ＪＲＡ発 ０９’小倉２歳ステークス １２00m (小倉 レースの傾向と対策(１)

波乱注意！　１人気の信頼性は薄い。 伏兵の台頭も多い難解な２歳重賞！ 「第29回 小倉２歳ステークス」 過去10年の単勝１番人気馬10頭中、人気に応えて連対を果たしたのは、2003年のメイショウボーラー（１着）だけ。 2001年に単勝15番人気のタムロチェリーが、2002年に単勝10番人気のメイプルロードが優勝したことを考えても、小倉２歳Ｓは波乱が起きやすいレースと言えるだろう。今回は過去10年のレース結果を元に、好走馬の傾向を探ってみたい。

経験豊富な馬を狙え！ 前走までの出走レース数別成績を調査したところ、すでに「３戦以上」の出走経験を持つ馬が、３着内率30.3％と高い確率で好走していた。 デビュー間もない時期だけに、出走経験が多くレース慣れしている馬が有利と言えそうだ。〔表１〕 次に、前走までの出走レース数が「３戦以上」だった馬について、前走のレース別成績を調査したところ、３着以内に入った10頭中７頭が、前走「未勝利」組だった。 オープンクラスのレースだけでなく、「未勝利」で実戦経験を積んだ馬にも注目してみたい。〔表２〕   サリエルが人気／小倉２歳Ｓ前日オッズ（スポニチ） 　第２９回小倉２歳ステークス（６日・小倉１０Ｒ１２００メートル芝１５頭、Ｇ３） 　前日発売の最終オッズ（午後５時３０分現在）が５日に発表され、単勝はサリエルが３・４倍で１番人気となった。ジュエルオブナイルが４・９倍、メイショウヘミングが５・２倍で続いている。 　枠連は（２）―（６）が５・７倍、馬連は（１１）―（１３）が６・５倍、馬単は（１１）―（１３）が１２・０倍、３連複は（３）―（１１）―（１３）が１０・４倍、３連単は（１１）―（１３）―（３）が３５・０倍で人気を集めている。 [ 2009年09月05日 18:23 ]

※2000年は３着同着 〔表１〕 前走までの出走レース数別成績（過去10年） 前走までの 出走レース数 成績 勝率 連対率 ３着内率 １戦 3-4-1-41 6.1% 14.3% 16.3% ２戦 5-4-4-52 7.7% 13.8% 20.0% ３戦以上 2-2-6-23 6.1% 12.1% 30.3% 〔表２〕 前走までの出走レース数が３戦以上だった馬の、前走のレース別成績（過去10年） 前走のレース 成績 勝率 連対率 ３着内率 未勝利 2-1-4-14 9.5% 14.3% 33.3% ひまわり賞 0-1-0-3 0% 25.0% 25.0% フェニックス賞 0-0-2-5 0% 0.0% 28.6% 地方競馬のレース 0-0-0-1 0% 0% 0%

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