しーさるの鉄日記

駅降り行動(木次線)


中国地方ローカル線の駅降り行動2日目、今日は芸備線の残り3駅と木次線を攻めることにした。

新見からの快速備後落合行は浜田色の357編成が充当、今年の芸備線転覆事故で廃車となった車両の代替として転属された。快速なので東城までは矢神しか停車しないが、その先は各駅に停車する。

昨日最後に降りた小奴可の手前の内名へ。内名は三次に向かって右片面、狭いホームには待合室とトイレへの階段があるだけ、新見寄りの出口は狭い坂道に降りていた。内名からは川沿いの細い道を歩いて備後八幡へ向かった。

備後八幡は左片面、以前は相対式だったが、右側が使われなくなった。ホームだけでなく、線路もそのままだ。駅舎は昭和9年の開業時のものだが、小ぢんまりとしている。

さらに1つ戻って東城で下車、東城は相対式だが、新見寄りの跨線橋が老朽化で使われなくなったので実質左片面である。右側は線路が残っているだけでなく、信号もあるので交換は可能である。新見、備後落合間で唯一の有人駅で、広島へ直通する高速バスも乗り入れる。
芸備線の駅降りは7時半前に終了、東城から備後落合乗り換えで木次線の駅降りに入った。備後落合では23分待ちだったので、元駅員の永野さんの観光ガイドを聞いた。昭和38年の豪雪の時は大変だったそうだ。

木次線では、木次以北の駅降りは終わっているので、今回は以南の駅降りとなった。駅降りした順序は以下の通り、数字は木次からの駅数。

1日登-5亀嵩-2下久野-10油木-7八川(歩)6出雲横田

日登は、備後落合に向かって左片面、開業当初からの木造駅舎の中には、カンテラやタブレットといった資料を飾る小さな展示室があり、ホーム側から眺めることができる。

下久野は左片面、以前は島式だったが、右側の線路などが撤去されて今の形となった。駅舎は宍道寄りにある開業当初からの木造、平日午前には委託職員がきっぷ販売を行うが、それ以外の時間帯では植田魚店で買うことになる。花ももステーションという名前もあり、構内には農園もある。駅舎外のベンチにはかかしが座っていた。

亀嵩は左片面、以前は相対式だったが、右側の線路が撤去され、ホームも木に埋もれて分かりにくい。狭いホームを少し降りたところに駅舎がある。駅舎にはそば屋「扇屋」が入居、店員が委託できっぷの販売を行う。創業は1973年と鉄道駅に入居する店としては歴史がある。待合室にはイスとテーブルがあるが、列車を待つ人というより、店が空くを待つ人のための待合室になっている。列車で訪れる人は少なく、駅前広場はそば屋の駐車場になっている。

出雲横田は左側に駅舎のある相対式、両ホームは備後落合寄りの構内踏切で結ばれている。備後落合寄りで分岐する横取線はホームに面しているが、途中で途切れている。木次寄りで分岐する横取線は、その外側にある保守車両の車庫に繋がっている。駅舎は1934年の開業当初から使われている神社を模した構造、大きなしめ縄がインパクトある。駅前は駐車場を囲むロータリーが整備されており、すぐ横には、雲州そろばん伝統産業会館がある。出雲横田から備後落合までは本数が減り、奥出雲おろち号を含めて4往復しか走らない。

八川は右片面、ホームから少し降りた所に古い木造駅舎があり、中にはベンチとテーブルもある。出雲横田駅からはそんなに離れていないので人家は結構多い。駅近くには蕎麦屋がある。

相対式の出雲坂根と右片面の三井野原は、前におろち号から降りて、おろちループを駅歩きもしたので、今回はパスした。三井野原を出ると広島県に入る。
油木は左片面、以前は島式だったが、右側の線路などが撤去された。出口は木次寄り、昔あった駅舎も撤去され、木次以南で唯一駅舎のない駅となった。

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