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マタニティマーク論議に見る公共マナー

2014年12月16日 17時38分42秒 | コラム・ルポ

マタニティマーク論議に見る公共マナー(Mocosuku Woman) - goo ニュース

Mocosuku Woman2014年12月15日(月)09:00

マタニティマーク論議に見る公共マナー
(Mocosuku Woman)

◆9歳になったマタニティマーク
妊婦が交通機関を利用するときに付ける「マタニティマーク」をご存じでしょうか? 厚生労働省が2006年に制定したものですが、2014年9月の世論調査では、「知っている」と答えた人は女性が63.8%、男性は41.4%にとどまりました。制定から9年目に入っているにもかかわらず、まだ定着しきっていない実態が浮き彫りになりました。
 

◆マタニティマークが生まれた理由
もともとマタニティマークが生まれたのは、交通機関などを利用する際にこのマークを身につけ、周囲に妊婦であることを示しやすくするためです。また、職場や飲食店などが、妊産婦さんにやさしい環境づくりを推進するため、というのが目的でした。外見からは妊娠していることがわかりにくい妊娠初期でも、マタニティマークがあれば容易に判別できます。
 

◆マタニティマークは妊婦にやさしい?
最近、このマタニティマークに対し、インターネットなどに批判の書き込みが相次ぎ、議論となっています。「座りたいなら頼めばいい」「座っている人がなぜ声をかけなければいけないの」といった意見が多く、まるで「席を譲ってマーク」のようにとらえられているようです。一方、マタニティマークをつけていてバッシングを受けた妊婦さんもいたため、妊娠してもマタニティマークを付けない人も出てきているようです。これではマークを作った意味がありません。
 

◆妊婦さんのリスク回避
妊娠初期は、つわりを含めて体調不良になることが多いものです。電車内で立っているだけでもつらい場合があります。そんなとき、妊婦であることを周囲が理解してくれれば、少しはつらさが軽減できます。また、もし救急で運ばれるような事態になったとしても、このマークを救急隊員が認識できれば、受け入れる病院も産婦人科医の待機などができるのです。

 
◆マークは特権ではない
妊婦さん側も、マタニティマークを特権のように振りかざすのは考え物です。つらい時は、自分から「席を譲っていただけませんか?」と声を出してもいいでしょう。席を必要としているのは妊婦さんだけとは限りません。具合が悪い人やへとへとに疲れている人など、さまざまな人に乗り合わせているのですから、マタニティマークを付けているから譲ってくれて当然という考え方は間違いです。自分からお願いする、席を譲ってもらったらお礼を言う、ということは頭に入れておいて損はないでしょう。
 

◆妊婦を応援する象徴に
マタニティマークの普及と同時に、妊婦がどんな状態なのかを、男性や妊娠経験のない女性に知ってもらう必要があります。そうした啓発が進めば、マークの認知度も上がり、世の中に受け入れられやすくなるでしょう。日本では少子化が社会問題になっており、また妊娠しても働き続けたいという女性は増えています。妊婦を応援する象徴としてのマタニティマークにしたいものです。
 

 
マタニティマークに対してバッシングするようなヤツは、ごく一部だと思うけど、度量の小さいヤツが増えたということかねぇ。 

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