秩父鉄道3/25ダイヤ改正

秩父鉄道は本日ダイヤ改正を行なった。改正概要は以下の通り。

●持田～熊谷間に新駅『ソシオ流通センター』を新設する。

★平日ダイヤ

●羽生614発の三峰口行を12分繰上げ、602発の熊谷行に変更する。また、７時台の列車についても５～８分繰り上げる。
●羽生836発の急行影森行を17分繰下げ、853発に変更する。
●熊谷1933発の普通影森行を増発する。
●熊谷2230発の急行影森行を普通に格下げする。それ以外の下り急行については熊谷の発車時刻を8～21分繰下る。

●影森513発の熊谷行を増発して、始発を10分繰り上げる。（熊谷着623）それに伴い、それに伴い523発を13分繰下げる。（石原で急行待避、熊谷着653）
●影森2125発の急行熊谷行を普通に格下げする。影森1904発の急行については1925に、2007の急行については2021に繰り下げた上で三峰口からの普通に接続させる。
●三峰口発熊谷行最終列車を10分前後繰下げる。

★土休日ダイヤ
●影森515発の普通羽生行を増発して、始発を10分繰り上げる。（熊谷着627）それに伴い525を16分繰下げる。
●羽生1920発の普通三峰口行を増発する。それに伴い1906発の普通を15分繰上げる。

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『ひろせ野鳥の森』以来14年ぶりの新駅『ソシオ流通センター』が開業する秩父鉄道のダイヤ改正、早朝の増発、繰上げによる熊谷でのJR接続の見直しの他、平日はほとんどの列車の時刻が大幅に変わる白紙改正となった。

『ソシオ流通センター』駅は、熊谷から3.3キロ、持田から1.5キロのところに新設される１面１線構造の請願駅だる。周辺には市場や物流センター、自動車教習所があり、駅近くのマックを始めとした飲食店が国道沿いに建っている。国道沿いには朝日バスの青果市場前バス停があるものの、一日７本しか通らない。新駅設置の影響は、周辺の工業団地だけでなく免許のない人が利用する教習所にも及ぶだろう。なお、この新駅の設置に伴い、秩父鉄道の最長駅間は熊谷～持田4.8キロから波久礼～樋口4.4キロに変わることになる。

平日朝は熊谷着時刻の見直し、寄居方面からの列車は623に、羽生方面からの625に到着し、637の新幹線に乗り換えることが可能になる。在来線の方は接続を気にする必要がないくらい走っているけど。また繰り上がった影森発は、御花畑では西武線に６分で接続する。恩恵があるのは影森からの客だけになるが。影森初電が新設されたので、既存の初電は10分繰下げ。これは、御花畑で西武線に８分接続、寄居で東上線に７分接続する。熊谷着は653、56分の東京行新幹線に乗るには武川で急行に乗り換える必要がある。新設普通が熊谷まで逃げ切ることはできなくはないけど、羽生方面からの折り返しが45分から51分まで塞いでいるから、石原で待避することになった。

夜の急行は時刻繰り下げ。18時台、19時台、20時台は、新幹線からの乗り換え時間が拡大し、湘南新宿ラインや『スワローあかぎ』から新たに接続することになった。影森から先の接続時間も見直し、三峰口への最終は熊谷発2035の普通から2041の急行に繰り下がった。一方、熊谷発2230の急行は2219の普通に、その送り込みの影森発2125の急行は2124の普通羽生行に格下げとなった。夜間と言えば、羽生発2121の影森行は、21日の東武の改正で『りょうもう』からの12分接続が、『リバティ』からの15分接続となる。ついでに羽生着654は新設の『りょうもう』に接続するのではないかと。

熊谷発19時台は33分に普通影森行を増発、前後列車との運転間隔は影森まで20分以下を維持することになった。高崎線の籠原以北より便利な気が。この増発の影森行は『スワローあかぎ』から８分で接続する。また、熊谷発2137以降は最終2300までほぼ20分の運転間隔になった。20時台は急行を抜けば40分以上も開くというのに。

土休日は平日と違い、データイムのダイヤをあまり変更しなかった。羽生方面は影森初電を繰上げる形で増発、平日と同じく熊谷で新幹線に接続する。19時台の熊谷発寄居方面は28分しかなかったのが、15分と51分の２本になる。この時間は新幹線より在来線の方が接続いいような。2007発は2016発に繰り下げ、2002着の上野東京ラインからギリギリ乗り換えだったのが、2007着の湘南新宿ラインから余裕で乗り換えられるようになる。