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聖教新聞(2022/01/20)名字の言

2022年01月26日 08時48分36秒 | コラム・ルポ




 きょうは二十四節気の「大寒」。小寒から節分までが「寒の内」。大寒はその中間に当たり、一年で最も寒さが厳しい時期といわれる▼今年の小寒翌日の1月6日、都心でも雪が積もった。童謡詩人・金子みすゞさんの作品「雪に」が頭に浮かんだ。「海にふる雪は、海になる。/街にふる雪は、泥になる。/山にふる雪は、雪でいる。/空にまだいる雪、/どォれがお好き。」(『金子みすゞ童謡全集』JULA出版局)。確かに、雪はどこに降るかを自分では選べない▼「私たち人間も雪と同じです」と言うのは、金子みすゞ記念館の矢崎節夫館長。「生まれる場所も時も、自分では選べないのです。選べないということは、その場所こそが自分の場所だということでしょう。あとは、嬉しいことを見つけやすい自分でいるかどうかです」(館長コラムから)▼御義口伝には「法華経を受持する所を『一生成仏のための修行の場所』というのです。この娑婆世界を去って極楽浄土等の他の国土へ行くことではないのです」(新1086・全781、趣意)と。「今いる場所で幸福になる」のが、日蓮大聖人の仏法である▼読者の皆さま、寒中お見舞い申し上げます。春が待ち遠しい日々、健康第一で前進したい。(川)



ああ、なんか金子みすゞの詩って、スッと心に入り、ホッとして、心が温かくなるんだねぇ。



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