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しーさるの鉄日記

2015春改正(常磐線関係)


2015年3月改正での常磐線関連の改正概要は以下の通り。

●上野東京ラインの開業に伴い、朝ラッシュ時は一部快速、データイムは全ての特急、特快、一部普通、夕ラッシュ時は一部快速と一部特急を品川まで乗り入れさせる。これにより、水戸から東京までの所要時間を11分、水戸から品川までの所要時間を13分短縮される。(上野での乗り換え時間を8分としたとき)なお、いわき発着特急は朝下り2本以外の全列車が乗り入れる。

●「スーパーひたち」を「ひたち」に、「フレッシュひたち」を「ときわ」に改称し、新しい指定席システムを導入する。

●「ひたち」停車駅のうち、松戸、大津港、植田を通過とし、それぞれ柏、磯原、勿来に停車駅を振り替える。また、高萩停車列車も見直す。この結果、データイムの高萩、磯原、勿来には2時間に1本「ひたち」が停車することになる。

●「ときわ」停車駅のうち、取手、藤代、神立、十王を通過とする。また、22時の品川発「ときわ」を上野~土浦間ノンストップ、水戸848の品川行にするなど停車駅を見直し、速達性を図る。

●上野着734の「ときわ」を土休日運休とし、代わりに勝田904、上野1023の「ときわ」を新設する。勝田1730の金曜運転特急については、引き続き金曜のみの運転を続ける。

●高萩発着「フレッシュひたち」のうち、2往復を勝田以北を部分廃止し、高萩系統「ときわ」は4往復体制とする。

●データイム上り「フレッシュひたち」→「ときわ」の設定時間を1分~2分繰り下げる。


●特別快速を北千住に停車させる。

●土浦858発の普通上野行を新設する。これに伴い839発は4分繰り上げ品川行に、904発は8分繰下げ912の品川行にする。なお、909発特急は11分繰下げの920となるが、牛久、佐貫通過で6分時間を短縮させる。

●上野発22時台下りの土浦方面普通を2本から3本に増発する。

●朝上りの竜田・広野発普通から特急への接続、データイム下りの特急から竜田行普通への接続を改善する。

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品川へ延伸しただけでなく、優等列車の停車パターンを大きく変更した常磐線。品川直通時刻表を見る限りだと、スジはあまりいじらないようだ。

「ひたち」「ときわ」は、「スーパーひたち」「フレッシュひたち」の改称なので、いわき発着は「ひたち」だけでなく「ときわ」も1往復設定される。石岡・友部やデータイムの土浦に停車するかで愛称の区別をつけている。各駅停車「とき」の設定が多い上越新幹線とは対照的だ。

「ひたち」は停車駅整理で、磯原停車の「磯原ひたち」と高萩・勿来停車の「高萩ひたち」の千鳥式となった。停車駅の振り替えや、日立-泉間ノンストップ列車の新規停車で、「ひたち」の高萩で乗車チャンスは7→15、磯原での乗車チャンスは7→16と大幅に増えた。勿来での乗車チャンスは、植田振り替え分を受けて12→14に、勿来は植田の乗降客数の半分以下だけど、そんなに需要はあるのかね。日本製紙とクレハが近くにあるから、植田以上に定期外客が多いとか。
なお、「ときわ」は高萩に停車するが勿来は通過する。まぁ下りについては20分後の「磯原ひたち」が勿来停車でフォローするようだけど。この勿来停車「磯原ひたち」に朝上りの磯原停車「高萩ひたち」がイレギュラーな以外、「磯原ひたち」は磯原停車、「高萩ひたち」は高萩・勿来停車に二分された。

データイムの「高萩ひたち」は大甕、常陸多賀に停車するが、「磯原ひたち」は通過、つまり「磯原ひたち」は勝田~泉まで日立と磯原にしか停車しない速達タイプとなる。なお、上野発15時以降は大甕、常陸多賀に全列車停車する。


ラッシュ時の「ときわ」は停車駅が大きく整理された。上記に載せた取手、藤代、神立、十王の全列車通過、朝9時台と上野2200発の牛久、佐貫通過以外に、赤塚停車を上りは9時台から7時台に振り替え、下りは上野発2215から上野発2130に振り替えている。
品川・東京から佐貫・牛久方面への列車は東京1725の普通を逃すと、上野2253の特急までないから、「ときわ」の品川乗り入れ時間帯を拡大する、改善してほしいところである。「ときわ」が夕方に東京・品川に乗り入れれば、土浦・石岡から帰る出張客の利便性も図れる。特急が8番線からの発車だから、高崎線・宇都宮線からの干渉はないし。


朝上りの「ときわ」のうち、土休日の1本は設定時間帯をシフト。土曜日にこの列車を見るけど、あの利用率だったら他列車へシフトさせるのは仕方がない。特急が減った分、北千住724発を2分ぐらい繰り上げて、混雑を平準化させるといいのだけど。土曜日でも7分ブランクで10両目まで席が埋まっているからな。

特別快速の北千住停車は、北千住最寄の自分にとって何より吉報。北千住から上野東京ラインへの乗り入れが毎時1本しかないと思っていたから。
品川行の北千住発は29、49、千代田線綾瀬始発や東武の普通から5分の接続を受ける。また、特別快速は「りょうもう」から7分の接続を受ける。竹ノ塚から品川までの場合、北千住で特別快速に乗り換えると、上野で乗り換えた時に比べて4分ほどの時間短縮となる。
また、南千住、三河島通過による2分の時間短縮で、1本前の山手線に乗り継げる可能性があり、池袋、新宿へ3分30秒の時間短縮が図れる可能性がある。何より大きいのが誤乗で松戸まで連れて行かれる人がいなくなることだが。乗降客40万越えの駅に対し、1時間に1本の通過列車だから。

特急や特別快速が現状スジと変わらないことから、上り特別快速は引き続き北千住で水戸発普通を追い抜く可能性が大きい。水戸発普通の特急退避を佐貫から取手にすれば、特別快速から逃げ切って有効本数が増えるのだけどね。10両の水戸発からどらくらいの立ち客が特別快速品川行に乗り換えるのだろうか。土浦30発の品川行は、現状勝田発が改正で土浦始発になるけど、土浦分断になるということなのだろうか。それとも、土浦12が勝田発になると言うことなのだろうか。

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