スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信後、初めての週末となった23日、各地でスマホを手にゲームに熱中する人の姿が目立った。

 東京都墨田区の東京スカイツリー近くにあるポケモンのキャラクターグッズを扱う「ポケモンセンター」の外でゲームをしていた同区の中学3年の女子生徒(14)は「歩きながらポケモンを捕まえられるのが面白い」と説明。歩きスマホによる事故の危険も指摘されているが、「気を付けている。親からも自転車に乗りながらしてはいけないと言われた」と話す。

 ポケモンGOで提携した日本マクドナルドの店舗には多くの人が詰め掛け、親子連れの姿もあった。銀座のマクドナルドにいた杉並区の会社員原純也さん(32)は「今までにないゲームだが、夢中になってどこを歩いているか分からなくなることもある」と真剣な表情で話した。

 東京タワー前でポケモンGOをしていた栃木県那珂川町の会社員男性(30)は「周囲に注意を払えなくなるほど面白いとは思えない。スマホの電池も消耗が激しいし」と淡々と語った。

 世界文化遺産登録に決定した東京都台東区の国立西洋美術館前でもポケモンGOをする人の姿が。ブロンズ像の周囲では多くの人がスマホを操作していた。公共施設や観光名所などではトラブルも懸念されるが、埼玉県草加市の会社員起塚雅也さん(23)は、「禁止されていなければ、遊んでしまうかも…」とばつが悪そうに話した。

 福岡市でも「ポケモンセンター」があるJR博多駅周辺で多くの人がポケモン探しに熱中した。市内在住の専門学校生の男性(19)は「リアル(現実)とゲームが一体化したおもしろさと、みんなで一緒に楽しめるのが魅力」と友人2人を連れ、市内を歩き回った。

 一方、京都府亀岡市では22日深夜、ポケモンGOをしながら原付きバイクを蛇行運転していた男性(22)が、道交法違反(携帯電話使用)で、警察官に反則切符を切られた。府警によると、男性は「ポケモンを探しながら走った」と話している。


仕事に関係する場所にキャラクターがいたら影響を受けると思い、『仕方なく』といった体ではじめて見たけどね。

…まだ分からないことだらけだけど、何だか面白そうだぞ。