「ユニコーンS・G3」(6日、東京)
ダート王への道を駆け上がる。バーディバーディは2日、栗東DPでリアルプリンス(4歳1600万下)と併せ馬を行った。残り4Fで馬体を外に併せて、ラストは強めに6F80秒7‐36秒2‐11秒9。並入でのゴールも手応えで相手を上回った。「前走はレース間隔が詰まっていたが、今回はゆったりとこられた。反応を確かめたが、いい感じでした。体重は変わらないが、見た目は牡馬らしくなっている」と大久保助手は成長を感じ取る。
重賞初制覇を決めた前走の兵庫CSが圧巻だ。3角先頭から他馬を寄せつけずに、馬なりのままで5馬身差の勝利を飾った。池江郎師は「前走は強い競馬だった。ただ、ダービーも好メンバーだったが、ここもダートの得意なメンバーがそろっている。正念場ですね」と気を引き締める。
府中のマイルは2月のヒヤシンスSでV。ダートでは5戦4勝でオール連対と、コース、条件を問わない。「前でレースができるので、安定している。いい結果を残したい」。ダービーをパスして狙った一戦。圧倒的なパワーで2個目のタイトルをつかむ。
【ユニコーンS】バーディバーディ力強く併入 /SP