー以来3年ぶり。フォレストワイルドキャット産駒は、JRA重賞初勝利。

(2010年3月1日06時01分  スポーツ報知)

 

エーシンフォワードが初タイトル/阪急杯  <NI

<阪急杯>◇28日=阪神◇G3◇芝1400メートル◇4歳上◇出走16頭

単勝2番人気エーシンフォワード(牡5、栗東・西園)が待望の初タイトルを獲得した。ヘッドライナーが先手を取り、道中は4~5番手をキープ。

直線で前団が失速すると馬群を割って豪快に伸び、追いすがるワンカラットを突き放して快勝した。

タイムは1分21秒4。岩田騎手は「枠順も良かったけど、よく馬群を割ってくれたね。いつもこの馬に負けていたから(騎乗の)チャンスを生かせて良かった。まだまだギアを持っていると思う」と将来性を評価していた

西園師は前日のアーリントンC(コスモセンサー)に続く土、日重賞制覇を達成。1馬身半差の2着にワンカラット、3着にサンカルロが入り、1番人気ビービーガルダンは好位から伸びず7着に終わった。

馬連(2)(4)は2770円、

馬単(2)(4)は4510円、

3連複(2)(4)(6)は1万1570円、

3連単(2)(4)(6)は4万8640円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2010年2月28日17時42分]

 

 

 

【阪急杯】フォワード快勝!西園師2日連続重賞V    <SAN

2010.2.28 16:04
【阪急杯】フォワード快勝!西園師2日連続重賞V
「第54回阪急杯」を制したエーシンフォワード(右)(撮影・恵守乾)

28日に阪神競馬場で「第54回阪急杯」(4歳上オープン、GIII、芝1400メートル)が行われ、岩田康誠騎手騎乗で2番人気のエーシンフォワード(牡5歳、栗東・西園正都厩舎)が直線で抜け出して重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分21秒4(良)。2着は5番人気のワンカラット、3着には7番人気のサンカルロが入った。

先行集団のすぐ後ろを追走したエーシンフォワードは、直線で内めから馬群を割って抜け出し、後続に1馬身1/2差をつけて優勝。同馬は3歳春にGIIIアーリントンC、GIIニュージーランドTで2着に入っているが、重賞はこれが初勝利。

エーシンフォワードは、父フォレストワイルドキャット、母ウェイクアップキス、母の父キュアザブルースという血統。通算18戦5勝で、重賞は初勝利。岩田康騎手、西園調教師ともにこのレース初勝利。西園調教師は27日のアーリントンCをコスモセンサーで勝っており、2日連続の重賞制覇。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« アプリコット... 【中山記念】... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。