いいな いいな 人間って いいなぁ~♪
『七人の弔』
監督:ダンカン
出演:ダンカン、渡辺いっけい、高橋ひとみ、温水洋一、山崎一
穂積ペペ、いしのようこ
ダンカンの初監督作品。誰がどうみても「七人の侍」のパクリタイトル。
ってことは前回の脚本作「生きない」も「生きる」から…と思いながら
パンフ読んでたらやっぱりそうらしい(笑)
黒澤明ファンに怒られそうやね。
タイトル考えてからストーリー考えたんですって!
「七人の弔」だから主人公は七人にしないと→大人七人より子供の方が
ええかな~・・・って感じで出来たのが今作みたいですが、そんな適当
(←失礼ですよね)に作られた割にはなかなかいい映画になってました。
モスクワ映画祭にまで出品してるくらいだからね。森プロデューサーの
手腕かも知れないですが。。
<ストーリー>
とある山奥に2泊3日のキャンプに出掛けた7組の親子。
このキャンプで集まってきた親子にはある共通点があった。それは子供
に虐待している問題のある親子。そしてこのキャンプを最後に子供の臓
器売買をし金を受け取ろうと考えている親たち…。この臓器売買を仕切
るのがダンカン。丈夫な臓器かどうかをこのキャンプで確かめてるのだ
が、子供の人数が減ればひとりあたりの分け前が増えることを知った親
たちは・・・。そんな親たちの不審な動きに気づき始めた子供たちは…
そして文字通り<最後の晩餐>を迎える親子の運命は…
<感想>
ストーリーだけみたらとんでもない話に思ってしまうかも知れないです
けど、コメディですからね。ブラックですが。。構えてみる必要はない
ですが、テーマは重い。虐待、臓器売買、人間の尊厳みたいな…。
それぞれの家庭にはそれぞれの事情があり、ほんまにお金の為に子供を
売ろうとする親もいれば、借金がありどうしようもなくって親もいる。
いずれにしろとんでもない親たちなんだけど、なぜか憎めない間抜けな
ところがあり笑いを誘う。のんびりしたテンポで田舎の風景から始まる
オープニングやテンポのゆっくりした展開と内容の重さのギャップがあ
るから重いテーマでも笑って見てられるのかもしれないですね。
親子の絆や虐待されている子供たちの考え方もうまく描かれており、ラ
ストがどうなるのかと思いながら最後までのめり込んで見れた。ってこ
とはダンカンには才能あるってことなのかな?1本だけだとよくわからん
けど、間違いなく次回作も見に行くことになるでしょうね。
ダンカンの棒読みはわざとなのか?出てた子役も知らない人たちだらけ
だったけど、一番年長の男の子の台詞の棒読みも氣になりました(笑)
女の子二人はかわいらしくてよかったです。
彼女たちのブログはこちら
ちょっとおもろかったのは自分の子供以外が脱落することを望む親たち
の行動。何かあっても助けようとしないどころか…。たまたま強盗が現
れて子供を人質に取り「一歩でも近づいたら、子供の命はないぞっ!」
って言ったら親が全員歩み寄る歩み寄る(笑)
なんやかんやとだらだら書きましたが、結局はこの映画はオススメって
ことです。まとまりのない文章ですいません。。
「生きない」は何度かビデオで借りたのですが、いまだに未見なんで今
度こそ見てみたいと思います。
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今日は名古屋駅近くのミニシアター「シネマスコーレ」ってとこに
初めて行きました!
この映画館噂ではちらっと聞いてたけどほんまにあの若松孝二監督が
経営していた。シネマスコーレって看板の上には「K.WAKAMATSU'S]っ
て文字があったもん。もちろん本人はいないんですけどね。
「スコーレ」って学校って意味らしい。しかもこの劇場は経営だけで
はなく配給もしているという。劇場自体は驚くほど近く、待合室は2
~3人しか入れないが、かなり興味深い劇場であることは確かです。
また見たい映画があれば行きたいと思います。
そしてその後は名古屋駅構内にさぬきうどん屋さんを見つけてちょっ
と嬉しかった。
今日食べたのはこちら↓
<おろしぶっかけうどん ひやあつ with 穴子の天ぷら>
意外とうまかった。香川でさぬきうどんツアーを2回程決行してもう
あのうまさに勝つうどんはないと思っていてあれ以来全く食べてなか
ったのですが、ここでも普通にうまかった(笑)
次からはシネマスコーレかゴールド・シルバー劇場で映画見た後はヴ
ィレヴァンに寄ってさぬきうどんが定番のコースになるだろうなあ。
重いテーマをどういう風に仕上げてるんやろう。
ぶっかけうどんおいしそう☆
私も一回さぬき市でうどんを食べたのですが、おいしくて感動しました。ぶっかけは以外にはずれがないですよね。
上映中行けんかったらyurisienneビデオ鑑賞会しよーよ♪?
スコーレって若松さんが経営してるんですね!すっごいびっくりです(☆0☆)tommyさんは若松さんの作品見ました?17歳の風景でしたっけ。
はずれあるよ…
名古屋のきしめんのぶっかけは全くあかんかったもん。。
香川行きたいよ~
>THE 22才
ビデオ鑑賞会!?俺も呼んでよ~行くから!!
ってかうちでもええけど。
「17歳の風景」って母親殺した少年が北に向かうとかいうやつやんな?見てないわ。
ちょっと氣にはなってたけど。若松作品はあまり見た記憶が…
演技として気になるところはありますが、良い観点のテーマですし、僕も全体的に高評価でした。次回作、期待しても良さそうですね~。
私も貼らせて戴きました。
刹那的に映画を見ている私なので、とてもおこがましくて感想なんていえないブログですが、これからもよろしくお願いいたします。
演技はほんと微妙なんですが、重いテーマを軽く描いてる点、邦画でしかありえないような雰囲気もかなり良かったです。次回作もきっとタイトルありきなんでしょうね(笑)
>づみハハさん
僕も適当に映画見てるだけですから(笑)
休みになったら「さて何みようかな?」って考えてふらっと見に行くタイプですね。こちらこそよろしくです!!!
たぶん見に行けなさそうやし。
tomyお兄さんのうちで鍋パがてらどう?
きしめんのぶっかけはちょっと柔らかすぎるなぁ。ぶっかけは食感命ですもんね。
鍋パやろやろ!鍋ないけど、買う買う!
ごっつ鑑賞会でもええし。M-1グランプリ鑑賞会も絶対やりたいし!