私服通勤がOKに! 震災後に変わった「会社のルール」(escala cafe) - goo ニュース
2011年4月19日(火)16:00
![escala cafe](http://img.news.goo.ne.jp/picture/escala/mescala_110419_vol_156_GL034_L-thumb.jpg?200x200)
震災後、家族や恋人と避難時の連絡方法や防災グッズについて確認した人も多いのでは。プライベートだけでなく、会社の中でも震災後に決まった新しいルールがあるという人も。「震災後、こんなルールができた」というエピソードを聞いてみました。
■みんなまとまって帰宅するように(29歳/金融)
「節電で街全体が暗かったこともあって、会社から駅までの道をみんなでまとまって帰るようになった。誰が言い出したわけでもないのだけれど。余震が続く中、ひとりより誰かといたほうが安心だし心強かった」
未曾有の非常事態の中。人々との絆が深まった、という人も多いのではないでしょうか。
■最低限の電気で(31歳/食品)
「震災後、廊下やトイレ、給湯室などの電気も含め、社内では最低限の電気しかつけていない。空調もつけていません」
こんな会社、多いですよね。東京のオフィス街でもビルの窓の光がかなり減り、各社が節電に取り組んでいることがわかります。
■ポットは使わず、その都度お湯をわかす(28歳/広告)
「節電でポットを使わなくなった。コーヒーやお茶が飲みたい人は、その都度ガスコンロでわかすのがルールになっている」
会社だけでなく、家庭でも電気ポットを使わなくなった人は多いのではないでしょうか。余震の際にはすぐに火を止めることも、全員で確認し合ったそうです。
■私服通勤がOKになった!(26歳/IT)
「スーツでの出社が基本だった我が社。震災後は、来客がある日以外は私服での通勤がOKに。余震が続いていて、いつまた大きな地震が起こるかわからない中、いざというときに動きやすいようにと、社長の提案です」
備えあれば憂いなし。社長の提案、ありがたいですね。
震災後、人と人は支え合って生きているのだということを実感させられるシーンが数多くありました。今後も企業単位、個人単位の努力が必要。小さな取り組みからでも助け合って、復興への道を一歩ずつ確認していきたいですね。
(桜まゆみ+プレスラボ)
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