新橋は、南北のコンコースのある高架駅、東海道線にもホームがあるため3面6線になっている。コンコースの天井は低く、北コンコースはアーチ状のトンネルになっているところもある。北コンコースからの改札は日比谷口、銀座口の2ヶ所、日比谷口を出るとSL広場となっており、1日3回汽笛一斉が鳴り渡る。駅前広場は広いが、出口はアーチ状レンガで囲まれた小さいものになっている。銀座口は昭和通りに面し、出口の手前には銀座線への入り口がある。南コンコースからの改札口は烏森口、それ以外にも横須賀線の地下コンコースから地下街「しんちか」に通じる汐留口がある。東側は地下駐車場のある駅前広場で、タクシーが数台待機、その真ん中にはゆりかもめの駅がある。JRの駅出口とゆりかもめのコンコースは上屋がないので、雨の日の乗換えは大変である。
有楽町は高架駅で、その下に3ヶ所コンコースのある構造、うち北側と中央の2ヶ所は東西を結ぶ改札外通路に接続している。南コンコースは改札が東西にあり、東側が銀座口、西側が有楽町口になっている。その前を丸ノ内から延びる通りが斜めに横切っている。銀座口は新幹線のガード下にあり、マリオンの裏側に抜ける。中央コンコースの東側、中央口には去年の秋にオープンしたばかりのITOCiA、西側の中央西口は日比谷口と数十メートルしか離れていない。北コンコースの東側は京橋口、有楽町線への入り口が出口付近に並ぶ。西側は国際フォーラム口となっており、名前の通り国際フォーラムに直結している。このコンコースは他の通路に比較すると人通りが多い。
東京の地上は、在来線ホーム5面10線、新幹線ホーム5面10線の10面20線。さらに地下には総武快速線ホーム及び京葉線ホームが2面4線ずつある。一番西側は京浜東北北行・内回りホームと中央線ホームが二層構造となっているが、互いを直接結ぶエスカレーターはなく、一度コンコースに降りることになる。ホームの下には3本の改札内コンコース、新幹線コンコースはその間に2ヶ所ある。東西を結ぶ改札外コンコースは北側に1本あるだけである。3本のコンコース全て東西両方に出口があり、西側丸ノ内口は赤レンガ駅舎、東側八重洲口は今では閉鎖となった大丸の1階に抜ける。赤レンガ駅舎は中央入り口は庭園が整備されているが、内外ともに工事中の部分があり、仮囲いに囲まれているところが多い。休日とあってか北口から新丸ビルへの流れが目立った。バスターミナルは八重洲南口から八重洲中央口に整備、バスターミナルといってもバス停が並列に並び高速バスが頻繁に発着するだけである。
中央線が下りて首都高速をアンダークロスすると神田に到着する。神田は中央線ホームを含めて3面6線、下にはコンコースが南北2ヶ所ある。ここから上野までは高架が高いためか、改札に下りる途中に中2階がある。秋葉原寄り改札を出てすぐ左側には銀座線への入り口、新橋同様コンコース内での乗換えとなる。改札の右側、東口はガード下にあり中央通り(国道17号線)に面している。左側、北口は小さく側道に面しているだけである。東京寄りコンコースも自由に抜けられるようになっており、改札の右側が西口、左側が南口になっている。西口の前には商店街があった。
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