富士宮やきそば 前島

ずっとずっと気になってた富士宮やきそば。
遂に行ってきましたよ。
本場富士宮までｗ

参考HP→富士宮やきそば学会

一度に何店も回れないと思い、一発勝負。

選んだのは前島さん。
結果的には大正解だったのかも。





住宅街の中の、その一軒を、店舗併設に改装したような、
というかそうなんだろうな。

なので、ちょっと場所はわかりにくい。
でも、ブームのおかげか、やきそばののぼりが目印になりますね。




まずは、ノーマルのやきそば（手前）、しぐれ焼き（奥）。
やきそばは…ちょっと感動的なくらい。
やっぱり名物は地元で食べなきゃ、と思った次第です。
美味しい。

しぐれ焼きも、生地もパリパリ、麺もパリパリ。
ご飯のおこげのような香ばしさと食感が溜まりませんでした。

食べながら、「卵の入ったものがオススメだよ、また食べてみてね」
なんてお話が。
また、がいつになるかわからない。
追加で焼いてもらった、肉玉。





少し、味見加減に食べた後、ここに卵が投入されます。
「とろとろのところからどうぞ」と。

麺を味わい、とろとろ感を味わい、卵でとじられたような感覚を味わい…。
時間と共に変化していく味を楽しんでください、との言葉どおり。


この道30年のおかみさんが焼くやきそばは、
ブームになる前からきっと変わっていないのだろう。
そして、それは相当のこだわりもあるのだろう、と感じた。

「やきそばは駄菓子屋の一部」
「小学校の側で、子守をする親が来てもいいように、お酒は置いてある」
「隠居仕事と呼ばれ、跡継ぎとかは考えない」

いろいろお話しましたが、
これがまさに昔からある「富士宮やきそば」のスタイルなんだろうなぁ、
と思いました。

この後、やきそば学会のアンテナショップも、なんて思ってましたが、
おなかも気持ちも満たされ、今回はこの一店のみ。

いろんなお店も行ってみたいですが、
今回は大正解でした。

ホントに素朴なお店。
いつまでも焼き続けて欲しいです。