モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

2月8日

2011年02月08日 | 2月
1/28~2/28  涅槃展…【高台寺】
2/8(初午の日)  初午大祭…【伏見稲荷大社】8:00
2/8         針供養…【法輪寺】13:00
2/8         世継地蔵尊大祭…【上徳寺】14:00

【上徳寺】→「鈴木松風堂」→「嵩山堂はし本」

世継地蔵尊大祭…【上徳寺】
13:27着。
河原町五条の近くにある小さなお寺さん。
初めて来たのだが、細い路地を右往左往して探す――ということはせずに済んだ。
なぜなら、角を曲がってすぐに5色のカラフルな幕が見えたから。ここだ! と。

境内には、既に人が多く居たが、場所取りというほどではなく、
無料接待のたこ焼き(多幸焼、と書いてあった)と酒粕汁を頂いてる人や、護摩木を奉納している人などだった。
ただ、多幸焼のテント下で座ってる人達は、場所取りも兼ねているっぽい。ずっと動かずに座ってた。


山伏さんも、5人だったかな、色々準備してたりして。
↓護摩木を運んでいるところ。


13:50頃、一端山伏さんらはこの斎場を離れ、恐らく奥のお堂辺りで祈祷か何かしてたらしい。
途中でホラ貝の音も聞こえて来る。
この頃から、ぼちぼち人も集まって来た。けっこうギリギリでも十分見られるっぽい。
30分前から待ってたけど…。始まってからでも、上手く動けば最前列は確保出来たと思う。

YOUTUBE動画1(山伏入場。ホラ貝つき)

祭文(て言うのかな?)の上奏。


続いて弓矢の儀式。
矢羽の色が異なる、6本の矢をそれぞれ違う方角へ射る。

動画2(弓。4秒辺りの、矢をパシリと手渡すところが好き)
動画3(弓。18秒辺り、柵に引っ掛かって向こう側に矢が落ちてる)
色んな方角へ射るので、どこから見ていても何回かは正面を撮れると思う。
矢は、早い者勝ちだが手に入れることが出来る。実際に鞄に突っ込んで持ち帰ってる人がいた。

次に、山伏ではなくお坊さんが祭文を上げる。「祈願文」て書いてあった。
その後、火焚き。
火をつけた松明(?)を、上に向けたまま円を描くように動かしていたのだが、撮り損ねた。


最初の5分位は、真っ白な煙が出るだけ。
この日は風向きがころころ変わったので、360度どこに居る人にも煙の洗礼が振り注いだ。
1度、ホントにまっちろになって、山伏さんの姿も見えなくなるくらいだった。
てか、近いもん…。向こう側に居る人はかなり熱いと思うぞ。危ないし。


とにかくこの眼鏡の人が凄くて、司会から鳴り物全般を受け持っていて器用だった。
いよいよとなったら、左手でホラ貝拭いて右手で鐘叩いてたもん。
あと、仏具には詳しくないので名称が分からないんだが、錫杖の上部みたいな楽器も振ってた。


お坊さんらが立ちあがって、無数に積まれた護摩木を炎に投入する。

動画4
すぐ横では、山伏さんが長い竿みたいなので火焚の山を叩く。これも作法の1つらしい。

のし袋みたいな紙で護摩木を包んでいた紙を、刀で破る。



動画5(12秒辺りの護摩木をくるりと回すところいいね。50秒からの護摩木投入の仕方も凄くいい)
ここも面白かったなー。弓の時もそうだったけど、動きが洗練されてるんだよね。
演劇見てるみたいだった。繰り返し練習してるんだろうなぁ。

ちょっと移動してみた。
炎にかなり近いのだが一応行き来が出来る程のスペースが空いていて、あったかいわとか思いながら撮影。


14:35炎はまだ燃えているが、山伏さんとお坊さんは退場。
人ごみを掻き分けるように(実際は人垣が自然と割れるんだろうが)去って行った。


結局、炎が怖くて、お堂に向かって右側で見ていたのだが、弓の儀式が終わるまでは左に居た方が良かったな。
右側にはお坊さんが並んで座っているので、撮影するにはどうしても頭が入っちゃう。
火の用意がされたら別の場所に移動しつつ…ってのが理想かな。


帰り。柳馬場通を進んでいて発見。
「鈴木松風亭」公式サイト
和紙や、和紙で作った箱なんかを売ってる可愛いお店。
茶筒の小さいサイズが500円からとか、お土産に手頃な値段でスゲー悩んじゃった。
買ったのはシュガーポット。ひとつ1000円。可愛い…。色んな柄がある。
ただ、紙なのでねぇ…。台所には適さないかもしれない。お客さん用?
入れてくれた紙袋もまた可愛かった。蛙の絵が描いてあるのだ。更に、蛙のコースタをくれた。

和紙を巻いたようなボールペンもあって可愛くて欲しかったのだが、店員さんに尋ねたところ、
インクがなくなったらそれでおしまい、和紙を取り外すことも出来ないということでやめた。
「再生紙を利用してます」て書いてあったけど…。なんだろね、このにわかエコみたいな。


ホントはこっちがメインだったのだ。
「嵩山堂はし本」公式サイト
封筒とかのし袋を販売している小さなお店。京都にはこの手のお店が多い。
「鳩居堂」みたいなのと思って貰えれば。
「鳩居堂」も銀座にあるが、こちらのお店も東京に3店舗支店があるらしい! 凄いな。
すぐ近くに寺町のアーケードがあった。写真で言うとこの左側。
で、何を買ったかと言うと、商品名は「たね銭入れ」
小銭をこの小さな袋に入れてお財布に仕舞っておくと、お金が増えるというおまじないらしい。
3枚入で500円。柄はその年の干支なんだそうな。



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