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【エリザベス女王杯】“超回復”セラフィックと一発/SP

【G1ドキュメント=10日】美浦の出走馬は朝一番に調教を終えた。ひと通りの動きを見届けた浜田は調教スタンドの1階へ。気になっているセラフィックロンプの取材を、と考えていると手綱を取る宮崎が、こちらに向かって歩いてくる。10月23日の福島競馬で落馬し、左足のひ骨を骨折。まだ、足をひきずっているものの、松葉づえをついていた先週に比べれば、驚異的な回復ぶりだ。

「どうしても乗りたいと思っていたので、間に合って良かった。左に重心がかかった乗り方なので、かえってバランスが良くなったと思います」。冗談まじりに話すが、骨折部位はボルトとプレートで固定されている。「骨折の程度は軽かったので、自然に治るのですが、2週間で乗れるようにするため手術しました」。休んでいる間も高濃度酸素カプセルの使用やバランスボールによる体幹トレーニングなど、騎乗するための努力を積んできた。「松葉づえだけでも、筋トレになった」と笑うが、この一戦に懸ける執念が実った。

愛馬セラフィックロンプは坂路で最終追い。4F50秒2の好時計で軽快に駆け上がった。武藤師は「前走が七~八分の出来だったから、今回の方が体調はいい」とした上で「この馬のことは(宮崎)北斗が一番、分かっているからね。一時はどうなることかと思ったが、間に合って本当に良かった」と胸をなで下ろす。宮崎も「大きく体を伸ばして走る馬。前が窮屈にならない位置で競馬したい」と馬の特徴はつかみ切っている。決してノーマークにはできない1頭だ。 

 [ 2010年11月11日 ]

 

【エリザベス女王杯】美浦レポート~セラフィックロンプ /RN

14日(日)京都競馬場で行われる第35回エリザベス女王杯(GI)に出走予定のセラフィックロンプについて、騎乗予定の宮崎北斗騎手のコメントは以下の通り。

●セラフィックロンプについて宮崎北斗騎手

「馬が良くなってくれています。中間の調教は厩舎の方に任せていますが、ここ2戦、返し馬で乗って、すごく具合が良かったので、もしかしたら勝負になるかと思っていました。馬体重が実際に増えていますし、体に柔らかみが出てきて、むしろ重賞を勝ったとき(08年暮の愛知杯)よりも、いいぐらいだと思います。そして今、馬の具合はさらに良くなっていると聞いています。

京都のコースは勝ったこともありますし、距離が延びても多分得意だと思いますから、対応できると思います。今回は本当にいいメンバーで、凄いメンバーと走れることを光栄に思います。それに僕自身、GIに乗るために騎手をやっていますから、本当に楽しみにしています。

馬も僕も、2度目のGI挑戦になります。頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(取材:中野雷太) 2010年11月10日15時17

【エリザベス女王杯】セラフィックロンプ激変!・SP  

休み明けを挟んで、重賞で連続2着。6歳秋を迎えて突然本格化したセラフィックロンプの激変に驚いているのは、当の武藤師かもしれない。秋初戦の府中牝馬Sは“鬼門”だった東京コースを克服し、道中2番手から粘りに粘った。

「実にフレッシュ。6歳牝馬とは思えない。以前なら休み明けを激走した疲れを心配するところだけど、この中間はさらに良くなっているよ。こんな馬、なかなか珍しいのでは?」

重賞初Vを飾った08年愛知杯は18頭立ての16番人気と超人気薄。重賞連続2着の近2走はともに14番人気。現役屈指の“無印良品”だ。しかも、前日輸送の遠征競馬に強い牝馬では珍しいキャラクター。全4勝は新潟と関西圏の中京(2勝)、京都で挙げている。「意外性のある馬だからね。それに今度は得意の京都。何かやってくれそうな気がする」と指揮官。ウオッカ&ダイワスカーレットを代表する“最強世代”の生き残りセラフィックに激走ムードが漂う。

[ 2010年11月09日 ]



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