2021年3月13日ダイヤ改正、西武新宿線では、まず22時20分急行拝島行、27分急行本川越行になっていたのを、20分急行本川越行、27分急行玉川上水行に入れ替える。15分に拝島ライナーがあるから、拝島線直通の間隔を開けたのだろう。この影響で21時54分の各停は新所沢行だったのが拝島行に、22時06分の各停は玉川上水行たったのが新所沢行に行先変更となる。
西武新宿発22時台後半の優等が、36急新 43急本 53急拝 02急本、10急拝となっていたのを、37急本、49急本 57準拝、08急本に変更する。つまり1本削減するだけでなく、急行1本を準急に格下げする形だ。
急行から格下げとなった57分の準急拝島行は、上石神井で特急待避のため5分も停車する。そのため、改正前で急行に追い抜かれた先行の各停田無行も上石神井打ち切りとならず、新所沢行に延長変更となる。西武新宿発23時08分の急行本川越行は、小平でこの準急拝島行に接続させて拝島行からの行先変更のフォローをする。優等が減便になるので、それに対する各停も33、40、48、55と7~8分間隔だったのが、34、43、53の約10分間隔となる。
23時台については、02分の急行本川越行を廃止、10分の急行拝島行を08分を繰上げ、急行本川越行に行先変更する。拝島線への直通急行は、22時53分、23時08分がなくなったので、玉川上水行は先述の22時27分、拝島行は21時49分と拝島ライナーより早くなる。
23時19分の最終急行は準急に格下げとなり、一本前の23時08分が最終急行となる。急行は本川越まで30分の特急から1分差で逃げ切ったが、準急は東村山で追い抜かれ7分も停車することになる。西武新宿発23時30分の特急に乗って、所沢から先の特急通過駅へ行くのに、改正前は所沢で各停まで13分待ちだったのが、改正後は東村山で準急に接続となる。
23時59分発の準急本川越行は新所沢行に短縮変更、このことで新所沢から先の最終は23時42分の準急本川越行となり、17分繰り上がる。ただし特急料金を課金すれば23時54分の特急が本川越方面への最終となり、東村山で準急本川越行に接続するから、入曽から先の特急通過駅への最終となる。池袋線同様、有料特急が最終となるケースだが、他の私鉄では見られない現象だ。
最終は新所沢への最終は0時14分の準急、上石神井への最終は0時17分の各停、以降の準急新所沢行2本、各停上石神井行2本は運転取りやめとなり、いずれも最終は30分繰り上がる。1月20日からの暫定ダイヤでは1本ずつが運休になって新所沢行が16分、上石神井行が13分繰り上がっていたから、それよりさらに繰り上がることになる。ちなみに土日の暫定ダイヤでは各停上石神井行最終が0時07分だったから、改正では10分繰り下がったことになる。上りについても、準急と各停を2本ずつ廃止して、終電を30分以上繰り上げる。
拝島線では、小平発0時29分を廃止、その一本前の玉川上水行を拝島行に延長変更して小平発0時17分とする。接続するのは西武新宿発23時42分の最終準急本川越行だ。拝島発についても0時01分発を廃止して最終を19分繰上げる。
多摩湖線と山口線の乗換駅『西武遊園地』駅は『多摩湖』駅に、その隣の『遊園地西』駅は『西武園ゆうえんち』駅に、それぞれ改称することになった。『西武遊園地』は多摩湖線の終点なので、9000系や2000系の方向幕を『多摩湖』に取り換えることになる。一気に交換するわけにはいかないので、『西武遊園地』『多摩湖』両方の幕があるのだろう。
『西武園ゆうえんち』への改称は、遊園地のリニューアルで入口を西側に集約したためだと思われる。遊園地の東口の廃止により、西武園線の『西武園』駅は遊園地から遠くなったから、『西武園競輪場』でも改称すればいいのだけどね。
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