筆の足跡

日々の出来事と趣味のお絵描きの記録です。

助手をしました

2016年03月15日 | 日本画・絵

先日、川越の市立美術館で行われた日本画教室の助手をしました。

日本画は初めてという方々を対象にした教室で、

15人募集のところ応募者多数で抽選になったとか。

講師はいつもお世話になっている樋口先生。

面白そうだったので押し掛け助手をしてきました。←もちろんノーギャラ(ただしお弁当付き)

限られた材料費の中でやりくりするのが大変でした。←もちろん先生が

使用したのは鳥の子紙の色紙。

筆は平筆、面相筆、隈取り筆を用意。

百合の花の写真を用意し、それをトレース&転写。

そして墨で骨描き。

ここまでで午前の部が終了。

皆さん丁寧に骨描きに挑戦してくれました。

午後は胡粉作りにトライ。

胡粉をねって団子を作り、百たたきする様子はお料理教室のようです。

花を胡粉で塗ったあと、水干絵具と岩絵の具で着色。

大きな失敗する人もなく、皆さん百合の花を完成させることができ、

無事日本画の体験していただきました。

よかった~。

それにしてもすごいのは先生のトーク。

生徒さんたちをあきさせないためにほとんどしゃべり通しです。

絵画教室を成功させるためのコツはトークだな、と悟った1日でした。

私と言えば助手とは名ばかりで、先生のお話に相づちをうち、

皆さんの作品をホメまくり。

先生は緊張で頭が痛くなったそうですが、基本助手は気楽です。

ほんの少し先生の支えになれたらいいかな~程度です。

何はともあれ、なかなか貴重な体験ができて楽しかったです。