見出し画像

しーさるの鉄日記

小田急2022ダイヤ改正(土休日朝の一般列車)

小田急の2022年ダイヤ改正、次に土休日朝の一般列車を見てみる。

●本線

まず、小田原発を見る。なお、(松急)は新松田から急行を意味する。

5時17分の急行本厚木行が廃止に、それに伴い5時10分の各駅停車新松田行を本厚木行に変更する。42分の各駅停車本厚木行は急行に格上げ、53分の急行新宿行は廃止する。6時台は27分と48分の急行新宿行が廃止に、17分、41分の各駅停車新松田行は各駅停車町田行(松急)に変更する。このことで、急行新宿行5本、各駅停車新松田行4本の計9本だったのが、急行新宿行(新松田から快速急行)3本、各駅停車町田行(新松田から急行)2本、各駅停車新松田行1本に整理されることになる。新宿行が減った分は各駅停車が町田で江ノ島線快速急行に接続することでフォローするが、運転間隔は偏ることになる。

急行(新松田から快速急行)は、小田原発で5時29分がら7時35分まで設定がなく、急行新宿行は新松田から先も急行運転だった。改正後は急行新宿行の半分くらいが新松田から先で快速急行に格上げ、残った半分は町田(7時台は相模大野行)から先を区間廃止する。急行から快速急行に格上げといっても、向ヶ丘遊園、成城学園前、経堂を通過するだけだから、小田原からの時間短縮は大したことないのだけどね。

7時台は大きく変わる。06分の急行新宿行は02分の急行相模大野行きに短縮変更、19分の急行新宿行は14分に繰り上げして、新松田で快速急行に化ける。48分の急行相模大野行は廃止に、50分の各駅停車新松田行を各駅停車町田行(松急)に変更してフォローする。また、24分の各駅停車新松田行も急行相模大野行に変更する。37分の各駅停車本厚木行は各駅停車相模大野行(松急)として延ばす。なお、7時57分発の快速急行も廃止となる。快速急行が30分開くので、江ノ島線の快速急行を2本連続入れて、相模大野から先は10分間隔とする。

8時台は00分の各駅停車本厚木行は各駅停車新松田行に短縮変更する。26分発の各駅停車新松田行は廃止に、この影響で11分発の各駅停車新松田行は18分発に繰り下げ、新松田始発急行新宿行を組み込んで、各駅停車町田行(松急)に変更する。38分発の各駅停車新松田行も各駅停車町田行(松急)に変更する。49分発の急行新宿行は廃止に、57分の快速急行に新百合ヶ丘で抜かれていたから、各駅停車町田行(松急)でフォローできるのだろう。9時台も各駅停車が新松田行4本、本厚木行1本の計5本だったのを、各駅停車相模大野行(松急)1本、各駅停車相模大野行(松急)2本の計3本としている。

新松田から小田原方面は、上り以上に減便が目立ち、特に新松田発7時台は、急行と各停が5本ずつあったのが3本ずつとなっている。

本厚木発は、5時35分の始発急行新宿行が廃止に、5時42分の始発各駅停車を伊勢原発5時28分に延長変更、さらに片瀬江ノ島からの急行新宿行でフォローする。
6時台は前半に4本あったメトロ直通始発のうち、00分の急行と12分の各駅停車を小田急線内廃止に。これで6時台のメトロ直通は27分の急行、45分の急行となる。35分の急行新宿(小田原発53分)も廃止に、6時40分までの無料優等は00メ 08快 18メ 28メ 35急となってっいたのが、06快 27メだけになる。相模大野まで各駅停車で急行乗り換えることが多くなるけど、改正前もメトロ直通が多いから新宿へは乗り換え回数が変わらないのかと。

7時台の無料優等は急行新宿行6本だったが、快速急行新宿行3本と急行相模大野・町田行3本となっている。快速急行格上げた一方、新宿への直通は半減する。

8時台は41分の各駅停車新宿行を廃止のうえ、43分の急行我孫子行を設定、次の急行新宿行を快速急行に格上げした分をフォローする。各駅停車の間隔が広がる部分は向ヶ丘遊園発9時32分の各駅停車我孫子行でフォローする。無料優等は08急 15快 26急 38快 46急 56快の6本だったのが、03急 15快 25急 35急 43メ 47快 55快に。新宿へ直通する快速急行は30分以上開くことになる。改正前の急行は新百合ヶ丘で江ノ島線快速急行に追い抜かれるものの、直通はしていた。

小田原からの急行がなくなり、江ノ島線からの快速急行が入る町田発を見てみる。
先述した通り6時台のメトロ直通が廃止に、改正前はメトロ車の我孫子行同士の緩急結合していたが、今回の改正では両方とも廃止となる。それでも新宿行無料優等が21分発から44分発まで開く状況で、急ぐ場合は40分の『モーニングウェイ』に課金することになる。
7時台は先述した通り、急行新宿行が快速急行か、急行町田行(相模大野行)に変更となっている。このことで、町田発快速急行3本、急行6本、各駅停車6本の計15本だったのが、快速急行6本、メトロ直通急行1本、各駅停車6本の計13本となった。8時台も急行3本のうち、1本を快速急行、2本を廃止にしている。

多摩線が加わる新百合ヶ丘では、6時20分から8時26分まで快速急行が20分毎に加わり、小田原からの急行と接続するようなダイヤとなっていたが、改正後は新百合ヶ丘発7時03分以降急行となり、小田原発急行が町田で折り返しになった分をフォローする。つまり、小田原発と唐木田発で快速急行と急行を入れ替える形だ。それでも7時50分頃に急行はない。8時台は快速急行、急行、各駅停車6本ずつだったが、改正後は快速急行5本、急行4本、各駅停車1本としている。急行は唐木田発3本の他に始発の新百合ヶ丘行が加わる。

向ヶ丘遊園発については、7時16分から9時16分まで基本20分毎の準急6本を廃止に、9時56分発の準急は成城学園前発に変更する。代わりに8時01分の急行柏行、41分の急行松戸行、9時01分の急行松戸行を設定して、急行の20分穴を埋める。準急が時刻を繰り下げて急行になったようなところも一部ある。

成城学園前でも始発のメトロ直通の小田急線内での運転を取りやめる。(成城学園前発7時27分、34分、53分、8時13分、33分の各駅停車5本、8時55分、9時15分、35分、45分、56分の準急5本)このことで成城学園前始発は6時17分発の各駅停車新宿行のあとは、10時05分発の準急我孫子行までなくなる。経堂発を見ると6時台前半までは改正前と変わらないが、後半から大きく変わることになる。

経堂発を見ると、7時台は新宿行が急行4本、各停6本の計10本から、急行2本、各停6本の計8本に削減、メトロ直通は急行2本、準急2本、各停4本の計8本の急行だけ3本となり、停車本数は18本から11本に減らされる。8時台は新宿行が急行6本、各停6本の計12本から。急行3本、各停6本の計9本に、メトロ直通は準急2本、各停3本の計5本から急行3本になり、17本だった停車本数は12本に、9時台は新宿行が急行6本、各停6本の計12本から、急行4本、各停6本の計10本に、メトロ直通は準急6本から、急行2本、各停1本の計3本に減らされ。18本たった停車本数が12本になる。祖師ヶ谷大蔵、千歳船橋では20分サイクルに各駅停車新宿行2本、メトロ直通各駅停車または準急が2本の計4本が停車していたが、メトロ直通が急行だけになったため、停車列車が半減してしまった。

●下り

7時台後半から9時過ぎにかけて、01、21、41の快速急行唐木田行と03、23、43の快速急行片瀬江ノ島行が続行、10、30、50も小田原行が出発、9時台は10に快速急行小田原行、12分に急行唐木田行が続行、21分に快速急行片瀬江ノ島行が設定されているダイヤだった。改正後は快速急行の続行は解消、7時台後半から次のブログで触れるデータイムのパターンダイヤとなり、快速急行は約10分の運転間隔となる。快速急行小田原行は9時10分が始発だったが、100分繰り上げの7時30分を始発にすることで、丹沢方面への観光客の利便性を向上させる。

千代田線からの直通は、改正前は代々木上原発6時48分が初電、7時台~9時台まで準急成城学園前行、急行向ヶ丘遊園行が毎時3本ずつの計6本、9時台は準急向ヶ丘遊園行1本、準急成城学園前行4本の計5本となっていた。改正後は6時台がなくなり、7時29分発の急行向ヶ丘遊園行が初電に、7時台はこれ以外に49分の急行相模大野行で2本に削減、8時台は前半が急行向ヶ丘遊園行2本、後半は準急成城学園前行2本の計4本に、9時台も準急成城学園前行、急行向ヶ丘遊園行が2本ずつとなっている。

●多摩線

唐木田発6時02分の各駅停車新宿行を新設、09分の快速急行新宿行から登戸まで逃げ切る。代わりに快速急行の後を走る13分の各駅停車新百合ヶ丘行は廃止する。快速急行通過駅での16分のタイムラグは後ろの方にずれる。

快速急行新宿行は唐木田発8時12分まで運転していたが、6時52分発以降の5本を。8時33分の急行新宿行とともに、各駅停車新宿行(新百合ヶ丘から急行)に変更する。各駅停車新百合ヶ丘は半分近くが吸収されるように廃止され、7時台、8時台に9本あった本数は、6本、7本に減らされる。また、快速急行は唐木田発12、32、52だったが、各駅停車新宿行は04、24、32と8分繰り上がる。快速急行だと唐木田から新宿まで37分だったが、改正後だと48分かかる。ただし、新百合ヶ丘で快速急行に乗り換えれば40分ほどだが、それでも京王線特急より1分くらい遅い。多摩センターで各駅停車から京王の特急に乗り換えれば45分だが、運賃は高くつく。唐木田発9時27分以降は改正前と変わらない。

下り方向も、新百合ヶ丘発6時57分、7時27分の各駅停車、43分の急行を廃止に、8時06分から9時28分までの快速急行5本は、9時06分発が02分の急行になるを除いて、4本が各駅停車へと格下げになる。このことで土休日多摩線下りでの快速急行は全廃となる。8時台は快速急行3本、急行1本、線内各停6本の計10本から、線内各停3、化け急各停3の計6本に、9時台も快速急行2本、急行2本、線内各停6本の計10本から、急行2本、化け急各停1本、線内各停5本の8本になる。


●江ノ島線

上りは急行・快速急行の時刻を繰り上げる。

片瀬江ノ島発5時21分の急行は、5時11分発に繰り上げる。このことで5時13分の各駅停車相模大野行は、片瀬江ノ島~藤沢間で廃止になる。
藤沢発6時40分の快速急行は廃止に、7時00分の快速急行を8分繰り上げるが、先行の快速急行とは34分開くことになる。そのあとの快速急行も5~8分繰り上げる。8時41分発の快速急行は25分に繰り上げとなるため、前後の間隔が23分、18分だったのが、14分、32分と偏ることになる。

下りは相模大野発6時29分の急行を廃止する。7時38分の快速急行はについては39分の急行に格下げ、相模大野発8時31分の急行も廃止する。藤沢から片瀬江ノ島方面は8時台に7本あったのを5本に、9時台に9本あったのを6本に減らす。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事