combatfoxの日記

仕事の暇を見てサバイバル♪畑のスミに秘密基地♪今日も元気にサバイビー☆

エピソードはこんなモンでどうでしょう?

2011-11-24 17:28:23 | ミリタリー
2011年11月中央アジア某国・・・
11月と言ってもこの国は熱い・・・灼熱の地である。ところどころに点在する村々も廃墟になっている場合が多い!我々は比較的居住者の多い地区の治安維持のため日々のパトロールを行っていた。メンバーは多国籍からなる勇士総勢15名で3分隊に分け3交代でパトロールを行っている。私の居た隊は中でも精鋭ぞろいで狙撃を得意とした私「combatfox]を筆頭に「爆発物、小火器のスペシャリストのベック伍長」「トラップや無線担当のボブ」「車両を任せれば右に出る物はいない、ピーター中尉」そして私の古くからの友人で「扱えない武器は無いベテランで、ファイティングラビット軍曹」の5名であった。ある日我々の隊が居住区から南に約5キロほどの荒野をパトロール中、廃墟となった民家から発砲を受けた、さすがベテランの隊だけあって皆落ち着いて対応し車両を下車、わだちに身を伏せ状況をうかがいながら、私の支持を待った。私は発砲してきたのが小火器で、しかも断続的に数回だったことから、またいつものゲリラが威嚇で撃ってきたのだろうと思い、各人に廃墟のクリアリングを指示し、私も北側から慎重に近づいた。・・・その時南から近づいたピーターとボブから無線が入り「どうも様子がおかしい・・・重機関銃搭載車両数台と見慣れない国籍の男数人が、武装した兵士と建物内に入って行ったらしい」経験からヤバイ雰囲気を感じた私は部下へ距離をとって警戒するよう指示し、本部へ応援要請と空からの偵察を要請した。・・・我々は廃墟から少し距離をおき、取り囲むように配置について、応援が到着するのを待っていた。20分が過ぎた頃だろうか突然私の居た北側へ数発発砲があり、おそらく南側への攻撃だと思われる爆発があった。私「ピーター、ボブ・・・・大丈夫か?・・・」ボブ「こちらは大丈夫だがピーターが苦戦中!応援へ向かう・・・オーバー」私「了解・・・無理はするな・・もう直ぐ応援が来る」こちら側への攻撃も激しくなってきた。私の数メートル横に付いていたラビット軍曹が50口径の猛烈な攻撃を受け動けない状況に陥った。ヤバイ・・・このままでは全滅する・・・無線で東周りで我々と合流し一時退却するよう無線連絡し、ラビット軍曹を援護するように手にしていたAK-Mで廃墟へ向けて打ちまくった!その内の何発かが敵にあたったらしく50口径の銃撃が一瞬途切れた。私は軍曹へ叫んだ・・・「今だ、こっちへ走りこめ」軍曹も間髪要れずM249を猛烈に打ちながらこちらのわだちへ走りこんだ。・・・何とか窮地は脱した物の不利な状況に変わりない!ボブとピーターも私の見える位置の朽ち果てたトラックの後ろへ非難できたようだ。無線「ゲリラの猛烈な攻撃に合い、そちらへの応援が遅れそうだ・・・」ラビット軍曹「シィットッ・・・あいつら普段働かないんだっ、応援ぐらい、さっさと来いってんだ」私「まぁそう言うな、どうもゲリラの活動がおかしい、大規模な何かをたくらんでやがる、帰ったら本部へ報告し掃討作戦を立案した方がいいな」我々は応援が到着するまで、反撃しながら、しばらく状況を維持していた。ようやく応援が到着しヘリから、ミサイル攻撃が加えられ、廃墟は木っ端微塵に吹き飛んだ。ラビット軍曹「ヒャッホ~ざま~みやがれってんだ」ボブ「やばかったですね、もう少し応援が遅れていたら、我々の誰かが負傷していたかもしれません」ピーター「しかし、応援のヘリもミサイル6発も撃ち込むなんて、休暇中に呼び出されて頭にきてたんだなw」私「何とか助かった。すまないが帰ったら直ぐ報告し掃討作戦の準備だっ!忙しくなるぞ」我々は応援部隊へ現場の確認を任せ一時、報告と体制建て直しのためヘリで本部へ戻ることにした。ボブとピーターが先にヘリへ乗り込み次に私が乗り込んだ。私「ラビット早く乗れ置いていくぞっ・・・」ラビット軍曹「待ってくれ・・・まだなんだか、敵の視線を感じる・・・いやな気分だ」そういいながらヘリへ駆け寄ろうとしたその時・・・パンッ・・・乾いた銃声が1ッ発響いたかと思うと、軍曹がその場で崩れ落ちた・・・・・・
ラビット~・・・私は叫びながら軍曹へ走りよった。ボブとピーターは発砲があったほうへ機銃掃射で援護に入る・・・私はラビット軍曹を抱え上げるとヘリへ急いで飛び乗りパイロットへ叫んだ」ハリーアップ・ハリーアップ・・・急いでくれ私はラビット軍曹の容態を調べた、ドコだどこを撃たれた?」ラビット軍曹「腹を撃たれました・・・スミマセンッ・・・ぜんぜん見えなかった・・・・こんなはずじゃなかった・・・」私「分かった、もうしゃべるなっ、直ぐ本部の病院へ連れて行ってやる、大丈夫、心配ない、助かるさっ」ヘリは本部へ急いだ・・・もう少しで本部へ到着です。パイロットが私へそう告げた。私「もう直ぐだぞ、がんばれっ」ラビット軍曹「済みません隊長っもちそうに有りません・・・家族を頼みますっ・・・それと・・これを国の友人へ渡してください」そう言うと軍曹は私の胸の中で息を引き取った。私「ラビット~~~~~~~~」それから数日後、ゲリラ掃討作戦は無事完了し、ゲリラが大量の生物兵器をばら撒く陰謀を進めていたことがわかった。我々の立案で第三次になる前に食い止められた。葬儀もおぼつかない状況がひと段落して、盛大にラビット軍曹の葬儀が行われた。現地への功績と世界的汚染の危機を食い止めた功績で2階級特進が与えられた。家族については国が責任を持って貸与するとのことであった。私は彼の家族へ挨拶と弔いの言葉を継げ、彼の友人へのもとへ向かった。・・・・私「パイル二等兵さん私の部下のラビット軍曹から頼まれてきました。・・・」パイル二等兵「彼は元気ですか?今日はどういったご用件で?」私「彼は名誉の戦死を遂げました・・・とても勇敢で正義感が強く仲間思いのいい奴でした・・・」パイル二等兵「そうでしたか・・・彼もキット優秀な隊長と作戦を共にでき・・・戦えた事を誇りに思っていますよっ」私「友人である貴方にそう言ってもらえると、少しは気が晴れます。」私「今日来た目的は、彼の最後の望みをかなえる為です。最後に彼に頼まれました。これを貴方へ渡してくれと・・・」そう言うと私はパイルさんへ、ラビット軍曹が最後まで握り締めていたギザ十を手渡しました。・・・パイル二等兵さんは、目に涙をうっすらと浮かべながら、こう呟いた「アノヤロ~、最後まで俺が集めてるの覚えていてくれたんだ・・・バカヤロー・・・・確かにギザ十は大事だが・・・死んじまったら寂しいじゃないか・・・・」






                 FIN                    





注)この物語はフィクションであり実在する人物や場所、任務など一切関連はございません