goo blog サービス終了のお知らせ 

岡田ユキオ/Slice Life Collage

漫画家の岡田ユキオのブログです!
日々のアレコレ、頭の中のソレコレを輪切りにして、
切り貼ってみます♪

俺たちに明日はない

2012年01月23日 | 映画

「俺たちに明日はない」

大恐慌の30年代に、アメリカに実在したアウトロー、

ボニー&クライドの物語です。



この映画は7~8回は見たでしょうか。。。。
これも最初に見たのはTVの洋画劇場でした。

淀川長治さんが解説していた番組です。


今でもよく覚えているのですが、映画が終わった後の解説で淀川さんは、

「この二人がなぜ犯罪者になったか?
 それは二人にがなかったから、
 二人にもう少し教養があったら犯罪者にはならなかったでしょう」

と言った意味のコトをおっしゃっていました。。。。。

ちょっと身も蓋もない気もしますが、
とても印象に残っている言葉です。。。。


ボニー役は「フェイ・ダナウェイ」
クライド役は「ウォーレン・ベイティ」

ウォーレン・ベイティはこの映画の製作者でもあります。

ちょっと意外だったのが、フェイ・ダナウェイはこの役のために、
10キロの減量をしたそうなのですが、

フェイ・ダナウェイと言えば、スレンダーのイメージだったので、
ダイエットなんかとは無縁な人だと思っていたのですが、
見えない所での努力あっての、あのスタイルだったんですね!



さてこの動画、本物のボニー&クライドです。

今まで何枚かの写真は見たことあったのですが、
こんなに大量の画像は初めて見ました。

ボニー・パーカーとクラウド・バロウは、
13人もの人間を殺した犯罪者ですが、

また愛し合うカップルでもありました。。。。

そして、ボニー24歳、クラウド25歳の時、二人一緒に、
銃弾で蜂の巣にされて死んでしまいます。


相当ロマンチックです♪
アンチヒーローのカップルとしては、これ以上ない死に方です。


ボニーの遺したの中に、

「死に物狂いでした男 男のためならんでもいい」


と言う一節があるのですが、
まさしくその通りの人生を生きた人だった気がします。



Bonnie and Clyde



>こまじゅさん
いよいよ今週から仕事ですね。
最初は慣れなくていろいろ大変でしょうがファイト!です。
「妄想」の虜。。。いいですね~
どんな妄想なんだろう?ムフ~♪と、僕の妄想も膨らみます(笑)
蓼、どんだけ苦いのか一度ぐらいは齧ってみたいですね。

冒険者たち

2012年01月16日 | 映画

お正月に見ようと買っておいたのに、
風邪をひいて見れなかった映画、

「冒険者たち」を見ました。


僕は気に入った映画はしつこく何度も見る方なので、
この映画を見るのも、これで5,6回目になります。
(最初に見たのはTVの洋画劇場でした)


ああ・・・やっぱり素晴らしい映画ですね。。。


もう若くはない、
とっくに青春時代を過ぎた男達の青春物語。

男達はいい年をしてを見続けています。

大人になりきれない男達。

まともな大人が聞いたら、馬鹿馬鹿しい!
と吐き捨て笑うような夢。


でもレティシアだけは、そんな男達に理解と尊敬をしめしてくれます。


マヌー(アラン・ドロン)、ローラン(リノ・バンチュラ)、
レティシア(ジョアンナ・シムカス)の三角関係がイイですね♪

マヌーはレティシアに魅かれ、レティシアはローランに魅かれ、
ローランはマヌーに魅かれ(多分)。。。


しかし夢は甘くシュガーコーティングされてますが、
中には苦い劇薬がひそんでいるもの。。。


ちょっと話しは逸れますが・・・

よく「夢を見ることは大切」とか「夢を見続けていたい」とか言いますが、
夢は見てる分にはいいけれど、実際に追いかけるとなると、
とたんに牙を剥き、大怪我の元になったりするものです。

僕は「夢なんて見ないに越したことはない!」と思います。


でも目標を持つことは大切だと思います。
目標を持って努力することは、とても尊いことですよね♪


じゃあ「夢」「目標」の違いって何か。。。


「目標」は、本人の努力や頑張り次第で、高確率で実現可能なもの。

「夢」は、本人の努力や頑張りだけではどうしようもない、
持って生まれた天分や、偶然などがつきまとう、
ある意味不条理な世界にあるものです!
(何か断言してるけど、多分そう・・・)


目標は努力した人を決して裏切らないけど、
夢は努力した人をも簡単に裏切る。。。。


「カワイイお嫁さんになりたい」
「弁護士になりたい」
「ケーキ屋をひらきたい」


などは目標ですね、頑張れば実現できるでしょう(多分)。

でも。。。

「人気アイドルになりたい」
「大リーガーになりたい」
「ロックスターになりたい」

などとなると、最早、努力だけで実現可能とは言い切れなくなってしまいます。


でもいったん夢のになった人は、
どれだけ周りが「やめろ!」
と言ったところで聴く耳を持ってはいません。


夢はこちらから見るものではなくて、
いつの間にか、夢の方から取り憑いているもの。。。


もしかすると夢とは、
「死神」や「貧乏神」と同類なのかも知れませんね!

クワバラクワバラ(><)




で、本題に戻りますが、
「冒険者たち」はとにかく小物もカワイイです♪

振り分けバッグのついたモペット、BMWのバイク、
ベンツのオープンカー・・・

レティシアのピーコートの上からマフラーを巻いた着こなしも
素敵だし♪


ホント大好きな映画です!!




そうそう。。。
「グランブルー」のヒロインの「ジョアンナ」って、
「レティシア」を演じた「ジョアンナ・シムカス」からとったのかなあ?

どことなく「ロザンナ・アークエット」と「ジョアンナ・シムカス」も
似てる気がするし。。。。


LES AVENTURIERS Bande annonce



>Moriさん
うわあっ「らっきょう男」懐かしいです~♪
覚えていてくれてありがとうございます!
あの頃は、ホラーやスプラッタが大好きでしたから、
でも最近はあんまりグロイのは苦手になってきました(><)
シェールって正統派の美人ではないけど、
あの映画の時は本当に魅力的で美しかったですね。

The Wedding Singer (1/6) Movie CLIP - A Drunken Toast (1998) HD

2012年01月07日 | 映画

さっきの動画じゃ、あんまよく顔が分からなかったと、
お嘆きの方へ。。。


ウェディング・シンガーより
かな~りイケメンなブシェミ先生♪


ちなみに僕はこの映画は未見です(><)

ドリュー・バルモアがヒロインなんですね。
今度、見てみようかな。。。。




The Wedding Singer (1/6) Movie CLIP - A Drunken Toast (1998) HD

The Many Deaths of Steve Buscemi

2012年01月07日 | 映画

また風邪ひいてます(><)

治ったと思ったら、またすぐにひき直す。。。。
チェイン・スモーキングならぬチェイン・風邪ですね!


突然ですが「スティーヴ・ブシェミ」です♪


1957年、ブルックリン生まれのアメリカの俳優です。

何を隠そう、僕はこの惑星の中で一番好きな俳優が、
彼なんですよね♪


単純にめちゃが好きです!
体型、雰囲気なんかも惚れ惚れするくらいカッコイイです!

別に奇をてらって言っているのではなく、
本心からスティーヴに憧れてます!!

映画で彼が出てくるたびに、どこか自分と共通点はないかと、
食い入るようにチェックするのですが、
残念ながら2012年1月現在、一つの共通点も見出せずにいます(T_T)


まあしいて一つ共通点をあげるとしたら、
どちらもオッサンってことぐらいでしょうか。。。(涙)



彼は脇役が多いのでいろんな映画に出ています。
「ブシェミなんて知らないよ~」って人も、彼とは気づかずに、
一度や二度はスクリーンで対面してるかも知れませんね。



特に印象深かった役は。。。。


レザボア・ドックスのピンク

ファーゴの誘拐犯。

デスペラードのブシェミ
(ナント!役名もブシェミ)


なんかも良かったのですが、一番好きなのは。。。。


ゴースト・ワールドのレコードオタクのシーモア。



エスケープ・フロム・LAの小悪党エディ。

ですね!!



スティーヴ・ブシェミは脇役が多いと言いましたが、
脇役が多いと必然的に殺され役も多くなるのは、
洋の東西を問わないようです。


で、この動画です!
見つけた時(さっきなんですが)は、小躍りしちゃいました♪


「スティーヴ・ブシェミ・殺されちゃった集」です!!!


デスペラードの投げナイフを受けての「あ」なんて最高ですね♪


殺される役って楽しいでしょうね!
もしも自分が役者なら、
真っ先にやりたいのは、殺される役です。
(一番やりたくないのはラヴ・シーンかな?)


日本の役者でも、「岸田森」の死に際演技は味があって大好きでした。

岸田森ってちょっとブシェミにイメージが被るんですよね~



The Many Deaths of Steve Buscemi

Wet Sand in August 「八月の濡れた砂」 - Trailer

2011年10月31日 | 映画

「八月の濡れた砂」の予告編がありました♪


なんだかタダナラヌ様子です。




姦れ!殺れ!


暴行、強姦がなら


大人達!


お前達は皆死刑だ」



な~んて言ってます(><)


う~ん。。。。


暴行、強姦は普通に悪だと思う大人な僕は、
どうやら死刑に処されるみたいですね。



エンジェル ウォーズ

2011年10月04日 | 映画

8月と9月に観た映画(DVD)です。


例によって、面白かった作品は「黄文字」
一番面白かった作品は「黄大文字」です♪


「モールス」 「片腕マシンガール」 「完全なる報復」 「十三人の刺客」 
「スプライス」 「アンストッパブル」 「エンジェル ウォーズ」
「ノウイング」 「ステイク・ランド」 「桜田門外ノ変」
「パーフェクト・スナイパー」 「ウォッチメン」 「エレクトリック・ミスト」


8、9月で、一番面白かったのは、
「エンジェル ウォーズ」「ステイク・ランド」の2本です♪


先ずは「エンジェル ウォーズ」。。。

つか何なんでしょうね?
この糞ダサイ邦題は!!

何だか毎回同じ事を言ってるみたいですが、
相変わらず邦題が酷い映画が多すぎです!
ホント邦題をつける人のセンスを疑ってしまいますね。

いったいどんな人がつけてるんでしょう?
ホントは映画なんて全く興味のない人だったりしてね?
「もしかしたらスターに会えるかも?」ぐらいの動機で、
な~んとなく配給会社にコネ入社したような・・・

ちなみに、原題は「Sucker Punch」

たしかにそのまま「サッカーパンチ」じゃ、
サッカーのゴールキーパーの話しみたいですけどね~(><)

何の予備知識もなく観たのですが、
めちゃくちゃ面白かったです♪

とにかく画面が美しいのと、音楽が最高で、
BGMのようにずっと流しておきたくなります。
(見終わってすぐにサントラ買いましたもん!)

ダンスを踊ると、
空想の世界にトリップするって設定がイイですよね~

最後までそのダンスを見せないのもイイです!

でも、よく考えてみたら、ダンスを踊っている時って、
リアルでは、あの看護士に×××されてたんですよね?

×××されながらも、空想世界と同様に
彼女は心の中で闘っていたんですね。

そして決して屈しなかったんですね。

そう思うと、あのゲームみたいなCG満載の戦闘シーンが、
なんとも哀しいシーンに見えてきました。。。。


「エライぞ!よく頑張った!!
ベイビードール!!

と思わず誉めてあげたくなりますね。


で、もう一本の「ステイク・ランド」

日本未公開の映画なんですが、
これがまた最高に面白かったです!

と言うか、今までに観たことのないタイプの映画でした。

アメリカの大自然をバックに、内向的なモノローグで進行する、
思春期の少年のロードムービーなんですが、

ちょっと普通と違うのは、世界は吸血鬼に支配されてるんです(><)

吸血鬼と言っても、ゴスでお耽美なソレではなく、
見かけは、ほぼゾンビ。。。。
それも異様に動きの速いゾンビだから始末に終えない(><)

ホラーなのでグロイ場面もあるのですが、
基本ロードムービーなので、どこか詩情豊かでしみじみしてるんですよね。

行く先々でいろんな人との出会いと別れがあり、
やがて少年は大人へと成長していく。。。

不思議なタッチの映画です。







>リエさん
なるほど!そんなことがあったんですか。
そりゃますます土屋昌巳、男前っすね♪
しかしイカ天って嫌な番組だったな~
だいたいあの相原なんとかって女・・・・以下自粛

>こまじゅさん
写真集楽しみです!
「ベルちゃんがいっぱい」ってタイトルに決まったみたいです♪
でも本屋で買うのはちょっと恥ずかしい。。。やっぱアマゾンかな~(^^;
おっ!いいこと聞いた!!
もしもオリックスがクライマックスシリーズを勝ち抜いてソフトバンクと当たったら、
なんとかその同級生をたぶらかして、球場に行くように説得して下さいませんか?

シー・オブ・ラブ- Trailer -

2011年09月10日 | 映画

「シー・オブ・ラブ」と言えば。。。

同名の映画がありました。

アル・パチーノとエレン・バーキンが主演のラブ・ミステリーです。

アル・パチーノが刑事。

エレン・バーキンは、容疑者であり、
アル・パチーノが恋に落ちるミステリアスな女なんですが、

このエレンがめっちゃイイ!
(ホントはエレンがえれんイイ!と書きたいとこだけどガマンするよ)

ちょっと(いやだいぶ)ビッチでね。
唇を片方だけ上げて笑うとこなんかホント大好き!


で、ふたりのFUCKシーンが、またエロくてね!

立ったままでいたすのだけれど。。。。
イイんだな~コレガ!!

僕的には、エロイFUCKシーン5本の指に入りますね。

「じゃあ後の4本は何なんだ?」
と言われるとスグには思いつきませんが。。。。(><)



連続殺人の現場には、なぜかいつも
「シー・オブ・ラブ」のレコードが落ちていると言う設定なのですが、
残念ながら、これはハニー・ドリッパーズ版ではなくオリジナル版です。



Sea Of Love - Trailer - (1989) - HQ

モールス

2011年08月20日 | 映画
7月に観た映画。。。。

7月は、いろいろとバタバタ忙しかったので、
ナント、1本しか観ていません(><)

「狼たちの処刑台」です。

相変わらず酷い邦題をつけたものです。
センスのカケラもないですね!

邦題だけを見ると、米国産の安いアクション映画みたいですが、
名優「マイケル・ケイン」主演のイギリス映画です。
原題は「Harry Brown」

老人の復讐劇なんですが、ハリウッドのアクション映画のような、
スポーツ感覚のバイオレンスではなくて、
ちゃんと暴力が、痛くて怖いものとして描かれていて、
ハラハラしつつとても楽しめた、掘り出し物の一本でした♪



で、先日、1年ぶりくらいに、
映画館で映画を観て来ました。


「モールス」です。


スウェーデン映画「ぼくのエリ」の、
ハリウッド・リメイク版です。

「ぼくのエリ」って酷い邦題だな~と思っていたら、
「モールス」も邦題で、原題は「LET ME IN」です。

欧米では、吸血鬼は部屋に入る時、
「入ってもイ~イ?」とお伺いをたてて、
「イ~よ!」と返事がもらえたら部屋に入ることができるらしいんですね。

最初、オリジナル版を観た時には、その意味がよく分からず、
なぜエリは急に血まみれになったんだろう?
と不思議だったのですが、
ハリウッド版は、ちゃんとそのあたりも分かりやすく説明してくれてました。


その他にも、ハリウッド版はオリジナルよりも、
いろいろと分かりやすいつくりになってました。

じゃあハリウッド版はオリジナルを超えていたか?と言うと、
残念ながら僕は「NO」です。

オリジナルの持つ、とした静けさや、
閉塞的だけど耽美な世界観・・・
「わび、さび」のようなものは描ききれてませんでした。

主人公の「アビー」役は、「キックアス」のクロエちゃんです。
(オリジナルではエリなんだけど何で変えたんだろう?)

クロエちゃんは、可愛いけどヴァンパイアと言うより、
普通の恋する少女に見えてしまいました。。。。


と、なんだか文句ばっか言ってますが、
決してつまらない作品ではなくて、
自動車事故のシーンなんか、ビックリするよな映像で、
むしろ面白い映画でしたよ♪

でも、「モールス」を観て、まだ「ぼくのエリ」を観てない人は、
ぜひオリジナルも観てもらいたいですね。

でないと、カリフォルニア・ロールを食べて、
寿司を語るようなことになっちゃいますから。。。。


映画「モールス」予告



>Moriさん
「せんとくん」の説明は、こまじゅさんのおっしゃる通りです。
最初は、賛否両論(むしろ否だらけ)だったのですが、
いつの間にか奈良の顔として定着しちゃいました。
ちなみに、僕は大嫌いです!凄く嫌いです!!めっさ嫌いです!!!
ブーツ、見てないことにして下駄箱の奥にしまいました(><)
今どうなってるのか見るのが怖いっす。。。。

>こまじゅさん
「せんとくん」の説明ありがとうございます。
僕も「せんとくん」は苦手です。特にあの二重顎がとてつもなく嫌です!
鹿糞の臭い。。。覚せい剤中毒患者のように、
日常生活をしてて忘れた頃にフラッシュバックします(><)
僕はまだ観光気分が抜けないと言うか、
今のうちに行けるとこ行っとけ~!な感じですね。
でも夏の間はもう出かけません。。。

>リエさん
僕は、原画も着ぐるみも人形も、あらゆる「せんとくん」が全部嫌いです!
・・・って別に「せんとくん」に何かされたワケじゃないんですけどね。。。。
春日大社に行く道すがら、そんな鹿がいたんですか?
僕は鹿糞の臭いと照りつける太陽で、意識が朦朧としてて、
ゼンゼン気づきませんでした(><)
ただ不思議なのは、せんべいを見たらあれほど狂ったようになる鹿が、
決してせんべい売り場のおばちゃんのせんべいは強奪しないことです。。。

セラフィーヌの庭

2011年07月17日 | 映画

6月に観た映画です。
(と言っても、例によって全てDVDなんですけどね・・・)


面白かった作品は、黄文字
一番面白かった作品は、黄大文字です。


「アナとオットー」 「シンデレラ・リバティー」 「ゾーンA」 「レギオン」

「グリーン・ゾーン」 「ゾンビストリッパーズ」 「ゲーム・オブ・デス」 「300」 

「セントアンナの奇跡」 「セラフィーヌの庭」 「ザ・スピリット」



ここ数年は、ほとんど映画館には足を運ばず、
もっぱらDVD鑑賞ばかりなのですが、

今回は、心の底から、
「ああ~っ この作品は劇場の大画面で観たかった~!!」
と身もだえしてしまいました(><)


「セラフィーヌの庭」

本当に素晴らしい映画でした!

映画が始まってしばらくの間、説明らしい説明もなく、
淡々と主人公の日常スケッチしていきます。

その描写の美しいこと!
どのシーンも切りとって額に入れると、印象派の絵画になりそうな、
光と影と情感に溢れた映像です。

と同時に、この太った中年女性の豊かな感受性と特異性を知り、
作品に釘付けになってしまいます。


主人公の「セラフィーヌ・ルイ」は、
1864年~1942年までフランスに実在した、女流画家です。

画家と言っても、特別に絵の教育を受けたわけでもなく、
41歳から独学で絵を描き始めた人で、
絵の具も、動物の血や泥などから自作してたと言うから驚きです。



これから観る人もいるでしょうから、ストーリーは省略しますが、
僕は、途中であまりに切なくなり、
(ウエディングドレスのくだりとか・・・)
何度も画面を停止して、心を鎮めてから続きを見ました。。。。。

ルイは晩年は、ずっと精神病院で過ごすことになるのですが、

ラスト数分間の、台詞ひとつない静かな場面。
そのを飲むような、静謐な美しさ。。。。


それがルイの心象風景なら、
僕は少しだけ救われた気持ちになります。。。


映画館で観られた幸運な方も多いでしょうが、
もし未見の方がいらっしゃいましたら、
も~全力で、お勧めの映画です!!






>こまじゅさん
こ、婚前旅行ですか!!なかなかドキドキな響きですね♪
南禅寺の湯豆腐って高かったでしょう~?僕はまだ食べたことないです(><)
川床も、一度も上がったことないです。(川床で鱧食べたい!)
ああ言う「大人な場所」は憧れるけどどうも敷居が高くて。。。。。
(て、年齢だけは十分大人なんですけどね~)
あと「ホルモン焼き屋」なんかも別の意味で「大人度」が高くて入れません(><)

朗読者

2011年06月13日 | 映画

そう言えば・・・
僕が高1の時のクラスも、文化祭で演劇をやりました。
で、僕のクラスが選んだ物語は・・・・・

「金の斧と銀の斧」

もう脱力しましたさ~
お前ら小学生かよ!って。。。

高2の時は、「赤い疑惑」でした。
当時、流行ってたTVドラマですね・・・

高3は・・・
確か受験を控えてる3年生は文化祭は不参加だったような。。。。
(違ったかな?)



さて、
5月に観た映画です。
(て、言っても例によって全部DVD鑑賞だけど)

面白かった作品は、「黄色文字」
一番面白かった映画は、「黄色大文字」です。


「正義のゆくえ」 「グラン・トリノ」 「レポゼッションメン」 

「フィッシャーキング」 「脳内ニューヨーク」 「ウルフマン」

「デッド・インパクト」 「ミックマック」 「ライラの冒険」 「ワイルド・スピードMAX」
 
「愛を読むひと」 「プレステージ」 「ロビン・フッド」

「マチェーテ」 「シルバラード」


5月は一番面白かった映画が、3本ありました♪

「フッシャー・キング」は、先月「Dr.パルナサスの鏡」を観て、
またギリアム作品が観たくなって借りて来ました。

もちろん、言うことなしの面白さでした♪

「ロビン・フッド」は、りドリー・スコット監督と、
ラッセル・クロウのコンビによる、一大冒険活劇!
面白くないワケがありません。

そして、「愛を読むひと」です。

1958年のベルリンで、15歳の少年「マイケル」と、
36歳の女「ハンナ」が、ひょんな事で出会い、関係を持ち、
少年にとっては鮮烈すぎる日々を送るのですが、
ある日女は、突然、姿を消してしまいます。

そして8年後に、マイケルは思わぬ場所でハンナを見ることになります。
ナチスの協力者を裁く裁判です。。。。

と、話しは中年になったマイケルの回想で進んでゆくのですが、

この邦題の「愛を読むひと」は、ちょっとピント外れですね。
やはり原作の「朗読者」の方がしっくりきます。

だってマイケルは徹頭徹尾、ハンナの「朗読者」でしかないんだもん。
彼は、すでにある既存の物語を読むことはできても、
自らが、ハンナに人生を紡いでやることはしません。。。。

遠ざかることも墜落することもできずに、
ハンナの周りを回り続ける小惑星ですね。


ただ、そんな「朗読者」のマイケルにしては、
映画の「自分の物語を話し始める」ラストシーンは、
少々違和感があったので、
原作はどうなんだろうと、小説を買って来ました。



やっぱり、原作のマイケル(原作ではミヒャエル)は、最後まで「朗読者」でした。

そして、それでいいのだと思いました。。。。





>こまじゅさん
全員男子って。。。そりゃあ笑えそうですね~
庭に雑草化してるハーブがあったら、飢饉になっても何日かは生きながらえますね!
もしかして、秋になったらリロリロリ~ン♪と可愛い歌が聞こえてきたりします?
2年前の事故って、何があったんですか?しかも「菖蒲」さんに助けてもらったって・・・
僕はまだ一度も「菖蒲」って苗字の方にはお会いしたことないですね~

>0014さん
オリックスはいいですよ~♪驚いたのは球場にちびっ子ファンが多いこと!
親子連れや子供どうし、なんだか野球の原風景を見てるみたいでほのぼのしますよ♪
とりあえず一度球場に観戦に来て下さいよ!ヤキソバ奢りますから(笑)
バルちゃんは、昨シーズン阪神をクビになって、岡田監督に拾われたんですよ。
アリガタヤ!アリガタヤ!

>Moriさん
和名で一番かわいそうな花は、なんと言っても「いぬふぐり」です!
何の因果で、「犬のタマキン」なんて名前付けられたんだ!って、きっと彼女泣いてますよ。
確か「菖蒲」も「アヤメ」も「カキツバタ」も「アイリス」なんですよね?
このあたりは、日本語って豊かで素敵だな~と思います♪
つか、「いぬふぐり」は英語名なんなんでしょうね(><)

>金曜日からの使者さん
ええ~っ超苦手なんですか?
確かにちょっと照れくさいけど、なかなか取り組みがいのあるテーマだと思います!
武勇伝。。。笑い話しや失敗談なら腐るほどありますが、残念ながら武勇伝にはとんと縁がありませんね(><)
困ったもん。。。ブラン♪