しーさるの鉄日記

名鉄12月ダイヤ改正


名古屋鉄道では12月27日にダイヤ改正を実施することになった。全車特別車の列車をミュースカイのみにし、一般車連結の特急列車を拡大、拠点駅での接続も特急列車を中心にして所要時間の短縮を図った。
その概要は以下の通り。

●岡崎・豊橋方面
・特急のうち空港系統を朝の1本以外廃止し、名古屋経由の快特・特急を毎時4本とする。岐阜→豊橋の快特、新鵜沼→豊橋の特急、豊橋→岐阜の特急、豊橋→新鵜沼の快特を毎時2本ずつ設定する。

・藤川、男川を準急停車駅に格上げ、夕方時間帯の豊川稲荷急行の東岡崎以西を急行停車駅にすることによって、両駅での乗車チャンスをあげる。また、夜間の普通豊明行を東岡崎行に延長する。

・豊川稲荷発着の全席特別車特急1往復は運転をとりやめる。7時36分の快急を特急とする。

●空港方面
・全車指定の2000系快特の種別を「ミュースカイ」とする。
・豊橋-空港間の特急を廃止することにより、名古屋からの特急を毎時2本とし、「ミュースカイ」との運転間隔の見直しを図る。また、夕方以降の名古屋折り返しの特急を岐阜に延長する。

・空港発の最終「ミュースカイ」「特急」の発車時刻を17分繰り下げる。最終の全車一般車特急は快速急行に種別変更する。
・大同町、聚楽園を準急停車駅に格上げして、データイム以降は毎時2本停車するようになる。

●知多半田・河和方面
・内海発着の全車特別車特急を廃止、名古屋-河和の特急と内海発着の急行を毎時2本ずつ設定し、名古屋では15分の均等間隔とする。

・阿久比、青山は特急停車駅に格上げ。青山には一部の快速特急も停車する。

・河和5時57分の全車特別車特急は急行に、内海6時09分の全車特別車特急は快特に種別変更する。

●岐阜方面
・データイム以降の特急・快特が笠松・新木曽川に停車、これに伴い名古屋場面9時10分から15時13分の急行の半数を一宮折り返しにする。

・快速急行は急行に統合、全列車栄生に停車し、大里は準急停車駅に格下げ。但し夕ラッシュ時は急行の半数が停車。

・一宮5時19分の特急を快急に変更、新清洲の初電を26分繰り上げる。

●犬山・新可児方面
・特急・快特が毎時2本に増発、準急、急行とともにほぼ10分間隔での運転となる。

・柏森が特急・快特停車駅に、扶桑が快急・急行停車駅に追加、準急は岩倉以北各駅停車になり、それに伴いデータイムの普通の半数、地下直の全てが岩倉打ち切りになる。

・三柿野経由岐阜発着の列車は朝の一部を除いて新鵜沼折り返しに変更、犬山遊園での三柿野方面への乗換えとする。

・新可児直通列車も新鵜沼折り返しに変更、犬山での接続を特急・快特主体にして所要時間の短縮を図る。

3年ぶりの大改正、前回の改正は種別が色々と枝分かれしたが、今回の改正では快速急行は急行は統合される流れになった。

種別「ミュースカイ」は京成ユーザーには違和感なし。こちらにも快特の上に「スカイライナー」という種別がある。それより本線以外の特急に一般車両が連結されているのに未だ違和感あるわけで。このリリースを書いている最中でも、本線以外の特急=全車特別車というイメージがよぎる。
今回の改正で大きいのは「等間隔」。この等間隔で実質の増発をしている。名古屋があんな構造なのによく等間隔に近づけたなという印象。特に知多半田・河和方面の優等列車。
詳細は時刻表が手に入ってから分析しよう。

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