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【安田記念】フォワード大外からの一撃
 ・SAN
2010.6.5 12:02
高松宮記念でクビ差3着とGI級の能力を示したエーシンフォワード。ピンク帽の8枠18番からマイル王の襲名を目指す

安田記念(6日、東京)の枠順が4日、確定した。日本勢にマイルGI馬がいない今年は混戦ムードで、特捜班は8枠18番エーシンフォワードに◎だ。陣営の希望とは対照的な外枠に入ったが、東京芝マイルは外枠が有利。最終追い切りでも絶好の動きを見せ、本調子になかった前回とはデキも一変した。ダービーは1番人気で3着に敗れた岩田康誠騎手が、今週は伏兵で雪辱だ!!

安田記念は、過去10年で1番人気の優勝は昨年のウオッカ1頭だけ。そのウオッカも、昨秋のマイルCSを勝ったカンパニーも引退し、今年の日本勢にマイルGI馬はいない。混戦ムードで特捜班が注目したのは、8枠18番のエーシンフォワードだ。

3走前の阪急杯で重賞初制覇を決めると、続く高松宮記念でクビ差3着。GI級の能力を示した。1番人気に支持された前回は本調子を欠いて4着に敗れたが、大崩れしなかった点は評価していい。

2日の最終追い切りが秀逸だった。栗東坂路で4ハロン52秒2、終い1ハロン11秒9を余裕でマーク。コンビを組む岩田康誠騎手も状態の良さを実感。西園調教師は「いい動きでしたね。岩田君も『前回よりも調子がいい』と言ってくれました」とデキの良さをアピール。反撃の態勢は整っている。

4日午前に確定した枠順は8枠18番。西園師は「この2走が外やったから、できれば今回は内枠が欲しい」と話していただけに、希望とは正反対だ。ただ、東京の芝1600メートルは別項のように外枠が有利。グレード制が導入された1984年以降の安田記念の枠番別の成績は、8枠が8連対で、3枠、7枠と並んで最多。馬番別では18番は15回の出走で2勝(92年ヤマニンゼファー、02年アドマイヤコジーン)。勝率・133はトップだ。

「偶数の最後入れなら、ゲート内で待たされることなくポンとスタートできる。それにエーシンさん((株)栄進堂)も先週、ダービー(エイシンフラッシュ=名義は平井豊光氏)を勝って勢いがある。フォワードも状態は前走よりもいいし、番手(好位)に付くまで少し脚は使うので岩田君がこの枠をどう乗りこなすか。ここまで来たらウチらもベストを尽くすだけ。これで勝ったら立派なもんや」。トレーナーも前向きに受け止める。

日本ダービーでは1番人気のヴィクトワールピサで3着に敗れた岩田康騎手。2日の東京ダービー(大井)では12番人気のガナールを2着に導き、豪腕ぶりを見せつけた。今回は気楽に乗れる立場だが、当然、心に期するものがあるはずだ。

エイシンに負けた借りはエーシンで返す! エーシンフォワードに初騎乗で初重賞をアシストした岩田康騎手が、今度はGIタイトルを果敢に狙いに行く。


【安田記念】フォワード、デキは前走以上・SAN

2010.6.5 05:04
土曜に東京への輸送があるため、金曜が実質的な最終調整。午前9時前に滋賀・栗東トレセンの坂路を1ハロン17秒前後のキャンターで4ハロン69秒7-51秒4-17秒6(馬なり)で1本駆け上がった。引き締まった馬体は申し分ない仕上げを物語る前走の京王杯SC4着から中2週のローテーションになるが、しっかりと立て直しを図り、デキは明らかに前走以上だ。

【安田記念】エーシンフォワード「まさかね…」 /SP

エーシンフォワードは8枠18番。高松宮記念、京王杯SCに続き外枠に入った。西園師は「16番、17番とピンク帽(8枠)が続いていた。まさか大外とはね。有利とは言えない。でも神が与えた試練と思ってやるしかない」と気持ちを切り替えた。稽古の気配は変わらず上々。距離損はあっても出来の良さで浮上してくるか。
[ 2010年06月05日 ]


【安田記念】エーシンフォワード“内枠欲しい” /SP

エーシンフォワードは運動のみの調整だった。西園師は「出来は間違いなくいい。距離も大丈夫。ジョッキー(岩田)は“1800メートルでも”と言ってくれるぐらい」と自信を見せる。ここ2戦は8枠から惜しい競馬が続いただけに「前半で脚を使わされないように内めの枠が欲しい」と話した[ 2010年06月04日 ]

【安田記念】フォワード上昇一途だ /DA

 坂路で追い切るエーシンフォワード=栗東トレセン
坂路で追い切るエーシンフォワード=栗東トレセン

 「安田記念・G1」(6日、東京)

軽快な動きで上昇を印象づけた。エーシンフォワードは2日、栗東坂路で岩田を背に、4F52秒2‐37秒4‐11秒9。「乗り役も“この前より動きはいい”と言っていた。万全」と西園師は状態面に自信を見せる。「距離もこなせる。あとは枠番。ここ2走はピンク帽((8)枠)に泣かされた。(4)枠までなら結果は残せる」と内寄りの枠番をV条件として挙げた。


【安田記念】鋭伸フォワード11秒9  /SAN

2010.6.3 05:03
岩田康騎手を背に坂路を軽快に駆け上がるエーシンフォワード

エーシンフォワードは岩田康騎手を背に坂路で単走追い。4ハロン52秒2、ラスト1ハロン11秒9の鋭い伸びを見せつけ、迫力十分のフットワークだった。「いい動きでしたね。岩田君も『前回よりも調子がいい』と言ってくれました」と西園調教師。前走の京王杯SCはコンマ4秒差の4着に敗れたが、大崩れはしなかった。「安定して力を出してくれますし、阪急杯を勝った時のようにうまくタメて運べれば、面白いと思いますよ」と、トレーナーは期待している。


【安田記念】フォワード、追い風吹いた /DA

 ダービーに続いてG1ジャックを狙う“栄進軍団”の1頭エーシンフォワード=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
ダービーに続いてG1ジャックを狙う“栄進軍団”の1頭エーシンフォワード=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)

 「安田記念・G1」(6日、東京)

昨年の春秋マイル王の引退により、不在となっている主役の座。混戦の8F戦を制するのは、成長著しい5歳馬エーシンフォワードだ。すでに高松宮記念(3着)ではG1級の能力を示している。先週のダービーは平井豊光氏が所有するエイシンフラッシュが世代の頂点に立った。最高の風に乗って、2週連続“栄進軍団”(同馬は息子の平井宏承氏・名義は(株)栄進堂)がG1の勲章をつかむ。

  ◇  ◇

追い風が吹いている。1番人気の京王杯スプリングCで4着。安田記念での巻き返しを誓うエーシンフォワードにとって、先週のダービーは最高の結末といえよう。平井豊光氏が所有するエイシンフラッシュが、最強メンバーを一蹴(いっしゅう)。世代の頂点に輝いた。勝負ごとに必要な“流れ”はきているだけに「フォワード(名義は(株)栄進堂)も乗っていきたいね」と西園師は逆襲に力を込める。

厩舎が“栄進軍団”を管理することになった第1号がこの馬だ。新馬→500万下を連勝。3歳時はアーリントンC、ニュージーランドTで2着に入り、NHKマイルC(10着)、ダービー(15着)の変則2冠にも挑戦した。外国産馬らしい、早い時期からの活躍が目立ったが「体が華奢(きゃしゃ)で牝馬と見間違えるほどだった。使えばガタッとくるところがあった」と当時を振り返る。

古馬となり、期待通りの成長線を描いた。数字以上にどっしりと映るシルエットに「大人の体つきになった」と目を細める。昨年10月の復帰戦以降、阪急杯で重賞初Vを飾るなど、9戦すべてで掲示板を外さない堅実さ。短距離路線の主軸に駆け上がった。京王杯スプリングCは人気を裏切ったとはいえ「ここ2戦は内めが有利な馬場で、続けて外枠が当たってしまった。どうしても1角までに脚を使わされてしまうので仕方がない。レースの内容は上々です」と悲観していない。

好調を維持する。5月26日の栗東坂路では馬なりで4F54秒4‐39秒8‐13秒1を計時。「高松宮記念の後はさすがにダメージもあったが、今回は疲れもなかった。いい状態で全力投球ができる。距離面での心配もしていない」。有力な香港馬も参戦する国際レース。日本の誇る点取り屋が、豪快なシュートを決める。


【安田記念】好調軍団フォワード W杯の流れも後押し  /SP

【G1ドキュメント・安田記念=1日】会うとホッとする。西園師はそんなムードを持っている。上岡は厩舎の調教師室へ。話題はダービーの回顧となった。

「ガンガン逃げるコスモセンサー(ユニコーンS出走)が出ていたら、全く違う展開になっていただろうね。まあ、エイシンさんが勝ってよかったよ」

今週は安田記念にエーシンフォワードが出陣する。現在、厩舎には馬主が平井豊光氏の冠名“エイシン”が3頭、(株)栄進堂名義の“エーシン”が3頭在籍。フォワードは西園厩舎の栄進軍団で重賞勝ち馬第1号だ。ダービーを制した軍団の余勢を駆るか

「前走(京王杯SC4着)の後はダメージが残らないように、ゆっくりと調整してきました。距離はさらに延びますが、マイルまでならオールマイティーに走れますからね」

いつしか、また話題はダービーに。サッカーW杯イヤーでペルーサ(サッカーの現アルゼンチン代表監督マラドーナの愛称)が人気となったが、勝ったエイシンフラッシュは母の父がプラティニ(フランスのサッカー選手・指導者)だった。そこで妙案が。

「あっ、エーシン“フォワード”もサッカー用語つながりですよ」

いささかベタなフリではあったが、西園師は納得の表情でまとめてくれた。

「栄進つながりと、W杯つながり。流れに乗っていきたいですね」。締めの言葉はいつも前向きだ。前向きさは流れを引き寄せる。これが勝負の世界における法則だ。

[ 2010年06月02日]

 

フォワード上昇気手応え/安田記念・NI

<安田記念>

エーシンフォワードは京王杯SC4着からの巻き返しを狙う。平田助手は「高松宮記念(3着)の後はガクッと反動がきたけど、今回はいい感じ」と馬の調子に手応えをつかんでいる。3歳5月から4歳2月にかけて6戦続けて10着前後に大敗していたが、10月に復帰後は9戦して掲示板を外していない。「(ダービーで)エイシンさんが勝って流れがいいですね。ここ使って夏休みだと思うのでもうひと頑張りしてほしい」と期待していた。

 [2010年6月1日6時51分 紙面から]



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