
お久しぶりです!!
2012年11月7日の更新を最後に、ご無沙汰をしておりました。
おかげさまで、相変わらず元気に楽しくやっております!
皆さまはいかがお過ごしですか?
今日は、ご報告をしたいことがありまして。
久しぶりの更新が、楽しい話題でなくてすいません。
タイトルにありますように、飼猫のアナ(mix♀)が、
今年の1月4日に19歳で逝きました。老衰で眠るように。
長くなってしまいますが、その経緯を書きたいと思います。
猫を飼っている人の参考になることがあれば、嬉しいです。
アナは、もとはダンボールに入れて捨てられていた猫でした。
うちでの飼い方は、家と外を自由に行き来できるスタイル。
それが災いして、1年ちょっと前、外出中に交通事故で太ももを骨折。
高齢すぎて全身麻酔に耐えられないから手術はできない、
太ももという部位だけに固定も難しいと、獣医さん。
(全身麻酔って、体に大きな負担がかかるものなのですね)
なので、時々通院して痛み止めの注射を打ちつつ、
ケージの中で安静にしているだけの状態を余儀なくされました。
(ケージレスト、というらしい)
それでも数ヶ月たって、自然と骨はくっつきました。
適切な位置に固定できないので、折れたときの状態のままくっついた感じですが、
不自然ながらも歩けるようになったので、
時々ケージから出しては、リードをつけて家の周りを1周したり、
天気のいい日は庭につないで日光浴もするように。
しかしその頃から、これも年齢的なものでしょう、歯槽膿漏で歯がぼろぼろに。
口内が痛いので食事をしたくてもあまり食べられなくなり、やせ細っていきました。
もうちょっと若ければ歯を全部抜いてしまうという治療法で、
問題なく食事ができるまでに回復するらしいですが、
猫の抜歯というものは人間と違って全身麻酔が必要なんだそうで。
ですので、これも骨折処置の手術がNGだったのと同じで、時すでに遅し。
高齢すぎて抜歯手術の際の全身麻酔に耐えられない、
全身麻酔をすることで弱った腎臓に負担がかかったりして、死亡する恐れがあると。
多くの猫がそうなるように、以前からアナも猫特有の慢性的な腎不全を患っていて、
獣医さんにそれを改善するサプリをもらったりフードを工夫してはいましたが、
快方には向かいませんでした。
餌が口からこぼれ落ちるので、スプーンで一口ずつ食べさせなくてはいけなくなって。
拭いても拭いても、口の周りを膿?やよだれでいつも真っ黒にしているようになり、
においもひどくなってしまいました。
口の痛みで一度に多くは食べられないので、ちょっと食べたら食事をやめる→
すぐにお腹がすいて鳴く→餌をスプーンで食べさせるの繰り返しの毎日。
それが1年ほど続きました。完全な要介護猫です。
最後の方ではトイレも失敗するようになりました。
夜中も鳴いているようになり、先生によると認知症もあるのだろうとのことで。
夜中の鳴き叫びには、私も結構まいってしまいました。
そしてこの前の正月、「それでもアナは年を越せたんだなあ~、
食事を欲しがる元気はあるし、この状態であと何年かは生きるのかも」と思いました。
ですが1月3日の日、私たちが外出から戻ったらケージの中でぱったりと倒れていて。
びっくりして触ったら体温がかなり下がっていて、すでに危篤状態でした。
あちこちの獣医さんに電話しまくりましたが、どこも正月休みでつながらず。
しかたなくというか、もう覚悟を決めて、そのまま家族で看取ることにしました。
日付をまたいで1月4日の午前3時~4時頃、静かに息をひきとりました。
翌日ペット葬儀やさんに電話して、火葬とお骨上げのセレモニーをしてもらいました。
写真に写っている宇宙っぽい写真立ては、その業者さんが作成したものです。
後悔していること。
・最初から家の中オンリーの猫(外出させない)として飼わなかった。
・高齢になってからも自由にさせていた(だから交通事故にあった)
・猫の歯のケアについて無知だった。
・せめてもう数年若いうち(抜歯手術ができるうち)に歯の悪さに気づけばよかった。
などいろいろあります。
アナには「ありがとう」よりも、今は「ごめんなさい」という気持ちしかないです。
とにかく、19年もの間、良く生きました。
天国では、若返って、歯も治って、口の痛みもなくて、ご飯を思いきり食べて、
楽しく暮らして欲しいです。
それから、我が家のイモリたちのその後についても報告したいのですが、
長くなったので改めて。ではでは!