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しーさるの鉄日記

ブルーリボン賞、ローレル賞発表


鉄道友の会は、今年のブルーリボン賞に『阪神電鉄5700系』、ローレル賞にJR東日本の仙石東北ライン専用車両『HB-210系』と四日市あすなろう鉄道の『新260系』を選定したことを発表した。

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ローレルの『HB-210系』は読めていたけど、ブルーリボンに『阪神電鉄5700系』が選定されるとは想定外。今回の候補車両を見る限りだと、該当車両はなしだと思っていたのだけど。1977年の名鉄6000以来、通勤車でブルーリボンを受賞したのは、銀座線の1000だけだから、またしばらく通勤車の受賞はないと思っていたのだけど。タイミングがあるのだろうか。それだけでなく、既存車両のデザインを踏襲した車両の受賞は珍しい。

阪神5700って、外観を見る限りだと1000系の各駅停車版、なんばを経由して近鉄に乗り入れるようになったという意味では阪神1000系の方が功績高いと思うのだけど、内装がいいのだろうか。ジェットカーの高い加減速と、省エネを両立させたのは、確かにすごいのだけどね。10月の三連休に高架駅になった青木と深江に行くから、その時に乗れればいいのだけど、一編成しかないから難しいか。それにしても、もし1950年代にローレル賞があったら、初代ジェットカーは受賞したのだろうか。

『HB-210系』は、8年前の小海線用『キハE200』、一昨年の烏山線用『EV-E301系』に続くハイブリ車の受賞、技術的には賞を逃した『HB-E300』をほぼ踏襲するものの、交流の東北本線と直流の仙石線を直通するというのもポイントが高かったようだ。ちなみに、『HB-E300』が候補に挙がった2011年のローレル車はメトロ16000、この時はJR西の225、阪神の5550も候補に挙がったところが今回に似ている。JR西といえば、1990年の221系以来、一般車両の受賞から遠のいている。次回の323系は東のE235に勝てるのだろうか。

四日市あすなろうの『新260系』は、5/3の夜に乗ったのだけど、内装と車内灯で温かいイメージを受けた車両。まぁ乗らずとも、ナローゲージの新製車という時点でローレル賞は納得なわけで。でも、2年前に設立したばかり会社の車両がローレル賞を受賞するとはね。

JR西日本の『花嫁のれん』や、JR九州の『或る列車』は受賞ならず。メディアでの取り上げられ方を見ると、一般知名度はそれらの方が高いと思うのだけど、派手なのは鉄道ファンに人気がないのだろうか。あと、改造車というのは受賞しにくいのかもしれない。過去に受賞したのはサロンエクスプレス東京ぐらいだし。

来年はどうなるのだろうか。予想としては、ブルーリボンがJR北海道のH5、ローレルがJR東日本のE235なんだけどね。

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