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おっさん歩日記 | 妙高ハピネスイリュージョン II - RICOH GRの長秒露光撮影講座付き -

2015-11-06 | RICOH GR

おっさん歩日記、前回に続き3回シリーズの2回目です。

今回はリコー製コンデジ、GRのイルミネーションの撮影講座付きでお送りします。





まず2回目は最初は・・・















水のプロジェクション・マッピング

RICOH GR 18.3mm F2.8 f/5 8sec ISO-125 AWB 0EV (Tv)(トリミング)





最近ハヤリの演出手法ですがここは「水」に投影。

おっさんは初めて見ますが、これも迫力があります。

龍をテーマにした内容となっています。





静止画の投影ではなかったので長秒露光だとちゃんと写るか心配しましたが、何とか画になるものが数枚撮れました。

露光中、その大半の時間を占める映像がくっきりと焼き付けられます。
左は目玉のような模様、右は「金」の文字。


大きな空間に現れる映像に見入ってしまいます。



























お待たせしました。



ここでGRの長秒露光撮影講座!です。




コンデジも一眼レフもミラーレスも撮影方法は、そう変わりませんがRICOH GRの場合の撮影方法を掲載してみます。
参考にしてみて下さい。




-- カメラを固定しよう!


まずは、カメラを固定する道具(三脚など)が必要です。

人が込み入る場所は三脚禁止の場合があるので注意しましょう。

そこで登場するのがゴリラポッドです。

これも立派な三脚ですが脚がぐにゃぐにゃ曲がるので何かに寄生する(絡ませる)ことができます。

GRは250g程度と軽いので楽々と固定できます。

これが一眼レフなどの重量級になるとゴリラ君が負けてしまい落下しちゃいますので注意です。




-- ブレないように撮影するには?


次にカメラ側の設定です。

シャッターを押す(レリーズ)際の注意ですが、リモートコードがあればカメラをブラさずレリーズできます。

しかしながらほとんど人はそれを持っていないのでカメラ側で設定すると同様のことができます(タイムラグはありますが)。

設定は簡単。

セルフタイマー(カスタムセルフ)を使えば良いのです。 記念撮影するときに使う機能ですね。

これをファンクション(Fn)ボタンなどに割り当てておくとすぐ設定できるので便利です。

コツはレリーズボタンを押した後にカメラの揺れが収まる時間にすること。

2秒固定にするか、自分で時間を決めることもできます(5~10秒)

安定していれば2秒でも十分かと思います。

ちなみにGRはレンズシャッター方式なので振動がほとんどありません。

一眼レフはミラーのパタパタ振動に注意が必要です。 ミラーレスはシャッターの先幕振動に注意が必要です。




-- Tvモードに設定しよう!


そして露出モードの設定。

TvかTAv、もしくはMにします。

通常はTv(シャッタースピード優先AE)で十分かと思います。

ちなみにTAv(シャッター&絞り優先AEモード)はシャッター速度と絞りを自分で決められISO感度をGRが決定してくれます。

M(マニュアル)は読んでのごとくシャッター速度と絞りを自分で決めます。(ISO感度は指定した設定に依存)

じっくり撮る場合はTAvやMが良いのですが露出決定に時間が掛かります。

今回のようにイルミネーションが点いたり消えたり、と頻繁に露出が変わる場合は難しいですね。




ちなみにTvやTAvは露出時間が8秒までとなっているのでこの範囲で撮影できる条件が必須です。(8秒以上必要な場合はMにします)

この8秒設定の中でGRが適正露光時間を判断して撮影してくれます。



その場合、ちょっと露出不足かな? っと思たら簡単にプラス側に露出補正できます。

逆に露出過多の場合はマイナス補正できますが、その場合は露出時間を短くするかの選択が必要です。




-- ピントを合わせよう!


その他の調整ですが、FA・ターゲットの移動。

GRを固定してしまうとピント合わせ位置に困りますのでこの機能を使用してピント位置を合わせましょう。



-- その他の設定


長秒時ノイズ低減のON/OFF機能の設定

ONにするとノイズを目立たなくする代わりに解像感が低くなったり、撮影後のノイズ除去に時間がかかったりします。 この間、カメラ操作はできません。

OFFにするとその逆ですね。

これは好みですが早く次の撮影をしたい場合はOFFにした方が良いでしょう。


他に多重露光も組み合わせると面白いかもしれませんね。



-- そして撮影!


さぁ、クドクドと説明して既に飽きていると思いますが、ここまでできたら後は構図をしっかり決めてピントを合わせてレリーズボタンを押すだけ。








撮影したサンプルは次回掲載しますのでお楽しみに!


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