中心はアプリコットフィズ。京都牝馬Sは14着に大敗したが、久々で馬が気負っていた。昨年のクイーンSで古馬を破った実力は上位。ハンデはトップタイの56キロだが、「前走は参考外。状態はいいし、変わり身に期待します」と小島良調教助手は巻き返しを誓う。
牡馬一線級とも互角に戦っているプロヴィナージュは、ここで悲願の重賞初Vを目指す。こちらもハンデは56キロを背負うが、「叩いて良くなっています。牝馬同士なら楽しみ」と小島茂調教師も意欲満々だ。
ブロードストリートは初の中山がカギとなるが、ローズSを制した1800メートルはベストの印象。京都牝馬S2着のヒカルアマランサスも引き続き上位争い。3月開業の高野厩舎に、いきなりの重賞Vをもたらすか注目される。