日本亡命政府ブログ 『揺り籠より天使まで』

自由や民主主義は素晴らしいのか。
政治、経済、国防、社会的な事を語る。
疑う力を得るブログ。

「ベルリンの壁」をもう一度。

2011-04-22 17:58:04 | 既成概念を疑う
参照記事:ベルリンの壁崩壊20周年

社会主義と共産主義は似て非なる。
しかし、私を始め日本人の大半は「社会主義=監視社会」として自動的に不吉に考えてしまう。

ベルリンの壁の崩壊は、
「良い出来事」「美しい話」として教科書から教えられた。
しかし、東ドイツ国民の中にはベルリンの壁の復活を望んでいる人も居るのだ。



共産国家で教育を受けた人の中には、民主化後に資本主義に馴染めず、経済的に苦しい人も多い。


ボーダーレスするのは簡単だが、ボーダーレスした後の混乱の調整は難しい。


ルーマニアも、チャウチェスクの独裁制が終わった後のルーマニアの方が、治安や経済が悪化している。


共産主義が暗黒だからといって、資本主義が必ずも薔薇色とは限らない。

現に日本国も、自由と民主主義の国なのに年間3~5万人が自殺している。
何故か、日本の自殺率は共産主義国家並みに高いのだ。





サイババ危篤。インド政府とサイババ。

2011-04-20 20:16:25 | 宗教
参照記事:聖書で読むアメリカ(続)

サイババが危篤らしい。
容態は一時は回復したが、かなり老衰している。85歳らしい。

イスラエル人のユリゲラーや、米国のエドガー・ケーシーみたいに有名になる超能力者はいつの時代もいるが。


サイババは本当に「聖者」扱いされているらしい。


サイババは金粉やネックレスを魔法みたいに出現させられるらしいが、インドのシン首相までもが信者らしい。
またインドの軍部・官僚・経済界にも大量の信者が居るらしい。


インド政府は彼の福祉事業を本当に支援している。
またサイババも政府に多額の献金(寄付)をしている。


サイババはインドで政府公式の「聖者」なのだ。


サイババには、手品説やサイ病院での臓器売買など黒い噂もあるが、インド政府はサイババと密接している。


これは江原啓之の比較に成らない社会的地位が与えられている。
このサイババのような超能力者1人に、11億人を統制するインド政府が対等に付き合うというのは少し恐ろしい気がする。

サイババは確かに、水道水や病院の設立などをやり福祉事業者として成功したが、それは霊感商法によって得た資本も有るだろう。


サイババとインド政府の密接は、改めてスピリチュアルの「政治力」を感じた。
そしてスピリチュアル政治はやはり不気味である。




中世型軍国主義擁護論

2011-04-20 19:50:55 | 第三の位置
中世は暗黒の時代だったと教えられた。


ヨーロッパの貴族制、死刑制度、武士の支配、権力者による民衆弾圧・・・


しかし、それは「専制主義」のシステムが悪かったからでは無くて、「暴力は野蛮」という概念が一般的に足りなかっただけの可能性がないだろうか。
(中世の暴力文化は政治が悪かったからでは、無くて道徳教育が欠落していただけという説)


民主主義国家と言われたアメリカ合衆国も1950年代にはまだ、非白人人種への迫害は有った。


日本史でも鎌倉時代や江戸時代のように武士の軍事政権が統制していた方が治安のレベルでは安定していた。


権力の構造がはっきりしない、政府の統制がゆるくなった戦国時代や室町の終わり頃の方が、内乱や権力闘争により人が死んでいる。



「中世の専制主義」(エリートによる政治)は消して暗黒では無い気がする。




軍国主義は本当に悪だったのか。

2011-04-19 21:50:56 | 第三の位置
戦後の日本国(というより殆どの国では)、軍国主義=悪と教科書からテレビからで教えられた。
しかし、軍国主義は実は人類の原始的な政治体制に近い可能性がある。


まず、現アメリカ合衆国は世界一の軍事力を誇り、アメリカ軍vs世界でもアメリカ軍が勝利出来ると言われている。


(中国軍は数は多いが、自衛隊や米軍よりかは技術面で遅れていて、やはりアメリカ軍しか世界覇権を握れる軍隊は存在しない)
アメリカ合衆国は軍事により経済が成り立っていると言える。

つまり、アメリカ合衆国は民主主義と自由の国であり軍国主義でもある。
大日本帝国が戦後批判されるのは軍国主義により人権うんぬんでは無くて、「戦争に負けたから」に過ぎない可能性がある。


また、どんな自由と民主主義を標榜する国家も「有事」の時には、
軍部の発言力が上がり国民も軍隊の支配を我が安全のために受け入れる、
つまり軍隊主義化する。


911事件以降のアメリカ国民は、軍部の地位向上や、反テロの名のもとに行われた検閲も受け入れている。軍国主義は決して民主主義と対立していない。

軍国主義は批判しても多分無くならないだろう。



 


  

人権や民主主義は完全なのか?

2011-04-19 15:04:09 | 第三の位置

私は小さい頃から教科書にて、
「民主主義は素晴らしい」
「21世紀は民主主義の競争の時代」

と教わった。


自由と民主主義=善


これが公民教科書の絶対的な主張だった。


今、
アメリカ式の自由民主主義か、ソビエト式共産党全体主義の
「2つ」しか無いのだろうかと思う。


江戸時代や清帝時代の中国、
フランス革命前のヨーロッパにヒントは無いだろうか。


自分式の第三の位置を模索するブログ。


平成23年、4月19日に開始。