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しーさるの鉄日記

JR西日本他2022年春ダイヤ改正(鳥取南部編)

JR西日本他の鳥取県内の2022年春のダイヤ改正の概要は以下の通り

●因美線において、智頭発6時33分の那岐行を廃止する。

●智頭急行の大原~智頭間において、早朝の普通3本の時刻を6分繰上げ、因美線に接続させる。

●智頭急行の恋山形駅に長時間停車する列車を土休日だけでなく平日も運転する列車に変更して、『スーパーはくと』から接続する列車にする。

●若桜鉄道において、若桜発10時03分の平日運転の列車を10時44分に繰下げ、因美線にすぐに接続させる。それ以外にも最大5分の時刻変更を行なう。

●因美線

早朝の鳥取方面では、智頭発6時18分を6時15分に繰上げて、鳥取着も7時02分だったのを6時59分とする。那岐発6時54分も6時48分に繰上げ、智頭以北では4~5分繰上げ、鳥取着8時03分だったのを7時59分に繰り上げる。このことで8時04分の米子行、8時06分の浜坂行への乗り換え時間を確保する。それらと交換する、鳥取発6時39分の『スーパーはくと』、7時05分の『スーパーいなば』についても、鳥取発を6時34分、7時00分へと5分繰上げる。2本とも智頭での停車時間を5分以上確保したため、智頭急行線内では大きく時刻変更していない。

智頭以南では智頭発6時33分の那岐行を廃止する。すぐ前を津山行が走るから利用率が低かったのだろう。折返しの那岐始発は残るから、営業運転を止めて土師だけ通過の回送になると思われる。そのすぐ前の津山行については智頭発6時20分を6時15分に繰り上げる。美作加茂での停車時間を13分から18分に拡大するため、その先の時刻は改正前と変わらない。


●智頭急行

智頭発7時08分の因美線鳥取行が7時03分に繰り上げたのに合わせ、智頭着7時03分だった列車を智頭着6時57分に繰り上げる。この列車が大原発を6時37分だったのを6時31分に繰り上げたため、大原で交換する上郡行を智頭発6時09分だったのを6時03分に繰り上げる。このことで鳥取発因美線からの接続時間が10分だったのが4分に縮小する。大原で7分停車するため、その先のスジは改正前と変わらない。また、この上郡行の送り込みである智頭行も折返し時間確保のため、智頭着6時00分を5時54分に、大原発5時34分を5時28分に繰り上げる。

恋山形での長時間停車は土日に時刻変更をして行っていたが、平日も含めて別の列車で長時間停車することになった。対象となるのは上郡発10時27分と智頭発11時59分、改正前の長時間停車は上下でバラバラだったが、改正後の長時間停車は智頭行が11時57分着、12時12分発、上郡行が12時05分着、12時21分発となり、7分間上下列車が揃うことになる。改正前は、下りが恋山形に11時56分に到着、交換列車もなしで5分停車して、智頭に12時07分に到着、そのあと智頭発12時08分の上郡行がJR1のりばから発車、恋山形では7分停車して下りスーパーいなば通過後の12時21分の出発するダイヤになっていた。改正後は、恋山形での停車時間を下り10分、上り9分拡大して、智頭での交換を恋山形に変更させている。下りは智頭着が11分繰り下げの12時18分となるが、次の因美線は12時26分の『スーパーいなば』なので支障はない。上りも智頭発を11時59分に繰上げるが、改正前から智頭着11時53分だったから、因美線内のダイヤを変える必要はない。恋山形に長時間停車する下り列車は平福で『スーパーはくと』に追い抜かれるため、大原で『スーパーはくと』から乗り継ぎができる。この『スーパーはくと』は大阪発9時25分となっているだけでなく、東京発6時51分の新幹線からも乗り継ぎができるので、観光需要が見込める。

改正前に、土日ダイヤだけ恋山形に25分停車していた列車は、恋山形での停車時間を見直す。上郡発13時12分は『スーパーいなば』の行き違いがあるため、見直し後も恋山形には12分停車する。智頭には12分繰上げの14時39分に到着し、15時01分の『スーパーいなば』鳥取行までは余裕ができる。智頭発13時06分も平日と同じ智頭発13時30分に繰下げ、恋山形はすぐに発車となる。このことで、土日も智頭で鳥取からの『スーパーはくと』から接続するようになる。また、津山方面から12時43分に着いた場合、駅前で昼食をとる時間が確保できる。

●若桜鉄道

先述した通り、朝の『スーパーはくと』が5分繰上げて郡家発6時43分になったため、若桜発6時14分の列車を6時09分に、郡家着6時41分にして接続させる。次の郡家着7時35分だった列車も、接続相手の智頭行の郡家発が7時40分発だったのが7時36分発になったのに合わせ4分繰上げ、若桜発7時04分発だったのを7時00分とする。この列車との交換の兼ね合いで郡家発6時59分の列車を6時54分に繰り上げる。

郡家発10時02分の列車は、10時06分に繰下げ、10時02分着の『スーパーはくと』からの接続に余裕を持たせる。それと八東駅で交換していた若桜発10時03分、郡家着10時37分の列車(土休日運休)は、40分ほど繰下げ、若桜発10時44分、郡家着11時16分とする。交換がなくなったため2分の時間短縮となる。鳥取方面に接続するのは改正前と同じだが、郡家発11時21分の上郡行への接続が改善される。平日の若桜発は9時26分、10時03分、11時23分だったのが、9時26分、10時44分、11時23分となり、80分ほどのタイムラグが前の時間帯に移動する。

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