二酸化炭素排出削減の要が叫ばれていますが、ロンドンのSutton地区の再開発地域に作られたカーボン・ニュートラル(二酸化炭素排出ゼロ)を目指すエコ・コミュニティーが注目されているようです。このコミュニティーはBedZED (Beddington Zero Energy Developmentの略)と呼ばれ、環境に優しい建築を目指すBill Dunster建築事務所の設計、施工によるもので、240人が暮らし、200人が働いており、商業用建物、保育園、展示場も含まれています。概ね以下のような特徴があります。
1.建物の居住区は前庭を持つ南向きで、作業区域はその裏側にあり、屋上庭園を備えています。
2.建物は暖かい時は熱を貯蔵し、寒くなると熱を放出してくれる建材で作られ、太陽熱の有効利用が図られています。
3.可能な限り再利用または再生材料を使用し、木材は持続的に管理されている森林から得られたものが使われています。
4.可能なら半径35マイル(56キロ)以内から取寄せでき、製造に要するエネルギーが少ない素材が使われています。
5.電力供給は、屋上に設置した太陽光パネルと廃木材を燃やす135キロワットの小規模火力発電所により、排熱は給湯に利用されます。(木材を燃やしても、木を植えて吸収させれば二酸化炭素を増加させないので、カーボン・ニュートラルと考えられています。)
6.徒歩、自転車、公共交通システム利用を推奨し、住民共有の電気自動車を備えています。
1.建物の居住区は前庭を持つ南向きで、作業区域はその裏側にあり、屋上庭園を備えています。
2.建物は暖かい時は熱を貯蔵し、寒くなると熱を放出してくれる建材で作られ、太陽熱の有効利用が図られています。
3.可能な限り再利用または再生材料を使用し、木材は持続的に管理されている森林から得られたものが使われています。
4.可能なら半径35マイル(56キロ)以内から取寄せでき、製造に要するエネルギーが少ない素材が使われています。
5.電力供給は、屋上に設置した太陽光パネルと廃木材を燃やす135キロワットの小規模火力発電所により、排熱は給湯に利用されます。(木材を燃やしても、木を植えて吸収させれば二酸化炭素を増加させないので、カーボン・ニュートラルと考えられています。)
6.徒歩、自転車、公共交通システム利用を推奨し、住民共有の電気自動車を備えています。