駅降り行動：筒井と室蘭本線

今朝は青森駅近くのホテルを予定より１時間早い５時過ぎにチェックアウト、北海道に行く前に青い森鉄道703乗車と筒井駅駅降りをすることにした。
昨晩の車両留置で703が朝一の上り普通に充当されることが判明したので、この普通に乗って筒井に向かうことにした。快速には基本703が充当されるが、その前後の運用で普通に充当される。この朝一の普通の場合、八戸で普通で１往復したあと、快速で１往復半、新青森乗り入れ普通で１往復、快速で青森へ戻り、夜間に１往復で下り最終で青森に留置され、運用がつながる。次に出発する快速の場合、朝の快速１往復、データイム普通２往復こなしたあと、青森1840の快速で八戸に向かい、青森に下って入庫となる。データイムに一旦青森に入庫する可能性もなくはないが。

703の普通を筒井で降りて第一の目的達成、これで再び鹿児島～青森間の全駅を巡ったこととなった。筒井は築堤の上にある相対式、上下ホームともに地上からのエレベーターが整備されている。待合室はホーム上にはなく、高架部分の下、券売機も整備されている。周辺は住宅地で、自分が降りた列車には３人ぐらいの乗り込みがあった。近くには青森駅方面へのバス停があるが列車よりは本数が少ない。

時間があったので、浅虫温泉手前の野内駅へ向かう。野内は３年前の震災直後に、青森寄りの住宅が集中しているところに移動した。旧駅は島式だったが、新駅は相対式で筒井と同じく上下ホーム別のエレベーターがある。券売機付きの待合室もホーム別になっている。

野内から青森へ向かい、朝食はのっけ丼、お腹いっぱいになったところで普通列車で蟹田へ。蟹田から白鳥に乗り継ぎ、函館へ向かった。
上りスーパー白鳥が遅延して、函館には４分遅れで到着、ホーム向かいに止まっている臨時のクリスタル北斗に乗ろうとしたら、デッキまで立ち客がいる状態だった。展望スペースなら何とかなりそうと行ったが立ち入り禁止、通路で２時間以上の立ちづくめを 覚悟した。ところが、大沼公園で外国人観光客がどっと降りて、半分以上の座席ががら空きに。収納力の少ないクリスタルエクスプレスは数十人の外国人観光客で利用率がだいぶ変わるのである。外国だったら、ＪＲ北海道の事情は知られてない。九州のように外国人観光客をターゲットにしたおもてなしを検討してほしいところだ。

バブリー設計なのでバリアフリーに対応してないクリスタルエクスプレス、先頭車は普通の座席だが、隣の中間車はボックスになっていたり、フリースペースになっているが、階下のコンパートメントは具合が悪くなった方のための多目的室になっている。指定席が満席なのに３室も必要かなと思っているわけだが。

東室蘭でキハ１４１の普通に乗り継ぎ、ほんの数年前までは７１１の天下だった室蘭本線普通だったが、キハ１４１で置き換えられて架線下気動車状態となった。

今日はまず、白老近辺をつぶしていくことにした。駅降りした順番は以下の通り、()内は苫小牧からの駅数とする。
(3)錦岡ー(7)北吉原ー(6)萩野ー(4)社台ー(8)竹浦ー(5)白老ー(2)糸井。駅歩きをしたのは北吉原から萩野だけである。

苫小牧側から駅を説明していく。苫小牧の次の青葉は相対式、もう駅降りは済んでいるので今日は駅降りしなかった。錦岡は相対式ホームが貨物側線を挟む２面３線、糸井止まりの列車は錦岡の側線で折り返し糸井始発となる。この現象は銭函でも見られるが、苫小牧の市街地が錦岡までつながっているのを見ると勿体ない。上りホーム外側の側線を生かせば、何とかなると思うのだけどね。

社台は島式、白老は２面３線で駅舎は海側、利用者のほとんどが栄高校の生徒だが、栄高校は駅舎と逆の海側にああるので、下り列車から乗り降りする場合は跨線橋を２回渡るようになる。

萩野は２面３線だが片面ホームは３番線下り副本線に面しており駅舎と逆側にある。先日の改正で朝の３番線待避がなくなたっため、３番線を使うのは朝夜の折り返し列車２本だけになった。
北吉原は橋上駅舎構造だが、駅舎とホームを結ぶ階段は封鎖、ホームへは駅舎を通る必要がなくなり、駅舎は待合室となった。竹浦は２面３線、真ん中は下り本線なので上りは待避できない。跨線橋は海側駅舎と逆の山側にもつながっている。

白老ー苫小牧間は学生の行き来が激しいのが印象的だった。土曜日なのに客の半分以上が部活へ行く学生。それを考えると、午後の空白時間帯は不便ではないかと。

室蘭本線の駅降りは竹浦まで完了して、札幌－竹浦まで全駅駅降りしたことになった。