阪急神戸本線の3/19ダイヤ改正の概要は以下の通り。
●平日朝ラッシュ時の『通勤特急』の始発駅を、新開地から神戸三宮に変更、全区間10両編成での運転とし、神戸三宮での併合を取りやめる。なお、『通勤特急』上り9本下り5本の神戸寄り車両に『女性専用車両』を導入する。
●平日朝ラッシュ時の『通勤急行』の始発駅を、神戸三宮から新開地・高速神戸に変更、全区間8両編成での運転とし、西宮北口での併合を取りやめる。
●『通勤特急』『通勤急行』の西宮北口での発着ホームを入れ替え、『通勤特急』は乗降分離可能な4号線発着、『通勤急行』は3号線発着とする。
●平日夕ラッシュ時の『特急』新開地発梅田行の所要時間を約3分短縮させる。
●平日23時台に『普通』『快速急行』を増発して、2330発まで現行の15分間隔から10分間隔に変更する。これに伴い、伊丹線、今津北線、甲陽線も増発する。
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阪急電鉄のダイヤ改正は、平日朝ラッシュ時の神戸線に集中した。
神戸本線の『通勤特急』は併合を取りやめ、始発駅を10両対応の神戸三宮に変更する。これは、去年の宝塚本線の改正で、『通勤急行』や『日生エクスプレス』の増加を取りやめ、川西能勢口始発の『通勤特急』を新設したのと同じである。でも、『特急』はリリースで触れてないから、『特急』については併合が残り、『女性専用車』も導入されない。去年の宝塚本線の改正、同じ日の近鉄大阪線の改正と、分割併合をとりやめて時間短縮する改正が続いている。これは関西民鉄だけでなく、関東民鉄でも同じ傾向にある。
神戸高速線内からの直通列車は、『通勤特急』から『通勤急行』に変更、神戸高速線内からの客よりも、地下鉄などを乗り継いで三宮から乗り込む客の方が多いのだろうか。『直通特急』との接続が考慮されてないから、山陽からの客も少ないだろうし。神戸地下鉄に乗り入れたとしたら、併合を復活させるのだろうか。10両だと乗り入れられないからな。
『通勤急行』の併合とりやめは、西宮北口での発着番線の兼ね合いではないかと。『通勤特急』を待避しながらの併合だから、時間短縮は関係ないし。それで2両編成運用が3本余るから、その分10両編成の『通勤特急』を増やすのではないかと。武庫之荘の利用客は、8両編成で捌けるのだろうか。
夕方の上り『特急』は、西宮北口→梅田間で2分短縮するものだと思われる。西宮北口での梅田行普通の発車時刻を若干繰り上げて対応するのだろうか。
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