しーさるの鉄日記

京成電鉄10/26ダイヤ改正(夕夜間)


京成グループのダイヤ改正、夕夜間の内容は以下の通り。

★京成上野発22時35分の快速成田行(土日は22時24分の普通成田行)を成田空港行に延長変更する。また、成田空港発24時07分(土休日は24時10分)の宗吾参道行を新設する。

★上り最終アクセス特急と北総普通の接続駅を東松戸から新鎌ヶ谷に変更する。
★平日19時台においてアクセス特急が9分繰り下がるのに伴い、新鎌ヶ谷発19時28分の印西牧の原行を新設して、アクセス特急から接続させる。


●平日夜間時間帯

まず、京成上野発18時48分のアクセス特急を18時52分に繰り下げている。時刻を繰り下げたアクセス特急は、東松戸で新設のスカイライナーに追い抜かれ、東松戸から先では9分繰下げ、新鎌ヶ谷での普通の接続がなくなり、矢切で追い抜いた普通を待つ羽目になる。といっても東松戸で3分待ちだが。それをフォローするために、矢切で追い抜いた普通の5分前に新鎌ヶ谷仕立てを増発することになった。新鎌ヶ谷発は19時28分、アクセス特急からの乗り換え客はもちろん、21分着の東武からの客、25分着の新京成津田沼行、23分着の新京成松戸行からの客も見込める。

次に19時14分のアクセス特急を24分に繰り下げている。でも新鎌ヶ谷で追い抜く普通に詰まらなくなったから、新鎌ヶ谷からは4分繰下げ、つまり上野対北総線方面で6分の時間短縮になっている。19時17分の普通は2本待避になるわけだが。

普通列車については19時17分と20時30分の普通高砂行を廃止している。先述の19時17分は現行25分の佐倉行を2本待避のために8分繰り上げたものだ。この佐倉行繰上げで19時30分頃の普通3本は4~5分繰上り、19時37分から48分までは普通が11分開くことになる。青砥ユーザーは44分のアク特があるのが救いだけど。スカイライナーが18時台、19時台に増発されたため、その速達性を損なわないための削減だと思われる。高砂までで上野発列車を追い抜けるのは千住大橋だけだし。

18時台、19時台の普通高砂行を廃止にする代わりに、上野発21時22分と22時47分の普通高砂行を増発する。さらに、22時14分発の快速高砂行を22時10分の普通高砂行に格下げ、このことで22時台7本だった上野→高砂の普通を9本に拡充する。9本というのは、減便後の18時台、19時台と同じだ。上りについては高砂発19時14分の普通上野行を廃止、芝山千代田発18時49分の快速を上野行から高砂行に短縮変更している。その代わり高砂発21時15分、21時48分の普通上野行を増発する。

成田空港発18時20分の特急西馬込行、18時42分の特急上野行については、快速特急に格上げとなり、それぞれ26分と45分に発車時刻を繰り下げている。その影響で佐倉発19時前後の快速2本は成田発に延長変更している。同時間帯の佐倉発下りは増発されてないから、宗吾から成田に回送すると思われる。成田空港発19時56分のアクセス特急上野行は9分繰下げの20時05分発になっている。成田湯川から先では14分繰り下がり、快速羽田空港行への接続はなくなっている。

なお、高砂発17時57分の普通三崎口行は京成車から京急車に変更、代わりに成田空港発16時04分のアクセス特急久里浜行が京急車から京成車となり、久里浜以北での京成車乗り入れは持続する。

成田空港への一般列車の最終は、現行ダイヤだと日本橋発22時18時分のエア快化け通勤特急で、上野からだと22時14分の快速高砂行から乗り継ぐ形だが、改正では上野発22時35分の快速が最終になり、都営方面からは日本橋発22時26分のエア急化け通勤特急から乗り継ぐことになる。ただ、それは一般列車の話で、この後に上野発23時のイブニングライナーがある。ただ成田空港からのフライトは22時で終わっているので、需要が見込めるのは付近のホテル宿泊客くらいだ。上り成田空港発は23時03分が最終だが、その約1時間後に宗吾参道行を新設、遅くまで働いて公津の杜に帰る空港職員の需要に応える。

●土日夜間時間帯

アクセス特急については、平日以上に変更があり、上野行は成田発22時03分を除いて都営線方面(都営線内各駅停車、京急線内エア急)に行先変更となった。成田空港発21時18分以外は本線特急への接続はそれほど良いとは言えず、日暮里・上野方面への所要時間は現行よりかかるようになる。夜もスカイライナーが増発されたから、アクセス特急は都営方面に振ればいいのだからな。
成田空港発18時29分は西馬込行、高砂から先は佐倉発快速のスジを踏襲、佐倉発快速は高砂止化けの普通羽田行になっている。19時14分の羽田行は高砂始発スジを踏襲、押上線内通過運転となるので、先行の快速が高砂止め化け普通となっている。19時49分の西馬込行は高砂での5分停車は現行と変わらず、押上始発の都営線内列車にスジをつなげる。
20時35分の西馬込行は都営線内化け普通のスジを踏襲、芝山千代田発20時12分の快速高砂止化け普通西馬込行は成田、高砂で分断されることに、21時18分の羽田行は高砂発21時58分を格上げして踏襲している。
下り2本についても、上野発から羽田発と西馬込発になっている。羽田発19時31分の方は普通高砂行だったのを変更、押上線内通過になるので先行の西馬込発が快速芝山千代田行から普通高砂行に変わった。西馬込発20時12分の方は改正前は快速なので、発車駅を入れ替え、快速を後述の上野発とした。

アクセス特急が上野に乗り入れなくなった影響で、上野~高砂間で変更がある。まず、上野発20時07分のアク特は04分に繰上げ快速芝山千代田行に変更、青砥で羽田発アク特と接続する。この快速芝山千代田行の送り込みのために、高砂発19時36分の上野行が新設されている。20時44分のアク特も快速成田行に変更、千住大橋で普通、高砂で西馬込発アク特に接続する。この快速成田行の送り込みのために、佐倉発19時35分の快速は高砂から上野に延長変更となっている。

21時05分の普通高砂行は8両から6両に変更、その送り込みとして、高砂発20時23分の上野行が新設されている。21時44分の快速高砂行と22時18分の普通高砂行については廃止となっている。これ以外にも上野発18時46分、19時32分の高砂行、高砂発18時22分、18時54分の上野行が廃止になっている。高砂発19時36分、20時23分の上野行を新設するために、18時台2本が犠牲に、その折り返しの高砂行2本も犠牲になったというところか。2本が減便になったためか、18時24分と30分以外、10時16分から20時26分まで普通の上野発がX6分の10分ヘッドとなった。なお、Xが奇数の場合は千住大橋待避となる。

成田空港への最終は上野発21時51分の快速だが、改正後は上野発22時24分の普通が最終になる。この時間帯は特急の運転もなく、普通を追い抜くのは上野を3分後に出た快速だけだ。

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