~おっさん歩日記~

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【trzブログ】Panasonic DMC-LX3と写ルンですD

2008-07-22 | 日記・エッセイ・コラム

松下電器産業よりハイエンドコンパクト LX3が発売になったようです。
カメラ歴の短いわたしがデジカメで「高級コンパクト」と呼ばれる製品はキヤノンPowerShotGやシグマDP-1、リコーGR、GXくらいしか思いつきません。
もともとカメラは写ればいい「旅行の道具」ぐらいの存在にしかなかったのですがリコーGRDのサンプルをみた時、その特異な絵は素人でもわかるくらい衝撃的だったのを覚えています。(でも購入したのはGX100でしたが...)
モードダイヤルのM、A、Pなどの文字の意味すらわからず GRDやGX100のパーフェクトガイドを片手に色々試して、なんとか撮影できるようになって楽しさがわかってきました。
色々なメーカーのデジカメは10年ほど使用していますが、その楽しさを教えてくれたのがGXでした。
撮影方法や構図を考え、思い通りのスナップが撮れた時のうれしさはたまりません。(それには相当数のシャッターを切りますが)
素人の私でも頑張れば応えてくれるGXはとてもいとおしい存在となってしまいました。

いままでキヤノンや松下製を好んで使用していましたがどうもしっくりきませんでした。
とくに松下のTZ50が発売になったとき「無線LAN内蔵」の文字が...もうこうなると家電なのかPCなのか何なのか。
たしかに利用する人によっては利便性があって「買い」のモデルなのかもしれませんが、このままいくとそのままブログにアップできるよう、キーボード付き、しかも「ワンセグ録画機能付き」(極端すぎ?!)のデジカメが発売になりそうな勢いです。

カメラって一体何なのでしょう? このデジタル時代「全部入り」を出すことは不可能ではないと思いますがあまりにも不甲斐ないというかポリシーがないというか売れればいい的ネタの発想と本質を見失っているように見受けられるメーカーがどうも気に入りません。

GRはフイルム時代からの力の入れようをいろんな記事で読んだとき、リコーの商品に対する過去からのこだわりの積み重ねが現在に生きていると感じます。

別にLX3を批判しているわけではありません。むしろGRやGXが評価されたと他のメーカーが認めたとこでこだわりのある開発競争がされることに期待したいです。

でも何だかんだ言っても所詮素人の私。
望むのは昔愛用していた「写ルンです」の環境対応デジカメ版。
35mmフルサイズ映像素子を搭載しフイルムタイプの大きさと軽さを維持したバカチ○ンカメラ、その名も「写ルンですデジタルFX(リサイクル)」です。
価格は税込み980円くらい。
いまだに持っている愛用してたジークリッパーも使用できるよう互換性を維持したものがいいです。
海やプールにも持って行きたいのでウォータープルーフタイプや更に安価なAPS-C版タイプ(税込み780円)も同時発売。
早く旅行先のみやげ店で出回るようになって欲しいな。
あの手軽さをデジタルでもう一度...

(たれ)